見出し画像

腸の菌の話

※前提として0%の菌は増やすことはできません


腸って深いのです、深めすぎると〇〇が悪いんだ、あ〜しなきゃこ〜しなきゃと迷走する笑
なので、ポイントを箇条書きにしていきます。


【菌のこと】

・腸には1000種の菌がいて、うち20〜150種を保有している(ちなみに私は58種、少なっ笑 平均80種、30種下回ると病気のリスク)
・菌は分娩時に母体の肛門より母体の菌を受け継ぐ。帝王切開の場合は、最初に触れた菌。妊娠前から腸を整えておくと良い
・ベースは3歳までに決まり、様々な菌に触れる(食も人も環境も)ことで多様性が生まれ強くなる
・成長と共に菌は増えにくくなるが、減ることは大いにある。除菌、抗菌、薬、食べ物、ストレス。
・子供の腸はとても弱いで、未消化物が血管に入り込みやすい(=皮膚反応)。離乳食、グルテンやタンパク質は遅いに越したことはない。


【善玉、悪玉、日和見菌】

・善玉菌、悪玉菌、日和見菌、は2:1:7のバランスが理想。このバランスが崩れると免疫に影響し炎症反応がでる(免疫の70%は腸にあり)
・善玉菌は、ビタミンB群を作る、水素を発生、消化吸収の補助、感染防御(IGA抗体)、免疫刺激(マクロファージのエサ)、生菌だけでなく死菌を入れることが大事←バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)
・悪玉菌は、乳酸菌が生きられる環境を作るので10%はいてほしい菌。ビタミンを合成したり、良いミネラルを作ってくれる。悪玉菌が多いと腐敗し、大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌等悪さをする菌が働く
・日和見菌は、善玉菌と悪玉菌どちらか優勢な方に作用する。多いと調子に乗り悪さをする(私は89%いた笑)
・糠漬け、キムチ、酢、塩→善玉菌が増える
・タンパク質→悪玉菌が増える(ガスが臭い)
・麹、酵母、甘酒、酵素ドリンク→日和見菌が増える
・日本人は昔からの発酵食がベースなので日和見菌が増えやすい。ここに欧米食が加わることで悪玉菌も増え、善玉菌が殆どいない、なんていう方が多い。何事もほどほどに
・菌は1日5000億入れると良い(食事では摂りきれない為サプリで)
生菌が腸に生きたまま届くかよりも、死菌も含めて腸に届く種類と量が大事。近年では、プレバイオ、プロバイオではなくバイオジェニックス(乳酸菌生産物質)が着目されている
乳酸菌やビフィズス菌が0%の人はいくらプレバイオ、プロバイオを意識しても増えない。乳酸菌生産物質を取り入れる方が効果が高い



【乳酸菌】
・1%いると良い
・免疫バランスを整える(IgA抗体を作る)、アレルギーの抑制、マクロファージの餌(免疫細胞)
・乳酸菌がいないとマクロファージに餌を与えられず老廃物の処理ができない→結果便汗尿から出なくてセルライトになる
・糖を利用して酸を作り出す(糖質制限はNG)→腸内を酸性に保つことで悪玉菌を抑える
・でも、善玉菌が20%超は酸化しすぎている→体にエンジンがかからない


【ビフィズス菌】
・10%いると良い
・機能は乳酸菌と同じ
・トリプトファンを増やしてくれる(メンタルや睡眠に必要)
・乳酸菌がいなくてもビフィズス菌がいてくれれば、乳酸菌を作ってくれる!

菌の存在は本当大切です。
でも、悪玉菌ばかり日和見ばかり‥
善玉菌が全然いない!
乳酸菌、ビフィズス菌が0%!
なんていう方も沢〜山います。
だから年々メンタルや病気疾患が右肩上がりなんですよね。


そこで腸活ブームがきたわけですが、何が自分に合うのか?整え方もそれぞれです。
そもそも元々菌がいなかったり、弱った腸に腸活は逆効果だったりするので。


どうしても私たちは菌を入れ込みたい!
食で改善したい!となりがちですが、
意外にも、緩んで沢山笑うことの方が菌が増えるなんていうデータもあります。


自分にとって心地良い選択で菌を育み、未来の子供達に繋いでいけるといいですよね♡
(かくいう私は乳酸菌は0に等しく、ビフィズス菌も5%程しかいないので..乳酸菌生産物質で機能改善をしています)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?