たか丸

子どもたちに、主に英語や国語を教えています。興味は広く浅く、ときに物事を深く考えます。

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子どもたちに、主に英語や国語を教えています。興味は広く浅く、ときに物事を深く考えます。

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きっかけと変化(自己紹介のようなもの)

初めての投稿が、文藝春秋 × note のエッセイ・コンテスト「#未来のためにできること」で、SDGsについて考えることしか書かなかったので、自己紹介がてら、いろいろと綴っていこうと思います。 note は、書くことと読むことが好きな人が集まっていると思います。私はというと、塾で海外に住んでいる子どもたちに国語や英語を教えているので、国語の読解問題の中から興味を持ったものを買うことが多いです。もっぱら電子書籍で読んでいます。でも、紙の本の場合「積読(つんどく)」というそうで

    • よく知る「しこ名」だけれども、記憶の中の力士とは違う。隔世の感がある...。

      • 日常と非日常と、映画と。(『PERFECT DAYS』讃歌)

        2023年の大晦日、「札幌の奥座敷」と言われる定山渓温泉で一泊しました。元旦の午前10時、チェックアウト時間に合わせた送迎バスに乗って、札幌駅着が午前11:00。正午には十分帰宅できます。翌2日からは仕事…でも、まだ半日あります。 「せっかくの休みだから、もう少し何かしたいな」と思い、よく分からない思考回路が導き出した結論が、「映画でも観るか」でした。 「札幌_映画」で検索したところ、『ヴィム・ヴェンダース監督』という言葉が飛び込んできました。しかも『役所広

        • 午後の出勤だったのに、間違えて早く来てしまったことが分かり、いつになくゆっくりと朝食を取りました。デザートまで! 日々、ゆとりを持って過ごすことが大切だとしみじみ思ったのと同時に、多分、明日から、またバタバタと過ごしそうだとも思いました...。

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        きっかけと変化(自己紹介のようなもの)

        • よく知る「しこ名」だけれども、記憶の中の力士とは違う。隔世の感がある...。

        • 日常と非日常と、映画と。(『PERFECT DAYS』讃歌)

        • 午後の出勤だったのに、間違えて早く来てしまったことが分かり、いつになくゆっくりと朝食を取りました。デザートまで! 日々、ゆとりを持って過ごすことが大切だとしみじみ思ったのと同時に、多分、明日から、またバタバタと過ごしそうだとも思いました...。

           お食事中の方は読まれないよう、お願いいたします🙇🏻  「ブルーレットおくだけ」の「スーパーオレンジの香り🍊」を買い、思ったよりもずっと強い香りで気に入っています。  今朝、用を足したのですが、次の言葉がふと思い浮かんでしまいました。  悪貨は良貨を駆逐する ...

           お食事中の方は読まれないよう、お願いいたします🙇🏻  「ブルーレットおくだけ」の「スーパーオレンジの香り🍊」を買い、思ったよりもずっと強い香りで気に入っています。  今朝、用を足したのですが、次の言葉がふと思い浮かんでしまいました。  悪貨は良貨を駆逐する ...

          大丈夫です、全部見えてますよ☺️

           先日、会社の健康診断で健診センターに行きました。視力検査で、一番小さい⭕️の開いていると思う方向を指差しながら「ちょっと分かりません...」と伝えたとき、看護師さんが笑顔で伝えてくれた言葉、それがタイトルです。それも2回も。自信はなかったのですが、両目ともすべて正解できたようです。  その言葉を聞いたときにパッと思い浮かんだのが、そう、あれです。「とにかく明るい安村」さんの「安心してください、はいてますよ」です。  日本でこれが流行っているときは、あまりテレビを見なかった

          大丈夫です、全部見えてますよ☺️

          2023年8月31日、奇跡ではなくても、稀有なめぐり合わせでした。

          #映画感想文 #スラムダンク #thefirstslamdunk #めぐり合わせ  たまたま1日前に金曜日が休みと決まり、たまたまボーッと「X」を見ていたら、井上雄彦先生のツイートで「本日、千秋楽」とあったので、"THE FIRST SLAM DUNK" を観に行こう、となりました。  札幌では確か2館で上映されていたのですが、1館は満員。「マジか!」と、もう一方の映画館のサイトを見ると、残席はちょっとだけでしたが、無事に予約を取れました。最前列です!  コロナの始めの

          2023年8月31日、奇跡ではなくても、稀有なめぐり合わせでした。

          ひとの心(ツバキとサザンカと『家栽の人』)

           花や植物を見たり、写真を撮るのは好きなのですが、まったく詳しくありません。「きれいだ」→「パシャリ」といった感じで終わってしまい、知識が増えることはありません。その分、人が見過ごしてしまいがちな道端にある美しさには、よく気づくと思うのですが・・・。  そんな私でも、冬によく見かける赤い少し大きめの花、というのが、ツバキかサザンカのどちらかだというのは覚えていて、つい先日、2種類の似た花を見かけたので、スマホで撮りました。でも、さて、どちらがツバキでどちらがサザンカだったか・

