日本人の私が韓国で就職した方法

こんばんは😁
韓国ソウル梨泰院の近くに在住のゾンゾンです。

今回は韓国での仕事についてお話ししたいと思います😭

韓国での就職方法

私は日本でlinked in に登録して、面接応募して、オンライン面接を受けて、韓国オフィスへの配属になりました。

面接時に韓国オフィスを希望したのが大きかったと思います。

韓国オフィスという単語でわかるかもしれませんが、韓国ローカル企業ではなく、グローバル企業の韓国オフィスに就職したという形です。

これが少し他の在韓日本人とは違う点かなと思います。

周りでも中々珍しいです。

韓国オフォスでの実態

私の場合は西洋に本社がある外国系企業の韓国オフィスで働いています。

いわゆる外資系ってやつです。

そして、担当している顧客は、日本と韓国、最近ではシンガポールも少しです。
外資系IT企業の韓国オフィスで勤務しているので、英語、韓国語がメインになりますが、日本の顧客も対応しているので、日本語を使える事と、日本担当の社員が3名いて、日本語で雑談できるのがかなり嬉しいポイントです。

韓国人、中国人、マレーシア人など、アジア人が一緒に働いていますが、日本人は私1人です😭😭😭

でも、日本語話せる人たちと仲良くなったので、それなりにマシになりました🥲

仕事ははっきり言って日本で勤務した時の3倍は難しく、

きつい！！！笑

です。

何がきついかというと、主に下記の5点です。

1.IT未経験で入ったので、業務時間外にもITの勉強をしないとついていけない。


2.会社自体に日本人は私1人で、人種で固まることが多いため、浮いてしまいがち。


3.教育はほとんどなく、自分から過去の履歴や資料を膨大なデータから引き出して学習し、それでもわからなければ、外国人に、英語、または韓国語で質問して理解しなければならない。

4.逆に聞かれた時にも英語、韓国語のいずれかで説明する必要があり、ただでさえ複雑なITの説明を外国語でしなくてはならない。

5.仕事を真面目にすればするほど、仕事量が増やされてしまう。

色々書きましたが、次に日本での経験との比較を書いていきます。

日本で働いた時にきつかった事

日本にいた時には上場企業1社と、ベンチャー企業1社で働いてきました。

上場企業の時には商社だったので、外国との取引や納期にとても苦労しました。
英語ももちろん使いますし、輸入に関しての知識も膨大で、常に勉強だったことを今でも思い出せます笑
特に高額商品の商談はきつかったです。

ベンチャーでは店舗のマネージャーをしていたので、40人くらいの社員とバイトを管理してましたが、これもある意味きつかったです。
いわゆる名ばかり管理職っていうやつですね笑

変則シフトで、人がいなければ、23時に退社して次の日8時半に出勤したり、休みの日でも人が欠勤したら出勤したり、本当に体も心も休まなかったです。
あとは売り上げ管理が本当にストレスだったことを書いていて思い出しました。
売り上げが下がると上から詰められますし笑

今はその二つとは比較できないほどキツイです笑

今の仕事のきつい点の深掘り

まず、業務で使うのは日本語が20%韓国語が40%英語が40%と、
80%を外国語で行う上に、業務においての教育は全くありません。
自分で動かなければなにも得ることができません。
そして日本人が会社自体にいません。
オフィスではなく、世界の全社に日本人がいません笑
しつこいですが、4000人くらい社員がいるのに
日本人は私1人です。

したがって日本語の翻訳なども自動的に全て私がする必要があります。
以前には10000単語ほどの文章を業務と並行しながらさせられました。
ほぼ卒論レベルでした笑

また、同じチームで1ヶ月で3人退職したために、今は人員が足りません。

そのため、3人分の仕事を今は1人でしています…笑

今はなぜか、シンガポール、韓国、日本の顧客を相手しています。

内容もプログラムを読めないと進めないため、業務後や休日にほぼ毎日プログラムの勉強をしています。
これは会社からお金がもらえますが、プログラムスクールも韓国のものを受けなくてはならず、ここでも韓国語で学びます笑

ここまで色々とマイナスなことばかり書きましたが、はっきり言って普通の人に外国での就職はおすすめできません。
日系企業に行くなり、駐在ならいいかもしれませんが、私には経験がないのでわかりません。

ただ、外資系企業はそもそもが自発的に動くことを求められる上に、能力を時間外でも勉強するのが当たり前な文化もあり、相当努力と我慢できる人でないとキツイと思います。

私も毎日、もう辞めようかなと考えがよぎりますが、これに耐えたら自分の成長になると言い聞かせて毎日を乗り切っています。笑

マイナスな面ばかりでは愚痴になってしまいますので、プラスな面を書いていきます。それでこそ読んでくれた方の参考になると思うので😭
こんなにつらいんだよと、愚痴を吐きたくて書いているのありますが

外資系の韓国オフィスで働いて良かった事4選

1.言語能力の飛躍的向上

これは言わずもがな、留学なんか比較もできないほどに語学力は伸びます。
必ず、誰でも語学力が伸びます。

私自身10ヶ月前に入社する前は

・英語

面接を受けて受かるくらい(わかりにくいですが、英語での業務と会議くらいは余裕でできるレベルですが、複雑な交渉や専門的な説明はできませんでした。)

・韓国語

英語と同じくらいでした。

10ヶ月でどのくらい伸びたかと言うと

英語
完全にビジネスレベルで、多分全く問題なく、交渉や専門知識の説明、顧客との会議もできます。

韓国語
発音も含め、ほぼネイティブに近いレベルまで伸びました。

これは私の財産になったと思います。

2.IT知識習得

プログラミング(CとC++)をだいぶ読めるようになりました。
さすがにプログラミング作成は無理ですが、簡単なものなら作れると思います。
あとはデバック作業やシステム内のファイル処理、エラーコードの分析、パニックの対応、データのパージなど、基本的な操作が可能になりました。

3.自発的に動き、常に考える姿勢

これは外国といより、外資系企業で働いたからかもですが、受け身ではなにも進みません。日系企業では黙っていても十分な教育がもらえますが、こっちでは、上司や他のメンバー、他部署にも交渉して教えてもらわないとなにもしてくれません。
入社した時には新品のPCを自分でシステムのダウンロードから全部やりました。
これは本当にストレスでしたが、大きく成長できたなと感じます。

4.外国人とのビジネスマナーと多様性への理解

そもそも、私しか日本人がおらず、顧客には日本人も数名いますが、ほぼ全員が外国の方です。
まあ、この環境においては私が外国人です笑
国によって文化や思想、ビジネスマナーも大きく異なり、肌をもって体感しました。

上記4つが私が10ヶ月外資系の韓国オフィスで頑張った結果、得たものだと思います^ ^

相当きついですが、やれるところまで頑張ってみようと思っています🐝

海外生活って僕も実際にする前はかっこいいなーなんて思ってましたが、実際は日本よりキツイです。

あ、書き忘れましたが、

給料は日本にいた時の2倍もらってます笑

これはかなり大事なことかと思います。
これも続けられる理由の一つかなと💴💰
お金って大事ですからね笑

それではまた

ここまで読んでくださってありがとうございました🙇