【閲覧注意】コラボ破談のお話
私のいつものアホ全開な記事とは違い、非常に暗い内容です。しかも長いです。あまりしんみりしすぎても嫌なのでとりあえずアイキャッチ画像は可愛いにゃんこたんにしてみましたっ❤
言ってしまえば持ち上がっていたコラボ企画が失敗してしまったというそれだけの話なのですが、その結果いろいろ辛いことが続き、抱えきれずここで吐き出すという次第です。
これから「誰かとコラボしたい!」という方は読んで教訓にして下さい。
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コラボ決定と交流
コラボは相手側から持ち掛けてくれた。『Lethe Charge』から主人公の一人である女性キャラクターを自作品に登場させたいのだという。内容は”異世界に飛ばされた彼女が窮地に陥りながらもコラボ先のキャラと協力し戦う”というものだ。その方が早い段階からそのキャラの事を気にしてくれていることは知っていたから、私もその企画を快諾した。
コラボでのストーリーを話し合う傍ら、彼女についてのきわどい話題で盛り上がることも多々あった。それ自体は何ら問題はない…というか作者自身も積極的に楽しませてもらった。実際つい最近まで、彼女のいわゆる年齢制限物の小説やイラスト、それを再現したゲームを見せ合っていたほどだ。
他愛ない雑談中の相手の一言から…
作者公認でこういう話題を出していたこと、彼女自身がそういった意味で潔白なキャラとは言い難いことから相手の気も緩んだのだろう。リプでの軽口の飛ばし合いの途中にふと彼女に対する侮辱の言葉を放ってきた。「(私のコラボキャラは)-114514191908点の女…というか肉奴隷」「肉奴隷はアカン。苛めるならオンナやないと」と。(※該当のツイートは削除済み)
ここ最近、悪ノリが過ぎていた私に非があったとはいえ、あろうことかまさにコラボしている最中のキャラに向かってそんなことを言うなんて。冗談にしたって言っていいことと悪いことがある。そのくらいは分かっておられると思っていたのに。正直失望した。
とはいえ、その時の私は若干ムッとしつつもいつもの愛ゆえの悪口が行き過ぎただけだったのだろうと割り切り、適当に冗談で返しておいた。今思うとこれがいけなかった。
すべてが悪意に見えてきて…
その場では私も少し苛立った程度で話もそこで終わった。でも時間が経つにつれて沸々と怒りが湧いてきた。
てっきり『Lethe Charge』やそのキャラクターのことを、大切な自作品に登場させたいくらいにまで特別に気に入りリスペクトしてくれているからこそコラボを持ち掛けてくれたのだとばかり思っていた。でもあの言葉を反芻するうちに疑う気持ちばかりがどんどん強くなってきた。
「自キャラでやりたくないことを私のキャラ借りてやっただけでは?」
「たまにキャラの台詞にかこつけて女性蔑視的なことを仰る方だから、私や私のキャラもナメられていたのでは?」
真意はどうであれ、私の中では完全にそうとしか思えなくなっていた。とにかく「この人に私のキャラを任せる訳にはいかない」という気持ちがハッキリと固まった。
正式な取り止めへ
相手からはすぐにリプやDMで謝罪があった。私もはじめは「こんな状態でコラボで上手くやって行ける自信がない」と悩みを打ち明けるだけのつもりだった。でも蓋を開けてみれば「コラボしたい気持ちは皆無」「ろくなことにならない関係はすぐにでも切るべき」と強い言葉をぶつけていた。確実に企画から切って貰うためとはいえ「あなたの作品をプレイしたいという気持ちを完全に失った」とゲ制者として一番傷つくであろう言葉も敢えて使った。
相手も私の言葉をあっさり受け入れてくれて、コラボは正式に取り止めとなった。
一方的にこちらの意見を押し付ける形になってしまい、そこは申し訳なく思っている。ただ、キャラの扱いについて少しでも不信感を抱いてしまった時点でこれ以外に選択肢はない。
シナリオの公開がされておらず、傷の浅い段階で破談になったことはせめてもの救いかもしれない。
