見出し画像

ワイドローラーコラボを★5まで使ってみた~ガチエリア編

基本編、ナワバリバトル編に続き、今回はガチエリア編となります。
ワイコラの使い方、対面の仕方は基本編にて解説していますので、まだの方は読んでいただけると嬉しいです。↓


ギア構成

引用:GameWith様

ナワバリバトルと同じギア構成としております。
ガチエリアは塗りの力が勝敗に大きく関与する為、メイン効率、ヒト速を主軸とした構成としております。


ガチエリアの戦い方

 ガチエリアでのワイコラの役割はエリア管理となります。
味方のヘルプももちろん行うのですが、それよりも生存意識を高く持ち、エリアの塗りを第一に考えましょう。
 相手に確保されたエリアをいち早く止めカウントを進ませない。確保したエリアを相手にストップされた場合、即座にエリアを確保しカウントを進める、また、確保されてペナルティが付くのを防ぐ。
ガチエリアにおいては当たり前のことですが、これを行うのにワイコラは適任の武器だと思います。

味方のポイントの進みを早くし、相手の進みを遅くさせる。
ノックアウトまで100ポイントで済むところ、ペナルティにより200ポイント近く稼がないといけない状況を無くすのです。
これにより、エリア確保時間はこちらの方が長いのに負けてしまうことを防ぎ、逆に少ない時間でも勝ってしまう状況を目指します。

一度エリアを確保したら、二度と相手に確保されない気持ちで臨みます。


1.初動について

①スペシャルポイントを溜める

 まずはスペシャルポイントを溜めた状態で、エリアに到着するようにしましょう。初動では、焦ってエリアを確保する必要は全く無いと考えてます。
 理由は2点あります。
 まず1点目は、初動で相手にエリアを確保されたとしても、その後塗り返してエリアを確保すれば相手にはペナルティが付きます。実質的な被害はそこまでではありません。
 次に2点目。初動で急いでエリアを確保した場合、相手はスペシャルを使いながら、打開を試みてきます。このときに相手を迎え撃つ準備が整っていないと、簡単に打開をされてしまう可能性があります。
 以上のことから、初動はエリア確保するよりも、今後の展開の為に準備をすることの方が大切だと考えています。

 ナワバリバトルと違う点は、自陣塗りの考え方です。ナワバリと違い、自陣の塗りは勝敗に関与しません。自陣や塗りやすい場所は味方のスペシャル用に取っておきます。

②ルートを確保する

 先程書いたスペシャルポイントを溜める際の動きにも通ずる部分です。
エリアの端、味方が塗りづらい場所、味方が出る際の塗り残しの隙間を優先的に塗りながら前に出ていくのですが、同時に味方や自分の為に、エリアに向かう道、裏取りの為の道を何ルートか作っておきます。これは縦振りを使い、直線的な塗りで大丈夫です。これにより、自陣にてスペシャルを溜めた味方が、スムーズに前線に復帰できるようになります。
さらにここで重要なのは壁の塗りです。
 仲間がデスした後に復帰し、自陣にてスペシャルポイントを溜め、エリアに戻る状況を考えます。床だけしか塗っていない状態ですと、エリアに近づいていく際に、壁を塗ってから近づく必要があります。
 壁を登った先には相手がうろついています。この壁塗りを味方にさせてしまうと、そこで余計な時間が生じ、エリア到着の時間が若干遅れます。また、壁を塗る際に相手に位置がバレやすくなり、裏取りの成功率も下がります。加えて、壁塗りにインクを使用することで、一旦インク回復する必要も出てくるため、突っ込むタイミングが1テンポ遅れる可能性も出てきます。
 味方が対面中ピンチになった際の逃げるルートとしても、対面で相手を追う際の使用ルートとしても有効です。相手の裏取りの抑制にも効果があります。
 壁塗りは味方のスペシャル溜めにも影響がない為、率先して行いましょう。壁のあらゆる面に何ルートも作っておきます。

 初動は味方より少し後ろを進むことになりますが、味方が上りそうな壁は後ろからラインマーカーで塗ってあげると、オシャレなサポートをすることができます。

※ここまでヒラメなどの高台の先にエリアがあることを前提に話していますが、その他のステージも同様となります。エリアに向かうルートや裏取りのルートの高台や段差を対象として考えていただければと思います。

 また、初動でルート確保をしていると、裏取りしようとする前線武器と鉢合わせる場面も多くあります。常にマップで相手の出方を見ながら十分に警戒しましょう。相手が抜けてきそうな場合は、一旦塗りをやめて潜伏する、事前に抜けてきそうな場所は塗りをしておくなどして、冷静に対処しましょう。

