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大学図書館で働く図書館司書🧸 本の感想について書いてます。

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わたしの読書遍歴

今回は私の読書遍歴を紹介します。 幼少期 幼少期は絵本を読んでいました。絵本って読むたびに短いお話の中に起承転結があってよく考えられているなと感じます。大人になって色んな本を読んでも心に残っているのは幼い頃に読んだ絵本です。 その中でも特に思い入れのある絵本を紹介します。 あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみのこんがこんのほころびた腕を治してもらうため、あきはこんと一緒におばあちゃんの家にでかけます。あきは、電車でこんとはぐれたり、犬に連れさられたこんを探したり

    • 旅先での美味しい食べ物の写真とともに旅行を振り返る

      最近あまり旅行に行けていないので、昔行った旅行を旅先での美味しい食べ物の写真と共に振り返ります。 伊勢神宮 伊勢神宮は何回行っても飽きないし、おかげ横丁で食べ歩きは楽しい。 三重県は肉も魚も美味しいところが良いなと思います。 蓼科 長野県は水がきれいで本当にお蕎麦が美味しい。 蓼科は観光するところはあまりないけれど、涼しくて空気が澄んでいて癒されました。 島根 旅館の食事が本当に美味しかった! 個人的に足立美術館がとても素敵で感動したので、島根に行かれる方にはぜひ

      • お金に関するおすすめの本3選

        今回はお金に関する本を、小説・エッセイ・ハウツー本からそれぞれ1冊ずつ紹介していきたいと思います。 あらすじ 就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか? 知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説! 感想 ドラマ化されたので知っている

        • 今年80冊読破した私のベスト3

          12月に入り1年あっという間だなと思う今日この頃です。 今年は80冊読破して読書がとても捗った1年になりました。 その中で特に心に残っているお気に入りのベスト3を発表します。 3. しあわせのねだん/角田光代 お金に関する角田光代さんのエッセイが24話収録されています。 「ゆたかであるということは、お金がいくらあるということではけっしてないのだと、その人を見て知った。そういう意味で、まずしいまま年齢を重ねることが、私はとても恐ろしい。」という文章を読んでハッとさせられまし

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        わたしの読書遍歴

          HSPと大学図書館司書の仕事

          私は現在大学の図書館で働いています。 今回は大学図書館の仕事を紹介していきたいと思います。 仕事内容①カウンター業務 本の貸出や返却処理・予約の受付などカウンターで行う業務のことです。そういったカウンターで業務を行うことを閲覧業務とも言います。求人情報に閲覧業務と書かれていて、閲覧業務って何だろう?と疑問に思った覚えがあります。図書館の仕事の中で皆さんが想像しやすい業務の一つだと思います。貸出・返却なんてバーコードをピッとするだけでしょ?と思っていました。しかし、私が勤め

          HSPと大学図書館司書の仕事

          おすすめの短編集#2

          1つの本で色々な物語が楽しめる短編集。 通勤中の電車の中や病院での待ち時間などちょっとしたスキマ時間にちょうどよくて、よく読んでいます。 今回はおすすめの短編集を紹介します。 名探偵コナンの主人公である江戸川コナンの名前の由来である江戸川乱歩。 映画の冒頭でその説明が毎回出てくるので、名前はご存じの方も多いと思います。 特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作「二銭銅貨」、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する「芋虫」をはじめとする初期の乱歩を代表

          おすすめの短編集#2

          落ち込んでいるときに前向きになれる本

          学校に足が向かなくなった少女がおばあちゃんのもとで過ごしたひと夏のおはなし。祖母から、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。 この本を読むと物事がうまく進まないとき、人生には一休みする時間も必要だと思え前向きになれます。 仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。

          落ち込んでいるときに前向きになれる本

          主人公がスケープゴートにされる物語

          皆さんはスケープゴートという言葉を聞いたことがありますか? 今回紹介するのは、主人公がスケープゴートにされてしまう物語です。 あらすじ 主人公の多崎つくるは高校生の時に行ったボランティア活動で一緒の班になった4人の同級生と仲良くなった。その関係性は卒業した後もしばらく続いていたがある日突然その4人の友達から理由も教えてもらえないまま拒絶され疎遠になってしまう。 大人になった多崎つくるは、ホームパーティーで知り合った沙羅という女性と親しくなる。話の流れで高校時代の友人と疎

