宮島篤子 NPO法人Chou・chou代表理事

はじめまして!私はNPO法人Chou・chou(シュシュ)代表理事の宮島と申します。 子どもを持つ親として、そして心理職の専門家として、実体験を踏まえたリアルな情報をお届けします。 https://r.goope.jp/chouchou-web/

宮島篤子 NPO法人Chou・chou代表理事

はじめまして!私はNPO法人Chou・chou(シュシュ)代表理事の宮島と申します。 子どもを持つ親として、そして心理職の専門家として、実体験を踏まえたリアルな情報をお届けします。 https://r.goope.jp/chouchou-web/

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ふくおか地域貢献活動サポート事業採択事業 「不登校児童生徒とその保護者を地域につなぐ架け橋事業」講演会

主催:りっぷるプロジェクト 後援:福岡市教育委員会 世界の教育現場に深い知識を持つゲストを迎えて、新しい視点で不登校に迫る講演会を開催します! 【いま、改めて考える不登校〜世界をみつめ、地域で踏み出す新たな一歩〜】 2024年10月6日(日) 会場 九州大学西新プラザ 開演 14:00(受付13:30〜) 参加費 大人 1000円(当日現金のみ) 子ども・学生 無料 ※先着80名(定員になり次第締め切り) (お申し込み、事前質問はこちら、こくちーずのQRコードから

    • 時代を変えていくのは大人の仕事

      「不登校は病気ではなく、子どもの状態」に過ぎません。 原因は本人すらわかっていないことが多く、学校に行きたくてもいけないケースから、学校以外の環境を選択したケースまで まさに十人十色。 子どもがどんな気持ちであれ、それを支えていくのが、周りの大人の責任というもの。しかし、それが結構大変なわけです。 私もかつては不登校生徒の親でした。 行くのか行かないのか曖昧な朝8:00すぎ 学校に届ける欠席届の理由が意味不明すぎて、言うのも恥ずかしく情けなく、電話を意識から消して仕事に行こう

      • 卒母ワークショップin博多

        8月に博多で開催した卒母ワークショップについて取材していただきました! 伝わる記事 ありがとうございました! こ東京や福岡でのワークショップはどの回も現在地についてみんなでリアルをお話できる良い時間でした! @nishinippon_dsg @daiwanoeigyou @Daiwashobou

        •  体験してみよう、発達障がいの世界

          福岡発VRで体験する自閉症スペクトラムの世界 不登校児童生徒とその保護者を地域につなぐ架け橋事業 周りに気づかれず、困難な環境の中で苦しい思いをして過ごしている人への理解を深めていただきます。白石氏のワークショップは現在、同研修を年57回以上実施しており、研修実施数は日本一となっていますが、福岡市では初開催となります。  (所在地:福岡市、代表:宮島 篤子)は、発達障がい支援アドバイザー協会®のご協力により、VR(Virtual Reality)を使い、自閉症児者が見てい

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        ふくおか地域貢献活動サポート事業採択事業 「不登校児童生徒とその保護者を地域につなぐ架け橋事業」講演会

          答えは必ず相手の中にある:子供への信頼とコーチング

          子どもたちが困難に直面したとき、親としてはついつい答えを教えてあげたくなるものです。しかし、答えを見つける力を養うためには、子ども自身が問題を解決する経験が重要です。そのためには、親が子どもを信じ、適切な質問をして答えを待つ姿勢が求められます。 信頼の気持ちを込めた質問 「口先だけの言葉ではなく、心から子どもを信じることが大切です」とはよく言われますが、具体的にはどうすればいいのでしょうか?一つの方法は、信頼の気持ちを込めて質問することです。例えば、子どもが困っているとき

          答えは必ず相手の中にある:子供への信頼とコーチング

          コーチングで変わる子どもとの対話法

          なぜではなく何と聞きましょう: 効果的な質問の仕方 子供たちとのコミュニケーションにおいて、問題を理解し解決するための質問の仕方は非常に重要です。特に小中高生の保護者として、適切な質問をすることで、子供たちが自分の感情や状況をより明確に理解できるようにサポートすることができます。ここでは、「なぜ」と「何」を使った質問の違いについて考えてみましょう。 なぜを使った質問の弊害 「なぜ」を使った質問は、しばしば相手を防御的にさせることがあります。例えば、上司から「なぜ売上が伸び

          コーチングで変わる子どもとの対話法

          「学校に行かせたくなる気持ちが抑えられないときー 不登校のお子さんと向き合う親へ」

          親自身が不完全であることを知る 親がお子さんに対して感じている愛情は、時に厳しさを伴うことがあります。私たちはしばしば「完璧な親」であることを求めがちですが、実際には完璧な親は存在しません。また、絶対的な受容が親の愛だとされることもありますが、それは必ずしも真実ではありません。親もまた人間であり、不完全です。この不完全さを認め、それでもなお子どもを愛することが、真の親子関係の基盤となります。 カウンセリングの世界では「程よい母親」という概念がよく用いられます。これは、子ど

          「学校に行かせたくなる気持ちが抑えられないときー 不登校のお子さんと向き合う親へ」

          5月病と不登校:保護者のための理解と対処法

          5月病という言葉を聞いたことがありますか?日本において、新学期が始まる4月の翌月に、子どもたちが学校へ行きたがらなくなる現象を指します。特に小学校から中学に上がる際の環境の変化は、子どもたちにとって大きなストレスとなり得ます。この記事では、5月病と不登校に悩む子どもたちを持つ保護者向けに、その理解と対処法について解説します。 5月病の原因とサイン 5月病は、主に新しい環境への適応困難から引き起こされます。新学期の興奮が落ち着き、実際の学校生活のプレッシャーが重くのしかかっ

