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ありがとうは人が生み出した最強の言葉 ポジティブ防具⑤

こんにちは。顔がデカいでお馴染みのゴンさんです。

今回はポジティブ防具のご紹介です。

元々ネガティブな人間は、根っからのポジティブ人間にはなれない。だからポジティブになる為にポジティブ防具(知識・マインド)を装備しよう。

というコンセプトで、心理学や自己啓発の分野からポジティブになる為の知識や考え方を紹介しています。

(まだ読んていない方は過去記事「ネガティブな人はポジティブになれない。だから防具を整える」を先に読んでいただくとよろしいかと思います)

まずは、全体を守る鎧(考え方や行動)を10個ご紹介します。その後に兜やブレスレットなどの部分ごとに強化できる防具(より細かい考えから、実際の行動)をご紹介してきます。

一日ひとつの防具をご紹介していきますので、ご自身に合うものがあったら是非、持っていってください。

もちろん、うちはお代をいただきません(一応武器屋気取りです)。気に入ったらなんでも持って帰っていただいて結構です。

あ、帰り際にスキを押していただけると、嬉しいっす!

それで今日の防具はこちらです。


ポジティブ防具⑤ありがとうにありがとう

《ありがとうにありがとう》

感謝はポジティブには欠かせない。"ありがとうにありがとう"は、オウム返しでありがとうを言うことで感謝の輪を広げてる効果がある。

自分からありがとうが言えない人向けの防具。

おそらく、わかっちゃいるけどなかなかできないポジティブなことランキングNO.1は「感謝」ではないでしょうか。

みなさん、毎日「ありがとう」を伝えていますか?

人が生み出した言葉のなかで、僕が思う最強の言葉の1つが「ありがとう」です。是非こちらも装備してみてください。


「感謝は大切」「感謝をしよう」こういった話は自己啓発の分野でよく出てきますね。素敵ことですね。断言します。


感謝は大切です。


しかし、自己啓発の本などには、またもや最強ネガティブ人間の僕には素直に受け止められない文言が多数でてきます。


「生きていることに感謝」
「辛いことも自分が成長するために与えられた試練だと思って感謝」


いや、厳しいって!

生きていることに感謝ってテーマでかすぎませんか!?「今日も生きている、ありがとう」なんて思えないっすよ。

「辛いことも自分が成長するために与えられた試練だと思って感謝」って、ドMですか!?辛いことは辛いんだから感謝なんてできませんよ。むしろ辛いことなんてこないでいただきたい。

これらが僕の素直な感想でした。同じように思った方は僕と同じ根っからのネガティブ人間なのでしょう。

「感謝」初心者からすると、こんな大きなことを言われてしまうと、もはや住んでいる世界が違うように感じてしまうんです。「すげーこと言ってんな~」で本を閉じてしまいます。(実際、僕がそうでした。とにかく綺麗事に聞こえるものが苦手なんですよ。)


そんな「感謝」初心者の方々の初期装備に最適なのがポジティブ防具《ありがとうにありがとう》です。

誤解がないように改めてお伝えしておきますが、「感謝」は大切です。僕も、人やモノ、環境など日々いろいろなことに「感謝」しています。

「生きていることに感謝」が厳しいといったのは、初級装備しかしてない段階で、そんな大きなテーマ言われても厳しいわ!という話です。


ではなぜ「感謝」が必要なのでしょうか。

それは人間が一人では生きていけない動物であり、まわりに助けられながら生きているからです。


なんだか、よくある感じの流れになってきてしまいましたが、大切なのでこのまま話を進めますね。

あなたは自分一人で生きている?

それは現実的にあり得ない話です。どういうことか考えてみましょう。

では質問です。今あなたが使っているスマートフォンを作ったのは誰ですか?今日あなたが食べたお米を作ったのは誰ですか?

もしあなたが全部自分で作ったという人でなければ、あなたはまわりと助け合いながら生きている人間の一人です。

お金を払っているのだから私の力だ?助けられている訳ではない?

