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【第49位 ポパイの英語遊び】衝撃的すぎる伝説の英語教師の思い出

こんにちは。ハルリです。

今回は第49位の作品「ポパイの英語遊び」を紹介します。

一見、地味なゲームではありますが、特に二人用モードは友達とたくさん遊んだ楽しかった記憶があります。

それに加えて、英語というキーワードが、どうしても私の中学1年の強烈な記憶とシンクロし、思い出のゲームとしてベスト50にランクインしました。

大変申し訳ありませんが、ゲーム自体の紹介はほんの少し(汗)

中学1年の思い出がホント強烈なので、そちら中心の記事になると思います。

ゲーム好きな方もそうでない方も、ぜひ最後までご覧ください。


teacher

現在では小学3年生から英語の授業が始まっているとのことですが、私の学生時代は、塾へでも行かない限り、英語を本格的に習う最初の機会は中学1年生。

私も例外なく中学に入って初めて、英語を勉強することになります。

小学生時代に触れた英語と言えば、ファミコンで発売された「ポパイの英語遊び」

親友のS君がこのソフトを買って、二人プレイでいつも楽しく遊んでいました。

指定されたお題の単語になるように、ポパイの恋人オリーブが投げるアルファベットをポパイとブルートの二人でとりあう。

単純ながら知的好奇心をくすぐられて、かなり遊んだことを覚えています。

このゲームを通じてたくさんの英単語を覚えましたが、先生=teacherというアルファベットの綴りも、このゲームで覚えた単語のひとつです。

中学1年 衝撃的なteacherとの出会い

英語の知識はほとんど何もない状態で、中学に入りましたが、決して英語の勉強を嫌だとは思っていませんでした。

むしろわくわくしていたような記憶さえあります。

そして中学1年の最初の英語の授業。

小学校は担任の先生が基本的にすべての教科を教えますが、中学に入ってからは教科ごとに担当の先生が変わります。

「国語の先生はやさしいらしいよ」
「数学の先生は厳しそう」

すでに授業を受けた他のクラスの人たちから、色んな先生の情報などが事前に入ってきて、新学期の休み時間はその話で盛り上がります。

ただ英語の先生の授業は、確か、私のクラスが最初の授業で、事前に情報は入ってきませんでした。

「どんな先生なのかな?」
「やさしい先生がイイネ!」

英語の授業の直前の休み時間、そんな会話がなされているうちにチャイムがなり、先生が教室にやってきます。

しかし私はそこで信じられない光景を目の当たりにします。

先生が教室に入ってきて、左手には教科書、これは普通。

しかし、右手にはなんと竹刀!?

なぜ???

これは剣道の授業ではありません。英語の授業です(苦笑)

先ほどまでのガヤガヤしていた教室の空気が一変しました。

愛のムチか体罰か

竹刀の利用方法(!)が判明しました。

この先生の授業は、毎回5問×2点=10点満点の小テストがあり、2問間違うと黒板前に立たされ、そして3問以上間違う、つまり4点以下になると、竹刀で太ももを思いっきりたたかれるという罰があるのです。

それも叩かれるのは1回じゃないです。3~4回は叩かれていたと思います。

4問間違えるとその倍。全問間違えるとさらに倍です。

しかも罰を受ける人が少ない時は、もっと叩かれていたんじゃないでしょうか?

今なら当然ありえないと思いますが、37年前でもありえないです(笑)

もう必死に勉強するしかないです。

英語ができるようになりたいという気持ちはどこかへ行き、単に、太ももを叩かれるのは嫌という気持ちしかありません。

いわゆる恐怖政治ではありますが、もちろんだれも反抗できず、クラスのみんなが死に物狂いで勉強していたのを覚えています。

私も必死に勉強し、1年で1回だけ2問間違えて黒板前に立たされるところまではいきましたが、竹刀で叩かれることなく1年乗り切りました。

しかし50歳になった今、改めて振り返ると、おそらくこの先生との出会いが私から英語を決定的に遠ざけた気がします。

これまでいろいろな資格やスキルを勉強してきた私ですが、英語をやろうとは、その後、一度も思ったことがありません。

潜在意識の中で、どこか英語を遠ざけている自分がいて、この先生じゃなかったら英語好きになってたかな?とふと思う時があります。

皆さんは、学生時代に強烈な先生との出会いありましたか?

おわりに

先日、中学時代の友人とお酒を飲みにいき、途中、中学時代を振り返る話題になると、やっぱりこの先生の話になりました。

37年経ってこれだけ記憶が残っているということは、やっぱり私の人格形成になんらかの影響を与えたんでしようね。

あれから私も大人になり、部下を持つ管理職も経験しましたが、人を育てるってやっぱり難しい。

厳しすぎてもダメ、甘すぎてもダメ。一人一人の個性に寄り添う必要があり、色々気を使わなければならない。本当に頭を悩ませます。

あの時の英語の先生は、人を育てるってどういう方針を持っていたのかなあ。

一度、一緒にお酒飲みながら聞いてみたいと思ったり思わなかったり。

めちゃくちゃな先生だったんですが、なぜかこの先生のことは決して嫌いではないのが、また人間って不思議ですね。

なんだかこれだけ詳細に当時のことを思い出したので、今夜「ポパイの英語遊び」をあの先生と一緒にやってる夢でも見そうです(笑)

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