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産後うつ?旦那にイライラ!!子供には平気なのになんで?

産後うつの症状は本当に人それぞれです。思いもよらない症状が出ます。その一つが「八つ当たり」。旦那さんに限らず、思い当たることがあったら、一度エジンバラ産後うつ質問票を確認してみましょう。

うつって落ち込む病気じゃないの?

うつは確かに気分が落ち込み、不安に襲われたり、自己嫌悪に陥る症状が目立ちます。しかし、その一方で安心してる相手に対しては、その反対の症状が出ることもあります。

深刻なうつな場合、もしくは落ち込んでしまっている時にはその気力すら出ませんが、改善してきた時などは、暴力的になることもあります。

また、暴力ではなくても、「私だけが我慢すればいいのね」と拗ね倒して、言葉で責めてしまうこともしばしばです。泣いているところを優しくしてもらっても邪険にするなども当てはまります。

特に産後はホルモンバランスの急激な変化と、お世話待ったなしの赤ちゃんの育児で眠れないことが大きく影響し、産後うつでなくても「産後ガルガル期」に突入するお母さんも多いです。

「どうして自分だけ?」という感覚

一般的に出産後、女性の方が産休・育休を取得して、子供と一緒にいることが多いかと思います。子供と一緒にいる時間というのは、「自分の時間は突然遮断される」ことの連続です。

食事、睡眠だけでなく、たった数秒、お水を飲むことですら、急に泣かれたら一旦ストップせざるを得ないことも多いです。特に初めての育児の場合、すべてが初体験のため、緊張し通しになります。

一方で男性、つまりお父さんは収入を得るための仕事という大きな責任がありますが、子供との対応のように「突然遮断」される行動は緊急時以外ほぼありません。

休み時間も確保され、食事もトイレも乳児のお母さんほど制限されることは少なく、どうしても不公平に感じることもあります。転職したとしても、予測からあまりにも外れた事態は起きにくい環境にあります。

お父さんも「俺だって一生懸命仕事してる」と思って当然ですが、それを思いやる余裕がお母さんのほうにあるかどうか、どうか見てあげてほしいな、と思います。

お父さんだけ「イイトコ」取りしてる!!

眠ってる赤ちゃんほどかわいいものはありません。朝早く出て行って夜遅く帰ってくるお父さんは、寝てる赤ちゃんをみて「天使だよね」と平気で言います。

機嫌のいい時だけ赤ちゃんをかまって、泣き始めたらお母さんに「はい」と任せてしまうことも多いです。お母さんが倒れたら、お父さんはその状況に耐えられるでしょうか?

産後うつでなくてもそれは腹立たしいことです。そういう下地がある場合、うつに発展した時に根底に問題としてずっとくすぶってしまうことがあり、イライラにつながっていくのです。

まとめ

意外と旦那さんなど身近な人にイライラするケースは、子供と一緒にいる時は大丈夫だったりしますが、一概には言えません。

ただ、親としてだけでなく、人生を共にするパートナーとして存在する相手に一方的にイライラ八つ当たりすることは、産後うつが落ち着いたときに大きな問題になりかねません。

イライラしてしまうことが悪いことではありません。湧きあがった感情は受け止めて、その後、どうするのかを深呼吸してから動くようにしてみてください。

お父さんだって、お母さんの顔色見ながら生活するのは辛いことでしょう。お互いに歩み寄りが必要だということをしっかり認識して、乗り切っていってください。

助けを求めることは、罪ではありません。一人で抱え込まずに、時には愚痴を吐くことも重要です。気持ちを伝えるときは「私は、こう思う」を伝えることを心がけたいですね。

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