③高台を陣取る

 エリアにメインが届く高台を陣取りましょう。ここがワイコラの主戦場となりますが、長射程武器には要注意です。常に射線を意識しましょう。
 各ステージごとに場所は異なる為、実践を繰り返して覚えていくしかありませんが、基本的にはエリア手前の高台と考えていただければと思います。

※ヤガラのような高台が無い場合は、壁に隠れながら戦うこととなります。
手前は横振り、奥は縦振りでエリアを塗っていきます。この際はラインマーカーを頻繁に使用し、相手をけん制していきます。

④メインをエリアを塗った後、アメフラシを投げる

 高台に到着したらまずメインでエリアを塗っていきます。この時味方のサポートを念頭に置きます。
 先に記載したとおり、味方から若干遅れてのエリア到着となります。エリア付近、エリア中で味方は必死に相手と戦ってくれていることでしょう。まずそこを相手ごと塗ってアシストキルをしていきます。ここではインク残量を気にせず、使い切るまで使用してOKです。ひたすらサポートをしながらエリアの塗りをして下さい。攻撃と塗りが同時にできるのはワイコラの強みの一つなので、これを活かさない手はありません。
 相手目線で考えると、対面をしている中、上からワイコラのメインが降ってきてダメージを負わされ、さらには足元の塗りも悪くなっていくという最悪の状況になります。よほどの猛者でない限り、撤退するかデスします。

 ここで相手が頑張って塗り返してきても、必死に塗り返して下さい。よほどのことが無い限りは、ワイコラの塗りの方が強いので、相手に取られていたエリアもカウントをストップするところぐらいまではいけるはずです。ストップまでいけなくても構わず相手と塗り合いを続けて下さい。これが後々効いてきます。

 インクを使いきったらすぐさまアメフラシを使用しましょう。
使用する場所の第一優先は長射程武器に対してです。さきほどのサポートの際に、あらかじめ長射程武器の位置は把握しておきましょう。アメフラシにて長射程武器をどかしていきます。
 長射程がいない場合(編成にいない、既にデスしている、相手の位置取りが悪く動きに影響を及ばさない場合)は、エリアに投げましょう。
 エリアが2つに分かれている場合は、自陣側はメインで確保し、相手側(奥側)にアメフラシを投げていきます。投げる際は、ナワバリ編でも触れた通り、アメフラシの発生範囲を考え、必要のない手前側には効果を発生させないようにしましょう。手前側はメインで塗れますので、迷ったら奥側に投げておけばいいと思います。
 アメフラシを投げたら、タンクも全回復をしていますので、アメフラシにかぶせてメインをまき散らしましょう。ここで先ほど相手と塗りあった効果が出てきます。インク残量に余裕のない相手も多いはずですので、相手は逃げるしかありません。少しインクがあったとしても、逃げる際の塗りに使用する為、こちらに向かってくる余力はほぼ無いことが多いです。


2.初動後の動き

 初動後から終盤まではやることは変わりませんが、初動の結果や相手の編成、動きにより、変化をつけるといいと思います。ナワバリ編と同様、一概にこれ!とは言い切れませんが、いくつかの状況に分けてご説明できればと思います。

①基本的な動き方

 高台からひたすら横振りでエリア確保をしていきます。大量のインクが降っている状況ですので、相手が近づいてくるのは困難となります。余裕を見ながら、高台の周りの塗りを広げ、さらにデスするリスクを減らしておきます。何度も言いますが、長射程の射線と裏取りも含め突っ込んでくる短射程のことは常に頭に入れておきます。
 塗りの際は初動と同様、味方のサポートを優先させます。

 エリアの塗りについては1つのエリアを自陣側と相手側の2分割にして考えると分かり易いと思います。(エリアが2つに分かれているステージはそのまま自陣側と相手側という考えでOKです。)
 まず自陣側ですが、こちらは常に塗りを続けます。エリアの半分を抑えることできていれば、カウントストップにまではなるものの、相手は確保までいけず、相手カウントが進むことはありません。つまり負けないのです。これはガチエリアを行う上で、最重要な考え方となります。
 また、塗りの際に余裕があればエリアの周りも塗っておいて下さい。味方の動くスペースにもなりますし、相手が攻めづらくもなります。

