西村権太郎

writer。出生から半世紀経過、東京都世田谷区出身LGBTQのG。法学部卒。インター…

西村権太郎

writer。出生から半世紀経過、東京都世田谷区出身LGBTQのG。法学部卒。インターハイ・国体・インカレ等出場。合宿・出張等で諸外国への入国回数は約50。職歴はメーカー広報、映画関連、マネージャー職等。趣味は米の映画TV鑑賞とそのレビュー作成、洋雑誌、景色を見る事、屋外でビール

最近の記事

映画感想文25:Gone Baby Gone

倫理観vs全てみんな丸く収まる都合の良い偽ハッピー はストーリー・テラーにとっての 永遠のテーマですよね。 皆さんは有ります?こうゆう困った状況になった事。 私は何度となくあります。 これを観ていてケイシー・アフレックが嫌いになった程 そうじゃなくて良いじゃん! と思いましたが、 私も経験してました。 彼みたいな行動。 尤も、命に関わるような事件とか 警察とかそうゆうのではないですが、 真面目過ぎると言われ 離れて行った友達も居ます。 この物語の場合、私も通報しな

    • 映画感想文24:Strays

      凄く悲しい映画でした。 子供もペットも 親から 飼い主から 無条件の愛情を与えられて然るべき。 複雑なもので、暴力を振るわれても 虐げられても、 肉親又は飼い主を 心底憎めなかったり 有り得ないのに いつかは改善されるとどうしても信じてしまったりしてしまうもの。 ニュース等で見聞きする 親からの虐待で死んでしまった子供達も、 生まれ持った本能で 親からは愛されるものと認識しているのに 何だこれは? 何でこんな事するのか?と 悲しいやら 痛いやら 苦しいやら。 え?!なん

      • 映画感想文23:The D Train

        ※ネタバレ有ります。 私映画を繰り返して2回、あんまり観ないんですが どうしても観たくなって今日観ました。 以前観たのは、リリース直後だったと思います。 ゲイにとって、普通のおじさんって 物凄くバリューなんですね。 眼鏡のパパとか、むっさい普通のオッサン。 なのでマースデンがゲイだとして、ムサいストレートの彼と仲良くなれて嬉しい、初恋が叶った、夢が叶った、みたいな内容… じゃなかったとは思うけど 一応どんな風だったっけと確かめたくて 観直しました。 1回やっちゃって、

        • 映画感想文22:Furiosa: A Mad Max Saga

          中学の同級生が マッドマックスずきらしく 行こう行こう言うから 観て来ました。 僕ら2人とも、もう50歳になりました。 彼の子供は手を離れて 一緒行動が少なくなって 寂しさも感じているかも知れません。 IMAXティアターって事で料金がちょい高ですが、 画面が大きいって事でしょうか。 音響が凄いとか? とか考えてたら、それへの説明も有りました。 ストップ映画泥棒枠辺りで。 それはさておき私が好きなのは キューティー・ブロンドとかSATCとかなので これ系はちょい苦手。 前作

        映画感想文25:Gone Baby Gone

          映画感想文21:The Painted Bird

          3時間近く、と 長尺な割に 大丈夫でした。 この子絶対 ホモおじさんに悪戯されたりするんだろうなと思ってたらやっぱりされた。 ボクシング・ヘレナの人に。 そんな感じで ジュリン・サンズは久々でしたし ハーベイ・カイテルとか ステラン・スカルスガルドとか あとグリーン・マイルの良い看守さんだった バリー・ペッパーとか、 割と豪華キャストでした。 でも、何となくですが ホモおじさんはアウトで 淫乱おばさんはOKっぽく描かれてて 嫌な気分になりました。 僕が知ってる何人かは

          映画感想文21:The Painted Bird

          映画感想文20:City Lights

          僕ですが白杖の方が居たら一応お声掛けする様にしてます。 昨日金曜駅でお声掛けした青年は、 あ、大丈夫ですよ!ありがとうございます! なんつって笑顔が美しかったんです。 景色とか絵画とか見れないとして、彼らにとっての「美しい」の定義を いつか訊いてみたいなって思ってます。 ↓↓↓ 人類の財産であるチャップリンのこの作品ですが、ナショナル、ボード・オブ・レビューのその年のtop10filmに選出されたみたいで、その賞がこの時代(1931年)から在った事に驚きました。 1909

          映画感想文20:City Lights

          映画感想文19:Dallas Buyers Club

          ※※※ 投稿して1時間ぐらい経ちますが、 大事な事を書き忘れたので 加筆します。 全然運動とかしたくないのに 死ぬ程滅茶苦茶トレーニングとかしたくないのに、 鬱病になって自殺しない為に 仕方無く走ったりしてるんですよね。。 一応週4ぐらいで軽くワークアウトしてます。 走ってる間、大事な事書き忘れたのを思い出したので書きます。 彼が結局の所世界中飛び回るビジネスマンになった、と書きましたが その事業、 人助け なんですよね。 自分も助かるし、事業っちゃあ事業だけど、 人

          映画感想文19:Dallas Buyers Club

          映画感想文18:Do the Right thing

          黒人は行儀が悪いので好きではありません。 口が悪く不必要な事をベラベラずっと喋ってたり落ち着きがない。人に迷惑を掛けない様に心掛けない、感情的、暴力的。 好きじゃないんですよね。 中3から世界中のclub(その頃はまだディスコと言っていましたが)に行き始め、90年代にお金を貰ってDJをやっていた事も有ります。踊ったりは大好きなので、ダンサブルなhiphopのビートとかは好きなのですが、ギャングスタ的な、マリファナ的なそうゆうバックボーンと言うか、悪い文化に憧れた事はありませ

