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還暦を迎えたらした方が良いと思うこと

還暦を迎えてから既に4年経とうとしています。
60歳で定年退職したので、今まで考えもしなかった事を考えるヒマができました。(笑)

まず、残りの人生をどう楽しく過ごすかをルンルンで考えます。
頭に浮かんだ8つのことを書いてみました👇

•旅をする
•旅の記録を写真集にする
•旅先から母に絵ハガキを送る(寅さんみたいに)
•野菜や花を育てる
•ネコと遊ぶ
•したかったけどまだしていない勉強をする
•友人とお喋りする
•母と過ごす時間をつくる

などなど(/ω\)


この前、旅先でふと「事故にあったりして死んだらどうなるかな。」
という考えが浮かびました。
残された人たちが慌てるのは困るな、申し訳ないな。
そこで旅から帰ってした事を書いてみます。

還暦を迎えたからというわけではなく全ての人にあてはまる内容だと思っておりますので是非 意見などがございましたらコメントなどお願いいたします。


その1 『遺言証書をつくる』

公証役場に何度か足を運びました。
お金は多少かかるけど難しい事もありません。
これで子どもたちは私の通帳を解約したり、
お金を自由に出したりできます。
まぁ、その時にほとんど残っていないかもしれないけど。
その時はゴメン。
もちろんこの事を伝えています。書類の場所も教えています。
同時に、お寺のことや保険のこと、お金のことを書いています。決めておけば「どうすれば良いんだろう?」と悩む事がないでしょう。
夫がその時元気なら心配ないけど、わかりませんからね。


その2 『モノを処分する』


「捨てる」「人にあげる」「売る」を何度も繰り返しました。
1回目で手放せなかったものも2回目では手放せます。
どうして手放せないのかを考えていると、
自分の変なこだわりに気づいたりします。

ずいぶんモノは減りましたが、理想の部屋には遠いのです。
理想は「明日老人ホームに入るとしたら」持っていくモノだけ残す、
というもの。これはかなり難しいですね。
しかし、処分するという作業は精神的にも疲れるので、早いうちが良いと考えています。

今、思い出し笑いをしています。
「売る」と言って本やら服やら車に積んでいると夫から「捨てたら?」
とずいぶん言われました。往復のガソリン代と時間がもったいない、
というのです。
一理あるけど、ある程度の値で売れるかもしれない、
と淡すぎる期待を捨てきれず。

結論。夫が正しかった。


凄い量のアレコレを買い取ってもらい、
手に入れたお金でお昼ご飯を食べたらマイナスに!
ブランドものでない限り、売れない。肝に銘じます。
それ以来、服は回収に出しています。それにも値しないモノは捨てます。
サイズと年齢が合わなくなりますからね。


その3 『大事なものを大事な人にあげる』



お気に入りの装飾品でテンション上がるので、幾つか高価なものを持っていました。頑張るぞー!という気になって楽しく仕事ができたのです。
書きながら笑ってしまいますが、「高価」って自分が思っているだけですけどね。

でも大事なものです。パワーを頂きましたから。
しかし、もう必要ありません。息子の妻と娘にあげました。


その4 『感謝の気持ちを伝える』


10年前に父を看取りました。
コロナなんか無い時代でしたから、病室にも出入りできたし常に誰か側にいる、今考えれば幸せな時でした。
最期は5人の10本の手で父の身体をさすったり揉んだり。聴覚は最後まで残るというから楽しい思い出話をしたり、いよいよの時は感謝の気持ちを伝えました。父の最期も感謝の言葉でした。

私も父のような最期でありたい。
しかし、コロナが随分落ち着いてきたとはいえ、同じ事ができるのか?
そもそも病院に入っているとは限らないし。

理想は子どもたちと孫の手をとって
「ありがとねー」と言いたい。
病院でも自宅でも老人ホームでも良い。

どんな最期か、わからない。ありがとうを言える状況ではないかもしれない。

では、今言おう!

私の元に生まれてきてくれてありがとう♡


その気持ちで息子と娘にそれぞれ絵本を書きました。

とても喜んでくれましたよ。

とはいえ、最期は側にいてほしいけどね!

私は60歳で定年退職できました。
今は退職年齢が上がっています。
仕事をしているうちはなかなか落ち着いて物事を考えるのが難しいのです。
仕事の事で頭がいっぱいです。

仕事をしている方は大変でしょうが、還暦という一つの節目であとの人生を考える時間をつくるのは良い事だと思っています。

頭が良くって捌けた人からは「既にやってるよ!」と聞こえてきそうですね。
私はやっと、です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。



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