「コラボは安直にするべきではない」とある方が仰っていたが、その本当の意味が分かった。コラボが失敗すれば費やしていた時間や費用が無駄になるだけではない。こうして誰よりも気が合うと思っていた友達を失ってしまうことだってありうるのだ。
私にいたっては、相手方の作品の完成も楽しみじゃなくなったし、なんならゲーム画面すらもう見たくない。セーブデータもTwitterにあげていたプレイ感想もすべて消してしまった。
公の場でのコラボ中止宣言について
宣伝もほぼしておらずコラボ自体の認知度も低いため、自然消滅させる手もあるにはある。でも協力して下さった方がいらっしゃる以上、まったく沈黙を保っておくのもよくない。8月の「スーパーゲ制デー」のタグに合わせて中止となった事実を報告するつもりだ。
中止となった旨を伝えるツイートへの追記と言う形で当方のキャラクターが先方の作品と関わることは今後一切ないことを明言する。これ以上自作品の登場キャラを勝手に穢させるわけにはいかない。これは作者として最低限の責任だと私は思う。
ある種の悲しいお知らせとなってしまうため、制作を進めて明るいニュースとともにツイートを出せるようにしたい。
【自戒】 コラボ予定のある方へ
「近づきすぎると相手の良くない面が見えてしまう。それをどう受け止めるかが大切。」
いろんな方とのコラボを成功させているFFさんが仰った言葉。今回の私は怒りに任せて企画そのものと友達との関係を同時に終わらせてしまった(そのこと自体に後悔は全くない)が、もっと他の結末もあったはずだ。
キャラを悪く言われたその場で「そんな言い方だけは許さない!」と怒っていれば。「本当にキャラを大切にしてくれる気があるのか見極めたいから一度コラボは保留にして欲しい」と冷静に伝えていれば。コラボ自体はなくなったかもしれないけど、これからも交流を続けていけたかもしれない。
コラボそのものに賛否はあるけれど、私個人としては素晴らしい試みだと今でも思っている。コラボを経てさらに仲を深めた方をたくさん見て来たし、コラボを前提にしたゲームで素晴らしい賞を獲得した方がいらっしゃることも知っている。
リスクをはらむからこそ、互いに敬意を忘れず成功させた時の喜びも普通に作品を完成させた時の何倍も大きいことだろう。
ここまで読んで下さった方。どうか創作やコラボに限らず、人間関係全般においてこの失敗談を教訓によりよい行動を選択して欲しい。
「駄目なことを駄目だと指摘してくれる人は希少」だし、ごくまれにいたとしても、その時にはすでにあなたに背を向けて立ち去り始めていることがほとんどなのだ。
【追記】円満解決へ
コラボの先方が公の場での謝罪ならびに私含む3名とのコラボ解消報告を行いました。他の2名の方も私と同様、キャラクターを噛ませ犬扱いされる、セクハラめいた扱いを受けるなどしています。
この方は他にも複数の方とのコラボを控えています。(今回私が名指しで注意喚起したのもこの方たちの中から新たな被害が出るのを防ぐためです。)その成果によりおのずとこの謝罪の言葉が誠意あるものだったか否かがはっきりすることでしょう。
本記事ならびにTwitter(X)でのコラボ破綻報告につきましては失敗の記録として残しておきます。このことで非難されることもあるかもしれませんが、逃げずに自作品や協力者様たちに向き合って欲しいというのが正直な願いです。
そしてこの記事を読んで下さった方、この記事を使って先方や被害者の方、そしてその双方の関係者様に迷惑をかけることのないようにくれぐれもよろしくお願いします。
2023年9月25日に他の被害者の方と話し合った結果、先方の名前とリンクについては伏せることにしました。すでにツイート(ポスト)したコラボ破談報告や注意喚起についてはそのままにしますが、私自身がこれ以降この記事を共有したりリポストしたりすることはしません。もう一度やり直して下さるように。これが私にできる最大の譲歩です。
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