 自陣側を確実に確保している状態から、相手の隙を見てエリア相手側を塗っていきます。上手くいけばエリア確保、できなくてもストップのままという状況を続けます。場合によっては持久戦の様になりますが、着実にポイントを積み上げることができます。
 ここで私の小さなこだわりを書かせて下さい。エリアの相手側を塗るときは、エリアの中央から奥へと塗り進めることは避けるようにしています。動きとしては、相手の隙を見てできる限り前に出て、エリアの奥から中央に向けて戻りながら塗るイメージです。
 戻りながら塗ることで、生存率を上げることができるからです。手前を塗りながら前に出たとしましょう。気づいた相手が止めてこよう攻撃してきます。そうすると相手との距離が近い状態でエリアの奥側を塗らなければならなくなります。デスするリスクが大きくなる上、エリア確保も難しくなります。
 隙を見て奥から塗り始めたとすれば、相手が攻撃を開始した時点では引き打ちをしながら自陣側に戻っていけます。相手との距離を取れるだけでなく、けん制と塗りも同時に行なえますので、逃げながらエリアを確保することができます。
 奥を塗るために前に出るのはあくまでリスクが少ない時で大丈夫です。具体例をあげますと、対面している相手のインクが切れた瞬間や、縦振りやラインマーカーを相手に当て、相手が下がった瞬間となります。これで危険を最小限にした状態ででエリアを取ることができます。

 また、エリアの塗りはメインの横振りを使用しますが、相手にインクが当たる場合があります。味方のサポートの為、狙って当てる場合もありますし、エリアを管理してたら偶然当たってしまう場合もあります。
 こちらを狙っている武器の存在が無い場合は前に出るチャンスです。人速を駆使して相手を追いかけてキルしましょう。ここも基本的には横振りでいいと思います。床の塗りを同時に発生させる意識です。

基本的な動きはこれで問題ありません。ほぼほぼ有利に試合を進められると思います。

②有利な状況

 初動が上手くいったり、前項の基本的な動きをしていて有利な状況になった場合は、きちんと前に出ていきましょう。

 動きとしては、ナワバリ編と同様となります。
塗りを広げる、抜けに注意する、ビーコン代わりとなる等。
 ただしナワバリと違う点はあります。ポジションとスペシャルの使い方です。

 ポジションについてですが、ナワバリの場合はどんどんラインを上げていき、相手が抜けるルート、つまり最前線の一歩手前でカバーするとお伝えしました。ガチエリアの場合、これだと前に出すぎだと思います。エリアは中央にある為、前線を上げていくにつれ、エリアからどんどん離れてしまいます。これが危険です。
 相手に抜けられてエリアを塗られ、大量のペナルティが課せられる。これが最悪のケースです。せっかくノックアウトが近づいてきたのに努力が水の泡となって消えていきます。もちろん、ポイント差だけを見れば勝ってはいますが、相手に逆転のチャンスを与えてしまうことになります。
 ナワバリの場合は、万が一抜けられてしまったとしても、塗られた分塗り返せばよかったのです。ステージのどこを塗ってもポイントは変わりませんので。ガチエリアとの違いはそこです。
エリアを確保されたら塗られたら、ほぼ一からノックアウトに向けてやり直すハメになります。

 では具体的にどの場所まで前線を上げればいいのか。

それはエリアの奥にある相手側の高台です。後ろを振り返ればエリアにすぐ手が届く、相手の動きが見やすいという理由です。そこを守っていきましょう。
 味方が前に出ていったとしても、我慢してそこで留まり続けて下さい。
やることが無ければ、周りの床、壁をひたすら塗りましょう。これで相手が前に出ようとしても、出づらくなります。

 相手が打開の為、無理に出てきても生存意識を強く持って下さい。相手が見えたら下がって大丈夫です。強引にキルを取ろうとせず、遅延させればOKという考えでいいと思います。そこで一旦下がってとしても相手がエリア確保まで到達できなければ何の問題もありません。
そもそも高台という有利な場所にいる上、辺りは自分のインクになっていますので、近づくまでに相手の体力を削れることも多く、結構キルが取れます。

遅延させている間もエリアのポイントはどんどん進んでいきます。
もしキルを取るとすれば、じっくり相手を観察し、相手のインクが切れたタイミングで一気に攻撃しましょう。

 スペシャルについては、あらかじめ溜めておき、打開されそうになるまで、大事に取っておきます。相手がエリアを確保しようとした時点でエリアに投げます。相手はエリアから離れなければデス、離れればエリア確保できないという状況に追い込まれます。
 有利な状況でスペシャルを使用するのは、ノックアウトもしくはタイムアップ直前の10秒前くらいに勝利を確定させる為に使用するくらいだと思います。


③不利な状況

 ここは一般的なこととなってしまいます。スペシャルを溜め、仲間と一緒に使用し、手前の相手をキルしながら前線を少しずつ上げていきます。それしかありません。
先程まで書いたように、焦りだけは禁物です。
ワイコラの抑えは強いのでエリアを止めさえすれば、あとはどうにかなると考えて下さい。

