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私がノバク・ジョコビッチを好きな理由

パリオリンピックの男子テニスシングルスで、私が一番好きな男子選手、ノバク・ジョコビッチが優勝し、テニスの四大大会にオリンピックを足した5つのすべての大会で優勝する 「生涯ゴールデンスラム」 (Career Golden Slam) を達成しました。
この動画は、何度見ても感動的です。

ゴールデンスラムは、とんでもなく凄いことで、今まで達成できたのは、ジョコビッチを含めて、シュテフィ・グラフ、アンドレ・アガシ、ラファエル・ナダル、セリーナ・ウィリアムズの5人しかいません。

なお、「生涯」と一応つけたのは、グラフが1988年、全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープンに続いて、ソウル・オリンピックすべてに優勝したことがあるからです。「年間ゴールデンスラム」は、グラフただ1人しか達成していません。グラフ、凄すぎます・・・。

ちなみに、そのグラフと、生涯ゴールデンスラムを達成したアガシは結婚しています。ミックスダブルス、とても強そうです。


冒頭の写真について

というわけで(?)写真の説明をします。iPhone の中の写真を「tennis」で検索したら、ちょうどジョコビッチの写真が出てきたのですが、これは中国の上海、浦東国際空港で2016年10月6日に撮ったものです。
オーストラリア・ニュージーランド銀行の広告で、当時、ジョコビッチのテニスウェアはユニクロでした。懐かしい・・・。(なお、現在はラコステです。)

約8年前、このように大々的に宣伝に起用されたことからも分かるとおり、ジョコビッチはトッププレイヤーでした。

というか、2008年の全豪オープンで四大大会初優勝するあたりから、今年のパリオリンピックで優勝するまで、ずっとトッププレイヤーです。
これは、またまたとんでもないことで、テニスは、四大大会では5セットマッチ(3セット先取で勝利)という、とても過酷なスポーツです。

37歳の今、ジョコビッチが、世界最高レベルでプレーし続けることには畏敬の念を覚えます。

幼児教育への熱意・貢献

プレー内容についても、もちろん好きなのですが、私がジョコビッチを好きになった理由は、別のことが大きいです。

私は2012年、彼がユニセフ・セルビア親善大使として、セルビア内の遠隔地の村などを中心に10の幼稚園の設立に貢献したというポストを見てから、プレーだけではなく、彼の人間性についても好きになりました・・・というか、尊敬するようになりました。

2007年、彼は、まだ幼児教育が十分に行き届かないセルビアの状況を改善するために、
Novak Djokovic Foundation
を設立しました。

56,545    Children helped
2,237      Teachers trained
58           Schools built or refurbished
9,470      Supported families 

〈Novak Djokovic Foundation / 2024年8月8日〉

上記は、同財団のトップページに出てくる数字です。
5万人以上の子どもたちに援助し、2000人以上の教師のトレーニングを行い、50以上のスクール建設や改装を行い、9000を超す家族を援助しています。
継続的に取り組み、結果を出していることが分かります。

日本のメディアでも

ジョコビッチが、本当に子どものことが好きで、実際に子どもを援助していることは、日本語媒体でも確認できます。

つくづく、凄い人だなと思います。

いろいろと問題発言などを取り上げられることもあるジョコビッチですが、それらをはるかに凌駕するテニスに対する情熱、子どもたちに対する優しいまなざし・・・やはり、この人以上に好きな選手は出てきそうもありません。

今後も、ノバク・ジョコビッチを応援していきます。

Go Nole!!

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