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時間×言語×心理学 と モチベーション

時間を読む

みなさんは時間をどう捉えているでしょうか。
「恐怖は過去からやってくる」
   某漫画のラスボス

「時間は待ってはくれない にぎりしめても
  ひらいたと同時に離れていく」

   某ゲームラスボス

「殺された未来が復習にくる」
   某ゲームラスボス

私は、過ぎ去る学生時代や年齢を
重ねるごとに時間というものに
恐怖を覚え、また時間に関する
語録に興味をひかれていることに
気づいたことがあります。
多分それは、受験に失敗した自分、
学校で学べなかった虚しさと年齢
だけが重なり、現状の生活と描いた
未来のギャップでそう思ったのかも
しれません。


「未来は過去からやってくる」

この言葉に違和感はあるでしょうか

時の流れは、
左が過去 右が未来
後が過去 前が未来
と空間認知されています。
カレンダーを見ても
右に行くことに日にちが増え
曜日も月火水木金土日と
流れて知らず知らずに右に
行くことに違和感はないはずです。
西洋文化が流れてきて、横に
読むときも左から右へ文字を
並べます。

江戸時代の日本の時計は不定時法
というもので、形状は現代の針が
動くものであるのに対し、文字盤
が回るものでした。
時間が廻ってくるという表現は
日本独特の表現方法で他言語で
解釈されるのが難しいようです。

人それぞれ時間に対する捉え方
は様々で、とある研究では、
例えば「(水曜日の)会議が延期
    になり、金曜日か
    翌月曜日のどちらか」
という選択で、
金曜日は、自分が動くという認識で
月曜日は、時間が動いてくるという
認知の違いがあるようです。
(諸説あり)

未来は過去からやってくるという表現
を車のナビに例えると、
目的地にセットしナビ通りに目的地に
向かうことでその時間には目的地に
付きます。
つまり未来を予測地点に置くこと
というのを過去にセットしたこと
により、目的地到着時間には、
自分がその場にいることになります。
目的地をセットしても行動しなければ、
その目的地の未来にはたどり着けない
ことになります。
過去の行動が現在や未来の場所を作る
ことになります。
まさに恐怖は過去からやってくる
です。


いつも「忙しい」が働く心理

現代社会では、時間に追われ、
仕事の忙しさやプレッシャー
で日々日常的に直面する問題
です。自分が必要とする活動
が不十分であると感じる時の
状態を表し、ストレスや睡眠
不足、健康の被害を引き起こす
可能性もあります。
不十分な時間を時間の欠乏
と言います。

忙しいが引き起こすものとして、
病気の発症例えば、虫歯がある
が時間がなく治療ができない、
心身の疲労の悪化等に陥ち入り
悪循環を引き起こします。
さらにそれが続くと脳内で、
リピートされることにより、
リソースがネガティブ情報に
裂かれてしまい他のことを
考える余裕がなくなってしまい、
さらに悪循環に繋がってしまい
ます。

こうしてマイナスイメージ
は脳内で悪循環を引き起こして
しまいます。
マイナスイメージは脳の偏桃体
が活性します。感情をつかさどり、
怒りや恐怖を引き出すことにより
危険を察知してきます。
こうしたイメージは海馬に感情
と共に保存され記憶の形成を
してしまうために起こるもので
そのため、脳内の情報処理の
リソースに使われ培われてしまい
ます。

○ンターハンターという漫画の
ひそか と かすとろ 戦に
おけるメモリの無駄遣いを
読むとわかりやすいかも
しれません。

リソース不足が起こすもの

行動経済学は近年急速に発展
している学問です。
経済学は長らく土壌を築き
基礎がしっかりしていますが
しかし、それでもうまくいかない
ことがあり、行動という人の
心理学を合わせたものです。

以前記事にした「ジャムの法則」
がこの通りで、
経済学では物が沢山ある方が
良いものとされていますが、
心理学の観点であ、沢山あり
過ぎると選ぶことすら億劫に
なってしまい結果売れなくなる
ことになってしまうことです。

行動経済学では、
システム1 と
システム2 があり、
簡単に説明すると、
システム1 が 直観
システム2 が 熟考
としています。

ある記憶の実験と称し
A 2桁数字
B 7桁数字
の記憶をしてもらいます。
休憩の合間に、
チョコレートケーキ と
フルーツサラダ
選んでもらいます。
結果的には、
Bは、7桁を覚えるという
多量な情報処理を行う
ことにより、直観で
選んだチョコレートケーキ
であり、Aが熟考できた
フルーツサラダを選んだ
ということになり、
Bはカロリーを多く取って
しまうことになります。
Aは思考に余裕があるため、
健康的な食べ物を選ぶことが
できたのです。

時間がなく忙しい人ほど
システム1直観の判断を
してしまい、損失する方
を選んでしまうのです。

つまり、脳内で忙しい
等の負の感情が増幅し
リソースを割いてしまう
ことにより、思考に余裕が
なくなりそのため直観で
判断し間違った選択を
してしまう恐れがある
のです。

時間やお金に余裕をもつ

毎日残業していませんか。
時間がない余裕がない。
残業は毎日2hだとしても、
5日あれば10時間にもなる
のです。勿体ないと
思いませんか?
10時間あれば何ができる
でしょう。
時間もお金もなければ余裕
はないです。
しかし時間は作るものと
思います。
時間に余裕がないのは、
単に処理能力であり、
効率化できない人が
することです。

未来が過去からやってくる
の違和感は無くなった
でしょうか。
未来にしたい自分、
そうしていたい自分
を作ることにより、
逆算し、そのプロセスを
どうたどるかを考える
ことにより、今自分が
成せることを願うばかり
です。

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