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私はアトピー性皮膚炎には標準治療をお勧めします。

私はアトピー性皮膚炎に対して、標準治療推進派です。

具体的には以下のステップです。
①信頼出来る通い易い先生を見つけて、通う。
(以前の先生の見つけ方の記事に書いた通り)

②貰った薬を正しくきちんと塗布する
(薬の塗り方については後で記事にします)

③良くならなかった所など先生にきちんと伝えて、一緒に考えて頂く。また②へ。

④良くなっても病院には通い、薬を継続する。

これを繰り返して頂ければ、必ず良くなると経験上思います。

もちろん、生活の改善も必要です。
寝不足や熱いお風呂に入りすぎない、食べ物に多少ですが気をつけるなどあるでしょう。
(以前の記事を見て頂ければ…)

ただし、これらはあくまで標準治療を行っている上でやることだと思います。
病気になったら、きちんと病院に行って治療する。
他の病気だと当たり前のことなのに、アトピーだとそういう発想にならないことがあるのは、少し疑問です。

また、アトピーは慢性疾患であることも見逃してはならないと思います。
慢性疾患、つまり病気は常に持っていて、日常生活に支障がない様にコントロールすることが目標となるはずです。

薬などを全てやめて、体質改善のみに走る。良くなるかもしれません。でもその過程では、一度強い症状の悪化を招くなどの苦痛を伴う場合があります。
その場合、日常生活に支障をきたし、治った後にリカバリーしようと思ってもかなりの代償を支払う可能性があります。

炎症は良く火事に喩えられます。
お薬をしっかり塗ってまず火事の火を消す。
そして火が再び燃え上がらない様に、日常生活から気をつけて(日々薬をしっかり塗る)、少しずつ建物自体を強くする(体質改善)という作業が大切だと思います。

建物自体が燃え尽きてから、そこから再建するには大変な労力がかかります。

幸せな人生を生きることが目標なので、皆さんの大切な一日がアトピーのことだけで終わる期間がない方が良いと私は思います。

もちろん、標準治療以外の治療を考えている方を否定するものではありません。
ただ私の考えを書かせて頂きました。

一緒に頑張りましょう。




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