 これだけだと何の説明にもなっていなく申し訳ないのですが、ワイコラだからできることもありますので、1つご紹介させていただきます。

相手のポイントがどんどん進んでいって、このままだとヤバいと思ったとき、単独で突っ込むことがあります。
 それはエリアの強制確保をしたいときです。
 まずは縦振りでルートを作り、その後アメフラシを使用します。これはエリアに向かって使用することもありますし、状況が悪ければ手前の相手をどかしたり、奥の長射程をどかしたりにも使います。自分がエリアにたどり着くために使用して下さい。
 そしたら一気に突っ込みエリアで塗りを広げます。さんざん生存意識とお伝えしてきましたが、最終的にデスしてしまっても構いません。
エリアを確保し、相手にペナルティをつけることが目的です。

 この動きを仕掛ける際は、エリアの相手カウントをストップした段階、人数優位の場合をきっかけとすることが多いです。

戦い方については以上となります。
最後に相手スペシャルについての対応について書かせていただければと思います。


3.相手スペシャルについての対応

相手スペシャルの対応について2パターンに分けてご説明いたします。

①自分に向かって使用された場合

 先程までお伝えした動きをしていると、相手はなかなかカウントが進まず、エリアを確保しようとしてもすぐ塗り返されストレスが溜まってきます。そのうち、「あのワイコラが邪魔なんだ」となってきます。
 だいたいバトルの中盤から、相手からのヘイトがすごいことになってきます。短射程が突っ込んでくるわ、長射程に狙われるわ、スペシャルを投げつけられるわ、ボムがとんでくるわと、散々です。でもそれでいいんです。
 本来ならエリアに投げたい、もしくは他のところに使いたいスペシャルをワイコラ一人に使ってくれるのです。味方からすればかなり動きやすいですよね。
 自分に向かって使用されるスペシャルはキル系がほとんどになると思います。こちらは全力で逃げましょう。本当に全力で安全確保に走って結構です。デスしないことが第一です。
 1点だけ足すとすれば、逃げる前にエリアにアメフラシが吐けるとベストです。こちらが逃げている間にエリアを確保されることを防ぐことができます。
 こういったこともあり、スペシャルはいざという時の為に大事に取っておくことをお勧めします。

②エリアに向かって使用された場合

ワイコラの対物性能は強いので、きちんと処理しましょう。

・ナイスダマ、トリプルトルネード
攻撃が広がるときに、落下地点に横振りをします。
これにより、ナイスダマ・トリプルトルネードの塗りを無効化することができます。また、投げている間、相手の動きが遅くなりますので、一気に詰め寄りキルを取るのも手です。

・ホップソナー、デコイチラシ
こちらはすぐに破壊しましょう。
ホップソナーは縦振りで破壊していきます。デコイチラシは横振り2回で壊せますが、1個ずつではなく同時に何個かを攻撃し破壊しましょう。

・グレートバリア
グレートバリアは上の弱点部分を縦振りで攻撃します。対物ギアを積んでいなかったとしても、かなりの速度で破壊出来ます。
相手が思う以上の速さで破壊できるので、油断を突くことができます。複数人中に入っていることも多いため、破壊後はキルを取りに行くのもアリです。高台から横振りをお見舞いしましょう。縦振りでバリアを一気に縮小させ、バリアからはみ出した相手にも攻撃を当てることもできます。

・アメフラシ
逃げながら塗っていきましょう。後出しでアメフラシをぶつけられるとベストです。エリアに投げ、アメフラシがエリアを通過後、相手がいる方向に進むような角度で投げると相手をどかすこともできますので、効率がいいです。

・カニタンク
そっと近づき破壊しましょう。
破壊出来なくてもちょっかいを出してヘイトを買い、エリアを塗らせないようにする、連射を止めさせるのが狙いです。

・ジェットパック、ショックワンダー
打ち落としましょう。

・スミナガシート
スミナガシートに向かってひたすら攻撃を仕掛けましょう。
こちらの攻撃は貫通しますので、スミナガシートの裏に潜伏してくる相手を倒せます。こちらの攻撃範囲は広いので、適当に振っていれば当たったりします。倒せなかったとしても、シートの裏がこちらインクになる為、相手は前に出づらくなります。

・サメライド
スぺ強を積んでいる場合は、ほんとに厄介です。
一瞬で確保されます。ホントに辞めて…。
確保されるのは防げない場合が多いので、ポイントの進みを1つでも減らす為、すぐに塗り返します。
特に退路側を塗ることで、キルを狙っていきます。
爆破時のキルを狙うのは縦振りの1確範囲が届かないことが多いので、やめた方が無難です。

ナワバリ編に引き続き、長文となってしまいましたが、ガチエリア編は以上となります。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
この記事を読んで、ワイコラに興味を持つ方が1人でも増えてくれると嬉しいです。


他ルール解説

ナワバリ編

ガチアサリ編

ガチホコ編

ガチヤグラ編


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?