なぜ統失 第5部 「デイケア&自宅療養編」最終話⑨3度目の入院の理由。
前回の続き。
2度目の退院から約半年は経ったでしょうか…
ある日の診察日、
いつも通りアタオカ先生に、
「調子はどうですか?」
と尋ねられたので、
「変わりありません」
と答えました。
すると、アタオカ先生が、
「今回から新しい薬に変更します。なので、暫く様子を見る為に入院してもらいます」
え、薬を変えるから入院?
( ゚д゚)
アタオカ先生は、
「1ヶ月だけっ!」
と笑顔で答えました。
僕は、前回入院させられた時に、
『いやっ』
と、悲鳴をあげて椅子から立ち上がっただけで、
屈強な男性看護師2名に羽交い締めにされてしまった経験があるので、
一言、
「本当に一ヶ月だけですよね?」
と、冷静に問いただしました。
アタオカ先生は、
一ヶ月だけだと約束してくれました。
”アタオカ先生が約束を守るわけがありません”
それからすぐに精神保健福祉士の方と、
ガタイの良い看護師が2名やってきて、
医療保護入院の同意書にサインを求められました。
僕が嫌々同意書にサインをすると、
すぐに屈強な男性看護師2名に腕と肩を捕まれ、
そのまま閉鎖病棟に連行されてしまいました。
恐らく、
ていうかまず間違いなく
僕を入院させたいが為に、
うちの母親が電話で病院に相談したんだと思います!
(前話参照)
ちなみにこの頃も、
変な妄想幻聴は一切ありませんでした!
多大大量処方で、
なんにもやる気が起きないひどい陰性症状でした!
なぜ統失 第5部 完
To be continued…
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