          5月病と不登校:保護者のための理解と対処法

          5月病を吹き飛ばす笑いの効果

          5月病の回復において、笑いが持つ効果は心理学的にも支持されています。笑いは、ストレスを軽減し、気持ちをポジティブに変える力を持っています。以下に、五月病への笑いの具体的な効果と、それを取り入れる方法を詳しく説明します。 笑いの効果 ストレスホルモンの低減: 笑いは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げる効果があります。例えば、何か面白いビデオを観た後、人はリラックスした感じを報告することが多いです。これは、笑いによってコルチゾールが減少し、全体的なストレスが軽

          【寄稿】長男の抜毛事件

          小学3年生のいつごろだったか、長男君が眉毛を全部抜いてしまった。え??何が起こった?私はおろおろするばかり。学校では元気者、体育が大好き。けれども帰宅すれば、それは暴れるという行為に変換された。気に入らないことがあると、モノが飛んできた。相談する場所がわからなかった。思い余って担任の先生に相談した。けれど、「学校ではいい子ですよ。お母さんの愛情不足じゃないですか」と一蹴されて一層ずんと落ち込んだ。あれこれ考えて、合法的に人にぶつかれたらきっと体力が発散できてよいだろうと思いつ

          日本の小中学校での不登校生徒数は過去最高

          文部科学省の2023年度調査によると、日本の小中学校での不登校生徒数は過去最高の約29万9000人に達し、前年比で22.1%増加しています。特に小学生の不登校は過去10年で3.6倍、中学生は2.1倍に増えています。主な不登校の原因には無気力や不安、生活リズムの乱れ、友人関係の問題があります。文科省は、この問題に対応するためにスクールカウンセラーやソーシャルワーカーの配置拡充、教育相談体制の強化などを2024年度の予算案に計上していますが、これだけで問題が解決するかどうかは未知

          日本の小中学校での不登校生徒数は過去最高

          居場所支援:すべての子どもたちに安心できる第3の場所を

          社会の中で子どもたち一人一人が自分らしくいられる居場所を持つことの重要性は計り知れません。居場所支援は、学校や家庭のほかにも安心して過ごせる環境を提供し、子どもたちが社会的に成長するための重要な役割を果たします。 多くの子どもたちが、学校のプレッシャーや家庭の問題から逃れる場所を必要としています。居場所支援は、子どもたちにとって第3の安全な避難所となり、自由に意見を表現し、心を開くことができる空間を提供します。 NPO法人Chou・chouが始めた2024年4月から始めた

          居場所支援:すべての子どもたちに安心できる第3の場所を

          学校に行くのは当たり前なのか?学校以外の選択肢を考える

          学校教育は多くの社会で「当たり前」とされていますが、これがすべての子どもに適しているとは限りません。社会の同調圧力や古い価値観が、多様な学びのスタイルや生き方を抑圧することもあるのです。ここでは、学校が唯一の選択肢でないこと、そして教育の多様性を受け入れることの重要性について考察します。 同調圧力と思考停止 社会には「学校教育を受けることが正しい」という強い同調圧力が存在します。この圧力は、個々のニーズや状況に合わない選択を強いることがあり、それに疑問を持たずに従うことは、

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          心が痛むときに頼れる場所:子どもたちが安心して助けを求められる支援体制とは

          子どもたちが「生きるのがつらい」と感じたとき、多くは「助けて」と直接言うことができません。孤独や絶望を感じている子どもたちが安心して心を開ける支援体制の存在とは? 安全に話せる場を作る リラックスできる環境を整える: 家の中や学校で落ち着ける場所を一緒に作りましょう。それは子どもの部屋かもしれませんし、学校のどこか静かなスペースかもしれません。重要なのは、子どもが安心して感じたことを話せる環境を提供することです。 聞く時間を設ける: 毎日、子どもが話したいと思える「話の

          心が痛むときに頼れる場所:子どもたちが安心して助けを求められる支援体制とは

          期待の裏側:不登校と自己価値の危機

          この記事では、教育現場や家庭での適切なサポートが、子どもの心理的健康に与えるプラスの効果をお伝えします。 学校生活のプレッシャーと子どもたち 多くの子どもが進学を希望していた学校で突然勉強をやめたり、ゲームに没頭するようになる事例があります。これらの行動の変化は、学校や家庭からのプレッシャーや過剰な期待が原因で起こります。親の期待に応えようとするあまり、子どもたちは自分の本当の感情や興味を抑え、やがて学ぶことへの意欲を失います。親を喜ばせたいという気持ちは、子どもなら持っ

          期待の裏側:不登校と自己価値の危機

          「良かれと思って」が危険信号に変わるとき:子どもを追い詰める親の期待

          多くの親は、子どもが成功し、幸せになることを心から願っています。しかし、その過程で「子どものために良かれと思って」の行動が、時として子どもに過大なプレッシャーをかけ、精神的に追い詰める原因となることがあります。特に教育の場面でこの傾向は顕著に現れます。 事例紹介 例えば、ある家庭では、子どもが名門校に興味を示したことがきっかけで、親が子どもに対してその学校への進学を強く期待するようになりました。 初めは子どもの意志を尊重する形で始まったものが、徐々に親の希望が前面に出て、子

          「良かれと思って」が危険信号に変わるとき:子どもを追い詰める親の期待