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「変な家」「変な絵」読んでみた


雨穴さんの変な家・変な絵を読んでみました。
話題になっているので、知っている方も多いと思います。
図書館で予約しても中々順番が回ってこなくて、すごい人気だと改めて感じました。

変な家

あらすじ

ある間取り図には謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋など奇妙な違和感が存在していた。奇妙な間取りに隠された真実を紐解いていくホラーミステリー。

感想

謎が多かった前半は不気味でホラー感が強く、後半は真相が明らかになっていくにつれて人間関係が複雑になっていき宗教っぽい展開になっていきます。
間取りから読み取っていくストーリー展開が斬新で、今までに出会ったことのないタイプの本で新鮮でした。
会話形式で話が進んでいき、読みやすく私は90分ぐらいで読み終わりました。

変な絵

あらすじ

オカルト好きな大学生が見つけたあるブログには奇妙なイラストが掲載されていた。その謎が解けた時すべての事件がつながっていく!

感想

別々の事件の短編集なのかなと思わせておいて、事件の謎が解けた時それぞれの話のピースが合わさって真相が明らかになります。
どんどん話がつながっていく面白さがあり、個人的には変な家よりも変な家のが考察が楽しかったです。
こちらは会話形式ではなくところどころ絵が出てくる普通の小説でした。二時間強で読み終わりました。

間取り図や絵から謎を解いていくという斬新な切り口が今までにないミステリーの面白さを教えてくれたような気がします。どちらも読みやすくサクッと読めるので、ぜひ読んでみてください。



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