見出し画像

12月のハッピーボード、できたよ~!

こんにちは。学校が少しでも子どもにとって楽しみになるように、絵を描いたり工作したりというスクールアートセラピー活動をしています。
その記録です。5分程度で読めます。
小学生のママ、絵を描くのが好きという人が楽しめる記事かと思います。

コロナ以前は昼休みに工作をしていました。ものづくりは子どもに人気でしたが、コロナで密を防ぐため今はお休み。代わりに大きな掲示版に子どもが楽しめるような装飾をしています。

アートというより、ハッピーな気持ちを引き出すものなので、結婚式のウエディングボードにならって、ハッピーボードと呼んでみました。

11月のハッピーボードはこんなかんじです。


てっぺんは、星!
子ども達が描いてくれたジンジャーブレッドクッキー!


左下の方には雪だるまをいっぱい並べる。

小さい雪だるまは子ども達が描いてくれています。


右側にも雪だるま。

雪だるまにマフラー描く子が多いですね。
 寒そうだから?  
やさしいなぁ。


ちょっと寄り道。

これは、図書室。
クリスマスツリーは昨年にママ達がお花紙で作ったもの。

これは図書室の様子

去年のツリーを図書室で使いまわしています。
下が去年のハッピーボード。

昨年のツリーと全体像
右上にちいさいサンタクロースがいます。


さて、話を戻して今月のハッピーボードはこんなです。

      立体的なツリーが唐突に学校に出現!

蛇腹に追って二つ折りした紙を、サイズを少しづつ変えて上に段々に重ねるだけで出来上がり!
簡単ですが、自宅用のツリーのような大きさと立体感。

毎年、どうやって平面に立体感のあるツリーを作ろうかなと考えます。
すでに来年はどうするか考え中。
ツリーは2年続いたので大きなリースがいいかな?それともサンタ?

子どもたちに絵を描いてもらうのは、一緒に作った方が楽しいから。
大人では考えられない色や模様が描かれて嬉しいから。
そして、「ありがとう!」「いいね!」と子どもたちに言いたいから。

働いていると、お子さんにお手伝いしてもらいにくいと思いませんか?
私は自分が忙しいと、子どもに教えているより自分でした方が早いので、
自分で家事をやってしまうことが多かった気がします。

昭和のサザエさん一家のように専業主婦だったり、おばあちゃんがいれば、ゆっくり子どもに手伝ってもらって夕飯作ったりできるでしょうけど、現代では難しそう。子どもに教えながら手伝ってもらうのは時間がかかるから。

朝は「早く!早く!」と保育園や学校に追い立てたり
夜は「宿題やったの!」と義務をクリアしたか確認したり。
毎日がバタバタと過ぎてゆく。

お手伝いしてもらえば、子どもに「ありがとう!」って沢山言えるのに。
大人から子どもに感謝して喜ぶ場を作りたかった。自省をこめて。

それから、もう一つ言うと、子どもの共通体験も学校で作りたかった。

私が小学生の頃は、各家庭にテレビはあったけれどビデオはない時代。
もちろん、ユーチューブもNetflixもディズニーチャンネルもない。

だから、翌日学校で
「ねえ、きのうのトップテン見た?」
「アィ~ン!」
という志村けんのマネのような、テレビという共通の子ども文化があった。

今は各自がバラバラに好きな動画をスマホで見られるので、クラスで同じ共有体験をすることが難しい。

だけど、学校の廊下というのは、みんな共有。

クラスは違ってしまったお友だちと昼休みに集まって、話したり遊べる場がハッピーボードの周辺になればいいなと思っています。

そのための仕掛けとして占いや、釣りや、玉入れを取り入れて、学校にハッピーを持ち込みたいのだ! 

小学生の時、他のクラスは入りにくいと感じませんでした?
私は入ってはいけないくらいに思っていました。

でも、学校の廊下は共有スペースなので、誰でも行けるというのがいいなと思っています。

実際に過去の事例が見たい人は、どうぞ!

玉入れは、ここで読めます。


釣りはここで読めます。

占いはこちら。

私はちょっと絵が描けるだけで、デザイン系とかではありません。
少し絵心のある方なら、似たようなことが学校で出来るはず!

子どもが喜ぶと手伝ってくれるママが現れ、予算がつきました。
学校の先生方が物を置きやすいように長机も持ってきてくれたり、脚立を購入して助けて下さいます。
事務の方が使用しない文具を譲ってくれたりもします。

協力の輪が広がり、どんどん活動しやすくなりました。
だって、子どもが笑顔になる活動だから!
ママも先生も協力してくれる。感謝しかありません。

あちこちの小学校で、こういう活動広がらないかな~と思ってnoteに書いてます。やってみる人がいたら、仲間がふえてうれしいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?