畳さん

妊活系の取材を数多くこなしているライターです。私も不妊治療を経験しました。

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妊活系の取材を数多くこなしているライターです。私も不妊治療を経験しました。

最近の記事

妊活ライターの裏話。加藤レディスクリニックのこと。②

前回に続き、加藤レディスクリニックのお話です。 なぜ、女性たちは加藤レディスクリニックへ行くのか? なぜ、加藤レディスクリニックは妊娠率が高いと言われるのか? これは患者数の多さに関係があると、私は思っています。 体外受精の成功のカギを握るのって、何だと思いますか? もちろん医師の治療方針なども関係していると思いますが、それ以上に大きいのは「胚培養士のレベル」だと思います。 胚培養士とは、卵や精子を扱う人のこと。本来は、卵巣から排卵された卵は、卵管を通って精子

    • 妊活ライターの裏話。加藤レディスクリニックのこと。①

      前回まで長い長い自己紹介でしたが、今回からは、不妊治療についてお伝えしていきますね。 第1回目は、日本で最も患者数が多いと言われる東京の「加藤レディスクリニック」のこと。関東在住の方ならご存じの方も多いかもしれません。芸能人で通う人も多く「最後の砦」とも言われる有名クリニックです。 ホームページを見ると、ドクターは20名ほど、培養士さんは30名ほど在籍。この数から見ても、やはり日本一の規模だと言えると思います。 加藤レディスクリニックの治療の特徴といえば、「自然周期の

      • 妊活ライターの不妊治療記録③(ラスト)

        子宮外妊娠によって、左側の卵管を失った私。 次の妊娠は余裕をみて1年後にと言われ、術後1ヵ月で仕事にも復帰しました。このとき30歳。「前回はたまたま子宮外妊娠になったけど、次は大丈夫だろう」とまだ気楽に考えていました。そして避妊をやめたら、また即妊娠! 「やっぱり私は妊娠しやすいのね~」なんて喜んでいたのもつかのま、初期の稽留流産となってしまったんです。 このとき受診したのは、1回目の妊娠時とは全く別の産婦人科。次は大丈夫だろうと思い、施設のキレイさと食事の豪華さで選んで

        • 妊活ライターの不妊治療記録②

          みなさんは大学病院を受診されたことありますか? まず、とにかく患者が多い! 2~3時間待ち&診察5分は当たり前。そして大学病院は医学生が勉強する場でもあるから、診察室にうじゃうじゃ人がいる。産婦人科の診察台で私が大股開きをしている向こうでたくさんの医学生がじっと見ていたこと、今でも忘れられません…。 さて、初めての大学病院の産婦人科。担当は30代くらいの女性のドクターでした。 先生「(超音波の映像を見ながら)本当に子宮外妊娠って言われました?」 私「はい。卵管に着床し

        妊活ライターの裏話。加藤レディスクリニックのこと。②

          妊活ライターの不妊治療記録①

          私が妊活に関する取材を始めたのは、約15年前。 これまでたくさんの不妊治療クリニックのドクターや胚培養士さん、妊活を得意とする鍼灸師さんや漢方の先生、妊活中の女性などにインタビューしてきました。取材したものは忠実に記事にしてきましたが、なかには話は面白いのに裏側をぶっちゃけすぎて記事化できなかった内容もあります。そんな裏話を交えながら、不妊治療についてや、クリニックの裏側などをお伝えしていきたいと思っています。 まずは自己紹介から。 私自身、かつて不妊治療を5~6年近く経

          妊活ライターの不妊治療記録①