家出猫

ほんと(本、本当)の出合いを言葉を通じて伝えていきたいと始めたnote。2024年、爽…

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ほんと(本、本当)の出合いを言葉を通じて伝えていきたいと始めたnote。2024年、爽やかなスタートを切って頑張り中。海外生活2年目、多様な価値観の中で自分を高めていきたいです。出る杭はもっともっと突き抜けよう。スキ&フォローが栄養源です。書きたいことが増えてきました。

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固定された記事

2年半で100冊読んでみて

 2年前の夏、いわゆる燃え尽き症候群になりました。猛烈に働いた結果が、心身ともに疲弊しまるでボロ雑巾のような自分でした。努力と反比例するように、目指していた目標…

家出猫
1か月前
47

瞑想的趣味とストレス解消

 ふと気づいた時には、台風明けの青空のような、淀んでいた空気が爽やかな風になるような心地を感じていた。一方で数日前まで、いわゆる五月病だったような気がしてならな…

家出猫
1日前
6

幸せは、自分の心に灯る光のようなもので、その明るさは自分の心が決めるもの。新しい願いや期待によって、その輝きがさらに増すけれど、過去の自分を振り返ることで、小さくても弱くてもその輝きを守ることができたら、すでにあなたは幸せなのではないでしょうか。心に温かさという光を携えていこう。

家出猫
2日前
4

話すこと<書くこと、それが自分の自然体

みなさん、こんばんは。 今日は、本当に久しぶりにいわゆる飲み会に参加してきました。久しくそういった場に顔を出せていなかったので、初めは 「何を話すといいのだろう…

家出猫
3日前
8

努力は人を裏切らないという言葉がありますが、残念ながら努力は、いとも簡単に人を裏切ることがあります。しかしながら、努力という積み重ねをした事実はピラミッドのように積み上がっていくのです。ふと立ち止まり、歩いてきた道を振り返ると、ようやくその高さに気づくことができるのだと思います。

家出猫
4日前
4

なぜ学ぶのか、私は何に向かうのか。

 就職してからも、自慢ではないが勉強をしなかった日はなかった。  自分の心臓の、腹の奥底から湧き上がるマグマのような何かが私を突き動かしていた。  それは、知的…

家出猫
5日前
9

言葉は人を脆くもするが、強くもする。誰かの言葉で傷ついて、そこで止まっていてはいけない。その言葉を自分の栄養として吸収するか否かを自身で決めることの大切さに気づくこと、そういった心の営みつまり、しなやかさが大切であると思う。あまりにも短絡過ぎる世の中で、軟な心ではいたくないから。

家出猫
5日前
6

読書で「自分」を見える化する

 最近読み終わった1冊がこちら。  原田 ひ香さんといえば『三千円の使いかた』や『ランチ酒』が有名ですね。ミーハーなところから攻めて、こちらの本にたどり着いたの…

家出猫
6日前
16

甘えはいつか、自分自身を駄目にするだけでなく、虚無感と猜疑心で心を満たすことになりそうだからと遠くに追いやったのです。でも、今、誰よりも何よりも甘えることを許してあげたいという気持ちが芽生えてしまったのは、何の運命なのでしょう。歩いてきた道を戻り、立ち止まるのを許してくれますか。

家出猫
6日前
4

眠れない夜に

 そう。  眠れないのです。  少し前から。  でもそんなに気にしてなくて、  睡眠薬に頼ろうかと思う時もあるのですが、    まだいいか、そう薬箱の前で  何度も引…

家出猫
7日前
5

心は自分だけで作るものじゃないのに、なぜいつも自分の心にかき乱されてしまうのだろう。自分だけの感性になった瞬間、他者と違う何か、つまりアイデンティティが爆発した時にそう感じてしまうのかもしれない。どの一瞬も自分を感じていたい。これはわがままなのだろうか。私は、まだわからないのだ。

家出猫
7日前
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2024年4月に読んだ本まとめ

 とても可愛らしいタイトル画像をお借りしました。 ちなみに『長めのいい部屋』この絵本はまだ読んだことがありません。  動物が登場人物のお話は、児童書でも一般書で…

家出猫
9日前
8

自分の道や運命は、自分で決めなくてはならない。苦しくても目の前しか見えなくても、進む道は自分にしか決められないはずだ。涙で前が見えない時、自分の心臓の中心から湧き上がる何かを感じることだけはできる。無音の世界で、何度も自分という存在の音を生み出し続けた。生きるってそういうことだ。

