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日本の義務教育中に習った英語が、実際に海外に来てどう影響したかのお話

こんにちは!

みなさん、英語の授業は好きですか?

わたしは国語と歴史のテストの点数は良くなかったですが、英語は割と好きで、悪い点を取った記憶はあまりないです。

高校卒業までは日本にいて、その後に海外に来て、ワーホリを終え大学卒業をした今、高校までの英語がどう影響したかをお話します。

結論だけが知りたい場合は、記事の最後までとんでみてください。

ちなみに、わたしが人生で1番悪い点数を取った教科は保健体育です。
(体育は得意だったけど、保健体育はなぜか全然点数取れなかった…)


今までの英語の授業について

どう影響したかをお話する前に、わたしが受けてきた英語の授業がどのようなものだったかお話します。

小学校

このときの英語の授業は、文法やボキャブラリーを学ぶというより、挨拶を習ったり、を歌ったりしました。

それこそよくある、Hello, how are you?など、先生が言ったことを繰り返したり、質問に返したり…

ネイティブの先生がいたかは覚えてないですが、メインの先生は日本人の方だった気がします。

このときから単語帳を持ってたかは、ちょっと覚えていません。

中学校

中学では、小学校の時のように歌を歌ったりはせず。

文法ボキャブラリーをひたすら学びました。

この頃はリーディングライティングの授業を本格的に受けました。

高校

高校では、英語の時間が2種類あり、ネイティブの先生がひたすら英語をしゃべっているクラスと、日本人の先生がリーディングとライティングを教えてくれるクラスがありました。

ネイティブ先生のクラスでは、スピーキングのテストがありましたが、事前に英文を考えれるようなものだったので、難しくはなかったです。

日本人先生のリーディングのクラスでは、順番に文章を読んだり、和訳をしたりしました。

ただし、ここでは発音など全く気にせず、日本語英語で文を読みました。(「I’m going to 〜」ではなく、「アイムゴーイングトゥー」って感じです)

中学と同様、文法がとても大事で、ボキャブラリーのテストも頻繁にあったので、単語帳を常に持っていました。

ワーホリ中

そして高校を終えてから、カナダのワーホリに来まして。

結論から言うと、小中高で習った英語、思ってたより全然役に立ちませんでした。

英語の基礎(主語や述語など)を理解していることは、もちろん大事で役に立ちましたが、

何より、学校であれほど単語帳で習った、”英語の試験のためのボキャブラリー”を使う機会が思ったよりなくて。

日本で単語を学ぶときは日本語で理解していたので、現地では、意味が習ったのと少しちがうぞ…?と思った単語もいくつかありました。

個人的に1番苦労したのは、話すこともそうですが、リスニングでした。

話す前にまず、相手が何言ってるか分からない…と思いました。

日本語英語を話す英語の先生に慣れていたというのもありますが…

学校にいたネイティブの先生はみんな、きれいな英語をハッキリ話していたので、

実際には、”英語を教える立場でない人がしゃべる英語”がなかなか聞き取れなかったです。
(異様に話すスピードが速い人や、ひげが邪魔なのかモゴモゴ話す人など…)

特に、他国のアクセントがあったりすると、もう分かりませんでした。

大学入学前+在学中

カナダの大学に入学するにあたって、TOEFLIELTSのスコアが必要でした。

高校のときに、わたしがいた理系のクラスは数学や理科がメインだったので、受けたことがなかったですが、文系のクラスの生徒はTOEICのクラスがあり、試験を何度か受けていたようでした。

そのときは、何か英語のテストやってて将来役に立ちそう…良いなぁ…と思っていました。

ですが、実際海外に来てみて、誰もTOEICのことを知らず大学入学するにもTOEICの点数は使えなかったので、

全部のテストが同じようなものだと思ってたけど、ちがったんだ…とそこで知りました。

ですが、ここでやっと、日本で英語のクラスを真面目に受けといて良かった!と思ったのが、

TOEFLのリーディングとライティングのテストで、今まで習ったボキャブラリーが結構出てきました。

ライティングでも、シンプルな過去形だけでなく、

完了形、過去完了形などを使いこなせると有利だったので、すごく役に立ちました。

そして実際に、大学入学してみて、TOEFLのテストの時と同様、リーディングとライティングで今まで習ったことを活かせました

日本ではあまり馴染みのないエッセイや、課題のレポートなどを書くときに、英語の基礎の部分が役に立ちました。

結論

ワーホリ中には、日本の英語のクラスでやったことは、思ってたよりほぼ役に立ちませんでした

理由としては、

  • 英語の試験用に学ぶ文法やボキャブラリーを一切使わなかったから

  • 英語の教科書にあるような、長いパラグラフを読むことがそもそもないから

  • 日常会話では、シンプルな言葉しか必要ないから

などなど。

大学入学と在学中には、日本の英語のクラスでやったことは、とても役に立ちました

理由は、

  • 入学に必要なTOEFL/IELTSのリーディングとライティングで、習ったボキャブラリーを活用できたから

  • 在学中にはエッセイやレポートを書く際、ちゃんとした文法日常会話以上のボキャブラリーが必要だったから

ちなみに、高校の英語のテストのために頑張って覚えたイディオムたちは、別に知らなくても問題なく生きていけたので、

知ってたら使えていいけど、知らなくても特に変わらないな、という印象でした。

おわりに

今回の記事を書いてみて、海外で何がしたいかによって、英語の授業が役に立つかどうかが変わってくるなと思いました。

ですが、自分の人生で今後、何が必要になってくるかは誰も予測できないので、

特別に嫌いとかでなければ、勉強できるときにした方がいいんではないかな、と思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

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