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今年の抱負、バックトゥーザ・フューチャーを添えて

久しぶりの投稿になりますが、新年らしく今年の抱負から書いていこうと思います。

そして僕は別に物書きではないので対して事は伝えれませんが、個人的な話をしていこうと思います。

個人的な話に何故わざわざ断りを入れてしまうかと言うと、エッセイであったりコラムのようなものは基本的には誰が書いたのかが重要だと僕は考えているからです。

ネットニュースのような他人の事を切り取って書くものであれば、誰が書いたのか重要に感じる人は居ないと思います、更にはXのような有象無象が蔓延る令和の蠱毒であれば、これまた誰が描いているのかなど気にする事も無いでしょうが、このnoteは絶妙に上手い位置につけています。

僕は理学療法士であり、経営者であり、悩める一児の父親であり、ポッドキャスターでもあります。

昔から色々な事に手を出しては辞めて、漫画や映画にとても影響を受けていました。

とりわけバックトゥーザ・フューチャーには親子揃って取り憑かれたように見ており、VHS、更にはDVDもあるのに金曜ロードショーを楽しみに待つほど好きでした。

毎回見終わった後は過去に戻れたら、アレをしたいこれをしたいと妄想しながらスヤスヤ寝ていました。

大抵は既に映画内でマーティーがやってくれてるのでほとんどパクリみたいなものですが、お金持ちになりたいとモテたいとか、そんな程度のものでした。

僕がとてもこの映画を気に入っている理由には過去に戻れるという点だけではありません。

僕はマーティーと友人である博士のドク、2人の関係性がとても好きでした。

科学者であり歳の離れた親友でもあるエメット・ブラウン博士(通称:ドク)

とWikipediaには書いてありますが、バンドマンに憧れる冴えない青年は日本にも何万人かいると思いますが、年の離れた科学者の家にチャイムも鳴らさず入る人は居ないと思います。

ドクは飛び抜けた頭脳を持ちながらもタイムマシンの作成に30年の時を費やし、周りには変人と呼ばれながら一心不乱に研究に打ち込んでいます。

その結果、友人と呼べるのは冴えない青年ですが2人はデロリアンに乗って時空を旅します。

ここまでは起承転結の【起】程度の話ですが、僕はここまでで満足です。

冴えない青年で学校では酷い扱いを受けているが、天才発明家の親友がタイムトラベルに連れてってくれるマーティー。

天才故に誰にも理解されずに私財を投げうって研究に没頭して、デートという言葉すら出てこない程に浮世離れしていても、大冒険について来てくれる年の離れた親友が居るドク。

なんて素敵な2人なんだろうか。

僕が学校で冴えないなりに編み出した必殺の手作り人生ゲームでクラスを盛り上げよう作戦はバドエンに完敗したのに。

我が生涯の敵バドエン

きっと子供の頃の僕は自分を何処か遠くに連れてってくれるような天才を待っていたり、自分の情熱に着いて来てくれるような最高の相棒が欲しかったのだと思います。

もうすぐ29歳になりますが、特にマーティーにもドクにもなれそうにありません。

何処に行っても不幸話や愚痴ばかりで、情熱がありそうな人は胡散臭さと軽薄さを装備しているように感じるし、みんな話を聞きてくれないと思ったら、自分が人の話をちゃんと聞いてなかったりするし本当にマーティーどころか気の抜けたペプシみたいな大人になってしまいました。

趣味が多く仕事もそれなりに色んな幅でしていますから、何か適当に褒めとくか的な感じで色々言って頂ける事も幸いにありますが、大抵結末はようそんな色々するなぁみたいなもんで、同い年の野球一本の大谷君にシーズン通してコールド負けしています。

いつもnoteを更新する時は主観を入れないでおこうとか、正確な情報を出そうと色々と試行錯誤しているので時間はかかりますが、ただつらつらと文字を書くだけならここまであっという間にこれました。

僕は昨年読んだ論文で人の時間の感じ方はそれぞれ違うという事を知りました。

細かくいうとややこしくなりますが、1日に処理するタスクの量で感覚が変わるので、沢山こなすと1週間でも1ヶ月ぐらい忙しくしてたような気がしてしまいます。

対して割と毎日ゆっくり寝てた人は日付を見てあれー?もう二月ー?とはなりますが、体感がゆっくりなので逆に日付にびっくりしてしまいます。

僕はいつも自分や他人に期待してしまい、それがいつも叶わない事で何もかもが無意味に思えていました。

ただ先ほどの論文を自分勝手に解釈してみると、僕は色んなことを考えて、すぐ行動し過ぎるから時間の流れが人より早く進み、結果が待ちきれなくなってしまっているのでは無いかと仮説を立てました。

まぁ要するにせっかちな人なんでしょう。
ポッドキャストでもやたら早口ですしね。
今日も社員から連絡が一向に返って来ませんがそんなもんなんでしょう。

バックトゥーザ・フューチャーも脚本が出来てから40回も制作が頓挫して何とか出来た名作です。

きっと何もかもが噛み合う日が来るのは何十年も先になるのだろうと今は思っています。

20代前半では30歳までに何とか結果を出さなければならないと思っていましたが、そんな短い人生経験で結果とか成功とかSNS広告みたいな事求めても仕方がなかったのでしょう。

マーティーでもなくドクでもないが、誰かにとってユニークな人でありたいと思います。

悔いはないように頑張ろうと思って色々手を出しては引っ込めていましたが、今はその経験を糧にして、好きな事をめちゃくちゃやろうと思います。

自分の好きな仕事をして、好きな友達と遊んで、好きな家族と過ごして、好きな事を書いて、やらなきゃいけない事を減らして、やりたい事を叶えていく年にしたいと思います。

今年の目標

将来あの頃を変えたいではなく
戻りたいと思えるような年にしたい。

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