見出し画像

猪木が逝く。

老いる事なき人間はいない。

経営者、権力者、聖職者、
口座残高がたくさんあっても、
命、尽きる日は必ず来る。


この世界で「絶対」と言えることはない。


結婚式で永遠の愛を誓うが、
 この「老いる定理」は不変だ。

約束できる。

 ネットで観た映像では
しっかりとした語らいではあったが
現役時代の魂の輝きは失われていた。

 信じられない。

自分の中に生きていたヒーロー達が
消えてゆく。

 『よく観ておけ❗次はお前だぞ‼️』

そんな言葉が浮かぶ。

衝撃を受けた。

この老いた姿を見せたくない、
理解できる。

 死に様を魅せる。

いつまでも不死身だと思うなよ。』


20代の頃、不死身だと本気で思ってた。
自然の摂理から考えても不可能。
 時間を無駄に過ごしていた。

「また明日ね。」
陽はまた昇る、当たり前に明日の約束をする。

年齢を重ねると安易な事が言えない
年齢になってくる。

結婚式の招待状が30歳の前後に多く来た。
出産報告が40歳前は多かった。
50歳近くなると喪中の葉書が多くなってきた。
親類や友人の親が多かった。
人生が半世紀を過ぎる頃に、
自分の同級生からの喪中連絡が
混じるようになつた。


 『明日はお前だぞ。』


猪木様、あなたの魂は『永遠です』。

毎日を懸命に生きろ。

惰性に流されるな。

冒険せよ。

御冥福を祈ります。

そして、サヨナラ。

永遠の魂。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?