いやいやいや、お金は物々交換のためのただの道具です。いくらお金があってもお米を作ってくれている人がいないとお米は買えません。お米を作ってくれている農家さんがいるからお金と交換できるんです。

話がそれてしまいましたが、こうやって僕たちは助け合いの輪の中で生きています。この助け合いの輪の中で生きているからこそ人や環境に「感謝」することが大切なんです。


ここまで話を聞いていただいて、感謝の大切さは理解していただいたと思います。しかしこれでは巷にあふれている「感謝は大切です」と言ってることはたいして変わりませんね。

「ゴンさん武器屋」はそんなありふれた話だけでは終わりません(いつから店名がついた!?)。ネガティブ人間がポジティブに暮らすための有益な情報をお届けします。


さてここからは「感謝」の効果について解説していきます。

「感謝」の効果は大きく分けて2つあります。

「感謝されると気持ちいい」「感謝できてる自分って気持ちいい」の2つです。

まず、「感謝されるときもちいい」です。

人から感謝されるとうれしいですよね。次も頑張ろうというモチベーションにも繋がります。

助け合いの中でお互いに感謝しあえば良好な関係が築けていきます。「感謝されると気持ちがいい」はみなさんお分かりになると思います。


僕たちネガティブ人間にとって重要なのは「感謝できてる自分って気持ちいい」の方です。

心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローの研究では、あるグループに「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」という実験を行いました。

そんな毎日、感謝できることを5つ書き続けた被験者がどうなったかというと、人生を肯定的に評価できるよになっただけでなく、幸福感が高くなったりポジティブな気分を味わえるようになったというのです。

つまり「感謝する」ことで僕たちはポジティブになれるという実験結果です。

これですよこれ!「感謝する」と相手をポジティブにするだけでなく、自分がポジティブになれるんですって。

極論、自分が感謝されるようなことを行わなくても、相手を「感謝」していればポジティブに暮らしていけるということです。

これはいい防具をみつけましたね。

助け合いの輪の中で生きている僕たちは、人に感謝されるような、人の役に立つようなことをしていかなければならないのかもしれません。

しかし、それができるようになるにはまだまだポジティブレベルが足りません。

まずは自分から相手を「感謝」して、ポジティブを手にいれていきますしょう。


え?分かっているけど「感謝」は難しい?

大丈夫です。そんな方のためのポジティブ防具《ありがとうにありがとう》ですから。

僕たちネガティブ人間は、普段から感謝を忘れがちです。やってもらって当たり前。勝手にやっている。僕には関係ない。が常套句といったところでしょうか。

その考えをちょっと変えるために、《ありがとうにありがと》を装備して、感謝の練習をしていきます。

さて、この防具はスーパーやコンビニなどで使うと良いでしょう。

買い物終わりに店員さんから「ありがとうございました」と言われたら、「ありがとうございます」と返すだけでオッケーです。

「ありがとう」に「ありがとう」を返すだけなので、恥ずかしがり屋のあなたでも自然な流れでできるはずです。大声を出す必要はありません。ぼそぼそっと聞こえるか聞こえないかくらいの声でも大丈夫です。

大切なのは、感謝の言葉「ありがとう」を声に出して言う、それだけです。

慣れてきたら、「ありがとう」のタイミングを少し早めてみましょう。店員さんが「ありがとう」を言う前、おつりやレシートを渡してくれた瞬間「ありがとうございます」。

このタイミングで言えるようになったら、あなたはあなたから「ありがとう」が言える人になります。

いけるようならその時に、ニコッと笑顔を浮かべながら「ありがとうございます」と言ってみてください。

そこまでできたらこの《ありがとうにありがとう》の装備熟練度はかなり高くなったと言えるでしょう。

きっと店員さんも「感謝」されてうれしい気分になっていると思います(と、信じたい)

そして、そんな店員さんに「ありがとう」を言えている私はなかなかイケてるな、と自分もうれしい気分になると思います(こちは間違えなくなります)。

このように「感謝」はポジティブに暮らすためにはとても大切です。

僕たちネガティブ人の常套句である、当たり前、頼んでない、関係ないを抑えてくれる最強言葉「ありがとう」を装備して、ポジティブな暮らしを手に入れましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。今回のポジティブ防具はいかがでしたか?

ポジティブ防具は、装備して使えば使うほど威力を発揮していきます。また、たくさんの防具を装備することで相乗効果も発揮していきます。あなたに合った防具をみつけたら、是非、装備してみてください。

次回のポジティブ防具は「口癖変換」です。

それでは、またお会いしましょう。

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