家出猫
9日前
4

腹を決めたつもりが、決めきれなかった自分の弱さに気づいた時、まだまだだと思った。しかし、そこからやり直すか、諦めるかどちらを選ぶかはそれもまた自分次第なのである。明日の自分に後悔しない道を選べばよいと思うし、またたとえ後悔したとしても、次への成長の一歩には違いないのだと強く思う。

家出猫
10日前
3

次に進む一歩一歩が怖いなら、今、ここに集中するしかない気がする。立ち止まって自分の足元を見た時、握りしめた拳の強さを感じた時、涙を堪えてる自分に気づいた時、そんな些細な自分自身の積み重ねを大事にしている自分に気づくことができると思う。それはきっと、言葉より強い励ましなのだから。

家出猫
11日前
4

形骸化と活性化の間で

 もう5月なんですね。4月の記憶が薄らぐほど、私は仕事に邁進していました。 完璧主義のプロ意識 そう表現できてしまう状況や背景を大事にしすぎると、周りが見えなくな…

家出猫
12日前
5
固定された記事

2年半で100冊読んでみて

 2年前の夏、いわゆる燃え尽き症候群になりました。猛烈に働いた結果が、心身ともに疲弊しまるでボロ雑巾のような自分でした。努力と反比例するように、目指していた目標に届かず、やり切ったのにも関わらず失敗することの苦さとやるせなさ、行き場のない感情を抱えて暮らしていました。どうしようもならなくなり、数年ぶりに私には珍しく母を訪ねました。急な来訪にも関わらず、色々と世話を焼いてくれたことを今でも感謝しています。またそれは、私にとって一つの転機でした。 好きなものは、やっぱり好きであ

瞑想的趣味とストレス解消

 ふと気づいた時には、台風明けの青空のような、淀んでいた空気が爽やかな風になるような心地を感じていた。一方で数日前まで、いわゆる五月病だったような気がしてならない。そんな少しずつ元気になってきた私のストレス解消法は、非常に瞑想的なのだ。  今日はそれらの趣味を紹介して、どのくらいストレス解消に向かえているのかを言語化して再理解したいと思う。 ガーデニングの効用 1つ目はガーデニングである。日本での激務時代ですら、生き物(植物)を育てることを諦めていなかった。今思うと不思議な

幸せは、自分の心に灯る光のようなもので、その明るさは自分の心が決めるもの。新しい願いや期待によって、その輝きがさらに増すけれど、過去の自分を振り返ることで、小さくても弱くてもその輝きを守ることができたら、すでにあなたは幸せなのではないでしょうか。心に温かさという光を携えていこう。

話すこと<書くこと、それが自分の自然体

みなさん、こんばんは。 今日は、本当に久しぶりにいわゆる飲み会に参加してきました。久しくそういった場に顔を出せていなかったので、初めは 「何を話すといいのだろうか。」と  少しだけどぎまぎしましたが、聞くことに専念することで、少し場の雰囲気から楽しさを感じ取りながらも有意義に過ごすことができました。  書くことが好きな人に多い、といったら語弊があったら申し訳ないのですが、あまり話すことに重きをおいていないというか、話すこと<書くことの傾向が強いように思うのです。  

努力は人を裏切らないという言葉がありますが、残念ながら努力は、いとも簡単に人を裏切ることがあります。しかしながら、努力という積み重ねをした事実はピラミッドのように積み上がっていくのです。ふと立ち止まり、歩いてきた道を振り返ると、ようやくその高さに気づくことができるのだと思います。

なぜ学ぶのか、私は何に向かうのか。

 就職してからも、自慢ではないが勉強をしなかった日はなかった。  自分の心臓の、腹の奥底から湧き上がるマグマのような何かが私を突き動かしていた。  それは、知的好奇心とできるようになりたいという純粋な気持ちである。  今もその動力源は変わらず、懸命に学び続けている。  しかし学び続けている中で、学習対象の知的理解以外にわかったことがある。  それは、たとえ学んだことが跡形もなく消し飛んだとしても、その後には 自分の心の広がりだけは残るのである。  私はきっと、こ

