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第12回 TOHOKU CUP 2024 in AOMORI 最終日観戦記

9月14日から16日まで開催された第12回 TOHOKU CUP 2024 in AOMORI

東北の6チームが王座をかけて試合をする大会に私は16日の
決勝戦と3位決定戦を観戦しに行って来た。

今回はそのレポートを書いていく。

場所は2024年7月に新規開業したカクヒログループスーパーアリーナ(青森市総合体育館)
24-25シーズンより青森ワッツのメインアリーナになる。
このアリーナがとても立派で天井に電光掲示板が設置されている。

サイズはやや小さいが目の前で繰り広げられている攻防が
すぐに映しだされるのはとても新鮮。

会場の大きさもそこまで大きいわけではなく、満員でも4000人の収容
は出来ないとのこと。
それもあってか二階席からでも十分に近い感じがする。

この電光掲示板しかり照明の当て方だったり、これまでよりも
プロバスケットボールチームのアリーナなんだという雰囲気が
増した気がする。

11時から3位決定戦がスタート。
青森ワッツvs山形ワイヴァンズの一戦。
終盤までもつれる展開だったが、青森のルーキー・大髙祐哉の
連続3ポイントなどで流れを作り、マックス・ヒサタケの豪快な
ダンクで試合を決めて3位は青森ワッツに。
地元チームの勝利が見れて良かった。

続く決勝戦。
秋田ノーザンハピネッツvs仙台89ersの一戦。
注目のB1対決。昨年と同一カードになった。
個人的に今回は仙台を応援していた。
ヤン・ジェミンやソルジャーこと片岡大晴が在籍しているからである。
やや個人技で得点する秋田とゲームメイクからチーム全体でパスを
回して得点に繋げる仙台。
昨シーズン、チームの要だった阿部が退団して得点力、ゲームメイク共に心配ではあったが、新加入の選手達がしっかりと埋めていた。
個人でもチームバスケでも得点を量産できるキッド。
1on1からの3ポイントシュートはほとんどの確率で決めていた。
秋田に在籍していたこともあったが、結構秋田ベンチを煽っていた印象。なにか因縁でもあるのかな。
多嶋朝飛のゲームメイクはさすがベテランだなと。
チームがバタバタしている時にしっかりと落ち着かせてゲームをコントロールしていた。
ヤンはスクリーンやリバウンドで存在感を発揮。もちろん得点も
欲しい時に取っていた。
ネイサン・ブースは終始落ち着いてプレーしていて、打点の高いミドルシュートは健在。あの高さは中々ブロック出来ない。
半澤は日本人ながら外国籍選手にリバウンドで負けていなかった。
実際何度か半澤のリバウンドに仙台は助けられたと思う。
ソルジャーも本当に良いタイミング、相手にとって嫌な時間帯に得点を決めてくれる選手。
ベンチから片岡が登場するとなにかやってくれるのだろうなという感じがする。
ブラジル代表のフェリシオも規格外の高さにただ驚いた。

ここでは書ききれないほど仙台はコートに立つ選手全員が良い仕事をやってくれる。
エースが抜けたりコーチが変わったりと大きな変化がいくつもあった仙台だが昨日の試合を見る限りでは何の問題もないのではないかと思う。

決勝も終盤までどちらが勝つかわからない展開ではあったが、キッドの
3ポイントとダンクで勝負あり。

見事、仙台が昨年に続き連覇を達成した。

やっぱり、現地で観戦するBリーグは最高。

まだプレシーズンの段階ではあるけど、開幕が待ち遠しい。

ここからどんどんBリーグが盛り上がっていく予感がしている。

はやく開幕してほしい!


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