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公式と衝動

考えるだけ無駄なのだろうか。
理屈っぽく理論的に、そんな話にも人間であるから感情論というものも付き物で。数学の公式の様に当てはまればこう、これしか答えは出ない、そんな単純な公式で人間も出来ていたならばさぞ楽であっただろう。私も基本的には感情的な人間ではある為、理論は苦手だし数学もクラス最下位を叩き出すほど苦手である。正解も答えも人それぞれだからこの世界成り立っているのかもしれない、惹かれ合うのかもしれない。

去年の春、付き合えて幸せだった私はお互いの会いたいという衝動だけで毎週交通費だけで1万近くを飛ばし月換算したらデート代だけで毎月15〜20万近くはいっていたんじゃないだろうか。今考えたら一人暮らしできたな絶対。

会いたいにも理由がいる。衝動も立派な理由であると思う。衝動の奥にも理由がいる。事柄全てにおいて理由があることを知っているからこそ、友達が恋人と喧嘩した際は、その事柄に対しての不満と理由と理由のその理由まで話せと口うるさく言うのだ。男性脳と女性脳根本的に違う。分かり合うために歩み寄るのだが察せは無論無理な話。

例えば異性がいる飲み会。会社とか同窓会とか、色々付き合いがある中で中々出席しないというのも鬼畜なものであると思います。あ、大学生ノリの飲みサーとかは論外。あれは持ち帰り持ち帰られるためのものだと思うので。

少しばかり心配ではあると思う。でもそれで、行って欲しくないとしか伝えないと喧嘩になったり雰囲気悪くなるんですね。自ら行かないと言ってくれる恋人は本当に頭が上がりません、すごい。
だから、そこで行って欲しくない理由とその理由まで伝える。
①事柄
②理由
③理由の理由
④改善案、妥当案
「①飲み会行って欲しくないな。②○○の事は信頼しているけど、もしかしたら○○かっこいいor可愛いから○○はなんとも思ってなくても好きになられちゃうかもしれないじゃん。③心配なの、④一緒に飲も?」

的な。放置主義のカップルには適応されません。いかに恋人の良心に訴えかけ甘えるかが大切だと思います。私は失敗して感情のままに病みました。分かり合おうとお互いが出来るなら通用します。

コンビニで一服しあう仲くらいは、夜中急に食べたくなったラーメンを誘う仲くらいは考え無しに公式も衝動も何も考えずに火をつける、席に着くくらいでいいと内心思うけれど。

と思いつつ換気扇の下で2本目の煙草を消しました。この煙草にも理由があったのだろうか。

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