          主人公がスケープゴートにされる物語

          「変な家」「変な絵」読んでみた

          雨穴さんの変な家・変な絵を読んでみました。 話題になっているので、知っている方も多いと思います。 図書館で予約しても中々順番が回ってこなくて、すごい人気だと改めて感じました。 変な家あらすじ ある間取り図には謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋など奇妙な違和感が存在していた。奇妙な間取りに隠された真実を紐解いていくホラーミステリー。 感想 謎が多かった前半は不気味でホラー感が強く、後半は真相が明らかになっていくにつれて人間関係が複雑になっていき宗教っぽい展開になっていき

          「変な家」「変な絵」読んでみた

          おすすめの短編集

          作者の世界観にどっぷり浸れる長編小説もいいけれど一つの本で色んな物語を楽しめる短編集が好きです。通勤途中や病院の待ち時間などスキマ時間に読んでいます。 今回はおすすめの短編集を紹介します。 あの夏の記憶だけ、いつまでもおなじあかるさでそこにある。つい今しがたのことみたいに――バニラアイスの木べらの味、ビニールプールのへりの感触、おはじきのたてる音、そしてすいかの匂い。無防備に出遭ってしまい、心に織りこまれてしまった事ども。おかげで困惑と痛みと自分の邪気を知り、私ひとりで、こ

          おすすめの短編集

          2023年秋ドラマベスト3

          私の秋ドラマベスト3を発表します。 3 家政夫のミタゾノ 前作までは深夜帯にやっていたので見たことがなかったのですが、偶然テレビをつけた時に第一話がやっていて、予想以上に面白くてハマりました。 ミタゾノさんの強烈なキャラと意外な展開にハラハラして一時間があっという間でした。一話完結なので前のシリーズを見たことなくても楽しめます。 ちょっとした家事のテクニックを教えてもらえるのもうれしいです。 2.きのう何食べた? シロさんが作る美味しい手料理と二人の仲睦まじい様子が見

          2023年秋ドラマベスト3

          プーさんと美味しい洋食に癒された休日🍂

          一年前の休日を振り返ります。 まずは、クマのプーさん展へ🧸 中の展示が撮影禁止なのが残念😢 AからZのアルファベット順に並ぶプーさんの物語の立体的な展示が素敵でした。DVDで見たことのある場面の展示を見つけて、嬉しい気分になりました。 記念に小さめの鏡を購入しました。 鏡を使うたびにプーさん展の素敵な展示を思い出します。 そのあとは、ふらっと洋食屋さんへ🍽️ 色んなメニューがあって迷ったけれど、デミグラスソースの煮込みハンバーグにしました。 デミグラスのコク、ジ

          プーさんと美味しい洋食に癒された休日🍂

          ハロウィンディズニー🎃

          念願のハロウィンディズニーに行ってきました。 絶叫系のアトラクションに乗れないので、ゆったりしたアトラクションを中心に巡りました。 まずは、ホーンテッドマンション。 ハロウィンの装飾になっていて可愛い! 何ともいえない不気味な雰囲気が好きで、ディズニーに行くと毎回乗るアトラクションです。 まだ一つしかアトラクションに乗れてないけれど、11時前になったので、お昼ご飯を食べに「グランマ・サラのキッチン」へ。 ここは洋食中心のレストランで、中が薄暗いです。 混雑していて席を

          ハロウィンディズニー🎃

          1%の努力

          2chの創設者で、ニコニコ動画の運営や管理に携わり、現在はパリで暮らすひろゆきさんの生い立ちや考え方、事業の立ち上げエピソードなどが書かれています。 この本を読んでも私には何か才能があるわけではないので、起業したり何か実際に行動できるわけではないのですが、新しい考え方に出会えて自分の中で価値観が少し変わったような気がします。 この本を読んで印象的だったエピソードを紹介します。 確かに他人が持っていて自分が持っていないものがあると羨んでしまいそうですが、エッグスタンドに置

          1%の努力

          カラフル

          あらすじ 「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」 生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美

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          断捨離の効果

          私はもともと片付けることが苦手で自分の部屋をを散らかしがちでした。 しかし、あることをしてから部屋が片付くようになりました。 そのあることとは“”断捨離"です。 部屋が片付かない原因の多くは物が多すぎることにあると思います。 私が断捨離を始めたきっかけは大学を卒業して専攻していた分野の道には進まないことを決意し、大学時代に購入した教科書がことごとく使わなくなったからです。 理系だったので参考書の値段も高く、捨てるのがもったいないなと感じたので、メルカリで売りました。持

          断捨離の効果