          映画感想文18:Do the Right thing

          映画感想文17:Judy

          poor thingsはまだ良いとして、 タミー・フェイを除いて これで1981年迄のオスカー主演女優賞を獲った映画は全て目を通した事になります。 ルネイが超全身全霊で彼女の持てる能力&ガッツ 全て出し切って来ました。 一瞬もルネイ・ゼルウィガーな瞬間は有りませんでした。 ハリウッド女優史上最高のパフォーマンスだと思います。 ↓↓↓ 自堕落で享楽的な昔のハリウッド・セレブの失墜って良く聞きますよね。 マリリン・モンロー然り。 それでもやっぱり僕は、満パイの通勤電車で毎日毎日

          映画感想文17:Judy

          映画感想文16:Stage Mother

          煩さ過ぎず小気味良いショーが観れる、こぢんまりアットホームで、お洒落だけど落ち着いた感じの、 オーバードーズで死んだ息子が遺したそのゲイバーみたいに、 静かな感動を呼ぶ可愛い作品だった。 ↓↓↓ 訳有って昨日二丁目で飲んだのですが、私はやっぱりオカマ苦手です。ゲイぎらいのゲイって訳です。 で昔からドラグ・クイーンがホントキモくて嫌いで仕方無くて、ゲイ業界でも幅を利かせてるのが意味分かんなくて。 つまりその、どうしても女の格好がしたい、迄は仕方無いにしても、なんであんなドギツ

          映画感想文16:Stage Mother

          映画感想文15:Arrival

          ① 宇宙人って相変わらずああゆう風体なんでしょうか? ここ最近の新しい映画ですから、何か新しいものを提示てしくれるのかな?と期待して観ました。 ま四角だったりして。とこ期待しなぎら。 そうしたらなんて事はない、昔から良く居るあの火星人的な。 つまり結局はタコタコりんみたいなタコりんがノコノコ出て来る。 ② 私は結構何回も転職していて、同じ仕事でずっと、だとか熟練した職人さんとか 何かをずっと続けた・研究した人、専門家、研究職の人とか憧れます。 自分に無いものだから。 な

          映画感想文15:Arrival

          映画感想文14:A Room with a View

          長年観たいと思っていた作品を、やっと観ました。 長年観なかったんだったら、観たくないのでは?と思ったりしますが そうではないんですよね。 よし映画観よってタイミングの時に そうゆう気分なのかどうかって感じです。 確かに、映画館に迄は行かないかも。 でもコスチューム・プレイで言うと dangerous liaisonsとか age of innocenceは 高校・大学の時、劇場に行きました。 観なきゃと思ってやっと観れたのは ゴッドファーザーとかです。 全然観たくない。 そ

          映画感想文14:A Room with a View

          映画感想文13:A Man Called Otto

          私はゲイなので、子供や家族を持てません。且つ両親も死に済みで、親族はゼロです。 姉は居ますが、40歳の頃カミングアウトをすると、義兄(姉の夫)からうちの息子(幼稚園に通う甥っ子)に近付くな、触るなと言われ縁を切りました。 死ぬ迄の暇潰しでしかなく、子供が可愛くて幸せそうな同級生等友達が羨ましいのですが、逆に子供が手を離れた後とか何目的で行きてるのかが謎で仕方ありません。一足早目に孫とか居る友達も居て、まあ、孫は可愛いでしょうけど。 彼等が達成・得たものを、私は何も得られて

          映画感想文13:A Man Called Otto

          映画感想文12:No Way Out

          凄く面白かった。 夢に出て来そうな 『隠れん坊・鬼ごっこスキルを フルに活用しなければ命が無い』 そんなシチュエーション。 しかも自分が追い掛けられてる癖に 周りは気付いてないから 「絶対捕まえろ」とか指令されて 「あはい分かりました…」とかっつって 何でもない振りして オフィスワークを続けなきゃいけないとゆう。 そして結局コスナーは 浮気相手の男が戻って来て裏口から逃げたり 通気孔に隠れたり コソコソ野郎に見えてしまった。 体も華奢で、なんだかあんまり魅力的じゃなかっ

          映画感想文12:No Way Out

          映画感想文11:The Trip to Bountiful

          これを観たので、 poor things tammy faye judy 以外は 1981年迄 アカデミー賞主演女優賞を獲った作品は 観た事に。 凄く昔で、子供の時過ぎて まだあんまり分からなかった時な気がしますが、 この翌年以降は マーリー・マトリンが受賞、aliensでシガーニー・ウィーバー、ペギースーの結婚でキャサリン・ターナーがノミニー。 その次の年ムーンストラックでシェールが受賞、fatal attractionのグレン・クローズとかが候補となんか華やか。 で観

          映画感想文11:The Trip to Bountiful

          映画感想文10:Children of a Lesser God

          私がこの世で1番好きな事柄が、アカデミー賞受賞式と主演&女優賞です。 作品賞を獲ったやつは観なきゃと必死で観てますが、主演女優賞を獲得したその作品は、 割と自然に観てたみたいで、好き嫌いが激しい私ですがタミーフェイ、ジュディー、バウンティフルを除けば、今から1980年ぐらい迄のものはだいたい観てるみたいです。 そんな中に在って、このchidren of a lesser godは、観なきゃ観なきゃと思ってて、なかなかそうゆう気分になれないやつの1つでした。障害を持った方の恋

          映画感想文10:Children of a Lesser God