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イライラ 怒ってからの 自己嫌悪

子育てをしていると、
忙しい時に限って、いらんことをしてくれて、イライラ。
そして、叱るというより怒ってしまいます。

その後に、自己嫌悪に陥ります。
怒りすぎたなとか、母親失格だなとか。

怒った自分に腹を立て、自信をなくしてしまいます。
どうしたらいいのか、わからなくなります。

ある時、考えてみました。
私は、なぜ怒っているのだろうか。
その時は、子供が牛乳をこぼした時でした。

そうだ!こぼした牛乳の後始末をするのが面倒だからだ!
それならば、子供に後始末をさせれば良いのだ!

それからは、後始末のやり方を教えて、
子供にさせるようにしました。
そうすると、こぼしても腹が立たなくなり、
冷静でいられるようになりました。

子供も失敗しても、後始末さえすれば、
怒られずに済むので、お互いにいい関係でいられました。

それと、これも夫に教えられたのですが、
私は、子供がなぜそれをやったのかを聞かずに、
結果だけをみて、怒っていました。

でも、結果は失敗に終わったとしても、
実は、本人は何かいいことをしようと
していたという場合もあります。

それを、理由も聞かずに、ただ結果だけを見て怒るのはいけない
と教えられました。

次男がいくつの時だったでしょうか。
私の頭の中の映像では、たぶんまだ一歳だったと思います。

二階のトイレから、びしょびしょのおむつを引きずりながら階段を降
りていました。

「キャー!」

叫びそうになりました。
でもこらえました。
本人は、いいことをしているつもりで、
意気揚々としているのですから。

私が、いつもウンチが付いたおむつをトイレで洗っていたのを
真似して、手伝ったつもりなのでしょう。

そんな小さい子でも、母親を助けようと思う気持ちはあるのです。
それが理解できれば、怒るどころか、褒めるところですよね。

でも、いつもいつもそんなに冷静でいられるはずもなく、
私は、何回も
いえいえ、何百回も何千回も失敗した
と思います。

四人も育てて、いろいろ経験をした私は、
五人目の時には、きっといいお母さんでいられると思いました。

けれども、ちょうどその頃、担任になりました。
それまでは、子供が小さいからと、免除されていたのですが、
ついに回って来たのです。

仕事が急激に忙しくなり、
たぶん私はいつもイライラしていたのでしょう。

五男は、いつも私の顔色をうかがうようになり、
「お母さん・・・」
と言いかけて、

私が、何かイライラを発信しているのでしょう。

「やっぱりいいわ」
というようなことが多くなりました。

目をぱちぱちするというチック症を発症していました。

思い出すたびに、
可哀想なことをしたなという気持ちになります。

あの時の子供達
ごめんね。

それでも立派に育ってくれて
ありがとう。

では今日はこのくらいにしておきましょう。

お読みいただきありがとうございます☺️


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