改めまして、はろーわーるど

自分は何者か、よく分からないまま大人になってしまいました。
noteには自分の仕事に対する考え方や、写真のこと、デザインのこと、生き方のことなど、備忘録的に書き溜めていこうと思います。
もしお気に留めていただければ幸いです。

次っ

自己紹介(第1幕)

1987年生。小中高と特に何をしたいか分からずぼーっと生きてきました。好きだったものといえば、音楽とカメラとスラムダンク。
高校時代に親元を離れ一人暮らしをしたく、実家から約100kmほど離れた高校へ通う。

大学進学を機に上京。もれなく人生の夏休みを謳歌しようと思った2年次、転機が訪れる。バンド活動をしていた時、関東のFM局でプロデューサーをしているという怪しい大人に声をかけられ、半信半疑(ノリノリ)で話を受ける。これが、僕の人生を大きく変えるきっかけとなった。

関東のラジオ番組(FMローカル局)で番組を担当できるというだけで、浮かれまくった僕は何を思ったか大学を中退、音楽の道で食べていこうと1度目の決意を固める。

しかし、手元に入るお賃金だけでは生活できず、バイトとバンドとラジオ収録の日々を3年ほど過ごす。ここで1度目の転機。
2011年3月11日の震災である。

これにより、自分の生き方について改めて考えさせられ20代そこそこだった僕は、地元である信州に拠点を移して生きていこうと2度目の決意を固める。(1度目の決意とはここでお別れを告げることになった)


次っ

自己紹介(第2幕)

とにかく自分に必要なのは社会で生きていくための力(スキル)だと思い込んでいた20代そこそこの僕。
何を思ったか、今度は専門学校に入学しデザインとITスキルを身につけようと2年間の武者修行を行う。10代の若者たちに混ざり20代のおじさんが授業を受けるというのは、中々なものだった。しかし、彼らはとても良い子たちでおじさんの心は救われた。

20代半ばで「新卒」という恐ろしい武器を手にした僕は、意気揚々と地元の企業に就職。企画や広報を担当する部署で通算8年ほど仕事をする。
この間、デザインやマーケティング、営業、採用などを幅広く担当させられる中小企業あるあるの罠に陥るが、持ち前のポジティブ力でこれを乗り越える。

しかしここで、またしても転機が訪れる。
2020年に始まった新型ウイルスのパンデミックである。

これにより、僕は人生のステージを次なるフィールドに移すことを固く決意するのであった。(これが3度目の決意)


次っ

自己紹介(第3幕)

ここまで一切カメラの話に触れてこなかった。それもそのはず、20歳の頃からこの頃まで、僕のカメラたちは家の段ボールの中で眠っていたのだ。(保管方法?何それ。)※今はちゃんと保管しています

ようやく現代に近づいてきたところで、僕とカメラのお付き合いについて触れなければならない。

〜閑話休題〜

初めてカメラを手にしたのは、中学生の頃。父が持っていた古いフィルムカメラ(確かフジ)を借りたことがきっかけだった。目の前の光景を切り取れる魔法の道具に心躍った。中学生の頃の1番の遊び相手は近所に住んでいたいとこと、写るんですだった。

高校生のころ、キヤノンのコンデジを買い、友人たちとの深夜の冒険や一人暮らしの日常などを記録しまくった。この頃のメモリーはすでに無くしてしまったのが非常に悔やまれる。

大学生になったころ、初めてクレジットカードという魔法の板を手にした僕は、意気揚々とカメラ屋に出向き憧れのデジイチ(EOS Kissデジタル初代)を購入する。
これをぶら下げ、神保町や市ヶ谷、浅草、上野あたりを散歩するのが好きだった。写真集も好きだった、スティーブンショア、ロバートフランクリンなど大御所の洋書をよく読んでいた。

ただただ写真を撮って写真を眺めるのが好きな、写真小僧だった。


〜本編に戻るっ〜

カメラでメシを食っていく、ということは一切考えてこなかった。大学も芸術学部という名はついていたが、写真とは関係のない分野だった。

そんな僕が、なぜ今になりもう一度カメラを手にしようと思ったのか。
答えは、「自分で撮った写真じゃなきゃ広告作れない」と思う様になったからだ。

デザインの仕事をしている人ならお分かりになるかもしれないが、広告とはディレクターがいて、デザイナーがいて、ライターがいて…など多くの人が関わって作りあげられる。
昨今、ストックフォトが台頭したことで企業の広告写真ですら、誰かが撮った写真を使うという風潮がちょこちょこ見受けられる。
中小企業では特に、広告費を少しでも削減しようと写真撮影にコストをかけられないという実情もある。

それはわかる、がしかし、それで本当に良いのか?という思いが芽生える。だって、どこの誰かが撮った自分たちとは全く関係ない写真を使って、自分たちの広告を作るなんて、僕は信じられなかった。

そんな現状を目の当たりにして、「ハイそうですか」と頷けるほどできた大人ではない僕は、それなら僕が撮ります!と手を挙げてしまう。
(ここで再び中小企業あるあるの何でもやらされる地獄に陥る)

そして再び、僕は決意(4度目)をするのであった。


次っ


今とこれから

長い自分語りをここまで読んでいただきありがとうございます。
今の僕は、個人事業主として走り始めたばかりです。僕という個人が、何ができて、社会にどんな貢献ができるか。それを見極めるためのチャレンジを日々している、といった感じです。


最後に


昨年、仕立屋という屋号を掲げて写真撮影を軸とした活動をはじめました。

写真×ヒト(ポートレート撮影、記念日撮影、プロフィール撮影など)
写真×商品・サービス(企業写真、商品撮影、PR・広告制作など)
写真×表現(写真表現の可能性の追求)


おしまい


インスタもやっております

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