          ひとの心(ツバキとサザンカと『家栽の人』)

          新年もメリークリスマス

          気がつけば、約7年間の間、正月はほぼ外国で過ごしています。残念ながら、旅行ではなくて仕事なのですが...。 でも、それぞれ日本とは違うので面白いです。 中国は旧正月がメインなので、1月はそんなにお正月感はありませんが、ここフィリピンはキリスト教の国なのと、ラテン気質があるので、11月からクリスマス気分で、年を跨いでも、まだ町中にクリスマスが残っています。 この雰囲気は、私に足りない「突き抜けた明るさ」なので、もう少しこの環境の中に浸ろうと思います。

          新年もメリークリスマス

          「きょうか」と入力して、真っ先に「狂歌」と変換されたけれども、何か自分のことを分かってくれている、と納得してしまったクリスマスイブ。

          「きょうか」と入力して、真っ先に「狂歌」と変換されたけれども、何か自分のことを分かってくれている、と納得してしまったクリスマスイブ。

          幸せとフィリピンと国民性

           今、マニラに来ています。32℃あります。最低気温25℃と、とても暖かいです、というか暑いです。その気候のせいか、みんなのんびりとしています。  国民性や県民性は、気候と関連しているとよく言われますが、そのとおりだと思います。ひとが幸せに、ストレスなく暮らすためには、気候にうまく合わせていかないと、自分が辛くなってしまいます。  ここフィリピンで、一年中暑い中でいつもカリカリしていると、メンタルがやられてしまうかもしれません。  というわけで、フィリピンに来た当初は、時間

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          「きのうはよく休んだな」と感じたから十一月二日は note 記念日

           「パクリではなく本歌取り」と言い切りたいです。それだけ、俵万智さんの『サラダ記念日』が有名で、本当に多くの人が知っているということでしょう。  さて、タイトルの短歌(?)についてです。  私がnoteを始めたのは、芥川賞受賞作品を読もうと買った文藝春秋9月号の、文藝春秋 × note のコラボ企画「#未来のためにできること」がきっかけです。SDGsについてエッセイを書いてみようと思ったのですが、note からの投稿が条件だったので、「note とは何か」から始め、アカウン

          「きのうはよく休んだな」と感じたから十一月二日は note 記念日

          You were born to become a teacher.

           Beruf (ベルーフ) という就職情報誌があった。雑誌の宣伝文句か、誰かが教えてくれたのかは覚えていないが、「ベルーフ=天職」ということを知り、私は「天職」という言葉を初めて意識的に捉えたのだと思う。この雑誌は1982年創刊なので、私が10歳のときのことだ。  でも、今、調べてみると、ドイツ語の beruf というのは、基本的には英語の occupation や profession のことで、普通は「職業」と訳される。日常的に使われている単語なのだろう。ただ、優美なこと

          You were born to become a teacher.

          beautiful small world

          いつも下を向いていると、いつも前ばかり向いていると、気がつかないかもしれない。 でも、周りには、小さくても素晴らしいことが、あふれている。 いつもより早く起きられたら、いつもより早く家を出て、ゆっくりと駅まで向かう。目線を動かす。 幾何学模様の葉っぱ、小さくてきれいな花、蜜を求める小さな虫たち。いろいろなものが目に入ってくる。いつも、ちょっとした変化がある。 少しうれしくなったり、少し感動したりする。 beautiful small world

          beautiful small world

          ひと

           少し哲学的なタイトルですが、そういうことでもありません。  先日の昼、よく行く中華屋に入りました。  「長い間、街でやっている中国人店主の中華屋」          という感じのところです。お客さんは、ほぼ男です。  常連というほどでもないけれども、頼むメニューは決まっていたので、店主が 「いらっしゃいませ」 と言って水を持ってきてくれたとき、間髪入れずに 「肉野菜炒め定食ください」 と伝えたのですが、店主から次のように言われました。 「今日はガスが壊れちゃって、あれしか

          「おしゃれな花」というのは、「人間勝手」な考え方だとは思うけれども、それでもつい、ファッショナブルだと思ってしまう。白の中の、ほのかなピンク。アクセントが効いていて、とてもきれいだ。こんなふうに、いろいろなことの中に、印象に残る小さな「何か」を彩ることができればいいな、と思う。

          「おしゃれな花」というのは、「人間勝手」な考え方だとは思うけれども、それでもつい、ファッショナブルだと思ってしまう。白の中の、ほのかなピンク。アクセントが効いていて、とてもきれいだ。こんなふうに、いろいろなことの中に、印象に残る小さな「何か」を彩ることができればいいな、と思う。