好きな男性のタイプを「清潔感のある人」と答える女性について

好きでも嫌いでもない女性と４回目のデートに行ってきた。

やはりと言うか、今回も盛り上がることなく淡々とランチデートは終了した。

相手からの質問もあまりないし、会話も続かない。
向こうから何度も誘ってくれているだが、そもそも相手が私に興味を持っているようには思えないのだ。

そう言えば、最初に会った時もイマイチ掴みどころがない印象だった。
あまり楽しそうには見えないのに、積極的にお誘いいただくのも不思議だった。

相手が何を求めているのかを知りたかったので、
「どういう男性が好きなんですか？」
と聞いてみたことがある。

すると、
「清潔感のある人ですかね（即答）」
という回答が返ってきた。

好きなタイプに「清潔感のある人」と答える女性は結構いる気がする。
ただ、この答えはどうも釈然としない。

違う違う！そう言うことが聞きたいんじゃないのよ。
だってさ、清潔感は最低限の「条件」であって「好きなタイプ」とは違うじゃないか。

逆に言うと、最低限の清潔感があれば誰でも良いということなのだろうか。
自分がどういう人が好きでどういう付き合い方をしたいという意思は無いのだろうか。

これってまるで「最低限のお給料が頂けるならどこでも良いです！」という主体性ゼロの就活生ではないか。

そうか。
私がこの女性に抱いていた違和感が理解できた気がする。
単に「条件面」だけを見られていて、私と言う人間を見てくれていないのだ。全くと言って良いほど私の気持ちが乗らなかった理由も、この辺りにありそうだ。

流石にこれ以上会うのは相手の時間も無駄にするので、
この辺りでフェードアウトするのがお互いにとって良さそうだと思った。
結構な美人な方だったので、後ろ髪を引かれる気持ちも無くはないが・・。

婚活なので結婚が目的になるのは別に良いと思う。
ただその時も、相手に求めるものは「条件」ではなくて「●●な人が"好き"」という「気持ち」を大切にした方が、長い目で見たときに幸せを手に入れられるのではないだろうか。