言葉は人を脆くもするが、強くもする。誰かの言葉で傷ついて、そこで止まっていてはいけない。その言葉を自分の栄養として吸収するか否かを自身で決めることの大切さに気づくこと、そういった心の営みつまり、しなやかさが大切であると思う。あまりにも短絡過ぎる世の中で、軟な心ではいたくないから。

読書で「自分」を見える化する

 最近読み終わった1冊がこちら。  原田 ひ香さんといえば『三千円の使いかた』や『ランチ酒』が有名ですね。ミーハーなところから攻めて、こちらの本にたどり着いたのですが、なかなか奥深いものがありました。  最近になり、読書は「自分」を見える化する効用があるとひしひしと感じています。『定食屋 雑』の感想をもとにその理由を探りながら、ひも解いていきます。  この本を読み始めた時、私はこんなことを感じていた。    4つ折りにしたその薄い紙を渡したときの気持ちは、幾何であっ

甘えはいつか、自分自身を駄目にするだけでなく、虚無感と猜疑心で心を満たすことになりそうだからと遠くに追いやったのです。でも、今、誰よりも何よりも甘えることを許してあげたいという気持ちが芽生えてしまったのは、何の運命なのでしょう。歩いてきた道を戻り、立ち止まるのを許してくれますか。

眠れない夜に

 そう。  眠れないのです。  少し前から。  でもそんなに気にしてなくて、  睡眠薬に頼ろうかと思う時もあるのですが、    まだいいか、そう薬箱の前で  何度も引き返しています。  そもそも、私の睡眠サイクルは人のそれとは  違っているのです。小さなときから。  いわゆる真っ当な社会人生活を  よく頑張って送っていると思うのです。  そんな眠れない夜に私は大好きなゴッホを  想うのです。  特に好きなのは、あの有名な星月夜。  精神病棟に入院していたゴッホ

心は自分だけで作るものじゃないのに、なぜいつも自分の心にかき乱されてしまうのだろう。自分だけの感性になった瞬間、他者と違う何か、つまりアイデンティティが爆発した時にそう感じてしまうのかもしれない。どの一瞬も自分を感じていたい。これはわがままなのだろうか。私は、まだわからないのだ。

2024年4月に読んだ本まとめ

 とても可愛らしいタイトル画像をお借りしました。 ちなみに『長めのいい部屋』この絵本はまだ読んだことがありません。  動物が登場人物のお話は、児童書でも一般書でもホッコリと癒されますね。 さて、先月読んだ本のまとめを紹介していきます。軽いタッチで書いていければと思います。 忙しいと読書というより、エッセイとか自己啓発系の本をパラパラしがちです。そして、この本に見習った週末1000円ご褒美を実行できていません。  頭の中では、帰りに花を買ってドーナツを買って、鼻歌を歌

自分の道や運命は、自分で決めなくてはならない。苦しくても目の前しか見えなくても、進む道は自分にしか決められないはずだ。涙で前が見えない時、自分の心臓の中心から湧き上がる何かを感じることだけはできる。無音の世界で、何度も自分という存在の音を生み出し続けた。生きるってそういうことだ。

腹を決めたつもりが、決めきれなかった自分の弱さに気づいた時、まだまだだと思った。しかし、そこからやり直すか、諦めるかどちらを選ぶかはそれもまた自分次第なのである。明日の自分に後悔しない道を選べばよいと思うし、またたとえ後悔したとしても、次への成長の一歩には違いないのだと強く思う。

次に進む一歩一歩が怖いなら、今、ここに集中するしかない気がする。立ち止まって自分の足元を見た時、握りしめた拳の強さを感じた時、涙を堪えてる自分に気づいた時、そんな些細な自分自身の積み重ねを大事にしている自分に気づくことができると思う。それはきっと、言葉より強い励ましなのだから。

形骸化と活性化の間で

 もう5月なんですね。4月の記憶が薄らぐほど、私は仕事に邁進していました。 完璧主義のプロ意識 そう表現できてしまう状況や背景を大事にしすぎると、周りが見えなくなって、他の人達を傷つけることもあるのだと学んだ4月でした。  仕事に対する情熱は、それこそ人それぞれであり、それぞれであって構わないと思うのですが、平均値から、おそらく上方にはみ出る私は、みんなという枠組みの中ではとてもつらく感じるのです。  多くの人は、(ここから書くことは否定でも肯定でもありません。)適度