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『信頼』と『信用』は違うっていう話

日常会話では『信頼』と『信用』という言葉を同じように使っていませんか?私も何も考えずに使っていることが多々あります。確かに『信じる』という意味では同じかもしれませんね。ただしビジネス上は明確に分けています。ではどのように分けているのでしょうか?

それぞれの意味

それぞれの意味は以下のようになります。
「信頼」:信じて頼ること
「信用」:現在の行為から考えて、将来必ず義務を履行するだろうと推測し信認すること。

簡単に紐解いてみると、『信頼』というのは主観的な意味合いが強いのかなと思います。仕事上でもよく、信頼してるからな!という言葉をかけることが多いですが、個人的な感情面で使われることが多い印象です。

一方で『信用』というのは客観的な意味合いが強いと思います。今までの成果や実績など裏付けるものがあって、客観的に頼もしいという意味合いで使われます。

つまり、『信頼』というのは主観的な部分が強く、『信用』というのは客観的な部分が強いという違いがあります。

『信頼』しても『信用』するな

仕事をする上で、大切にしている言葉です。補足をすると、『信頼』して仕事を任せても、『信用』して放置してはいけない。といった方が分かりやすいかもしれません。

例えば、あるプロジェクトを進めているとして、自分がプロジェクトリーダーと仮定します。全ての仕事を自分1人でこなすことは当然できないので自分の信頼できるメンバーを集めました。各人に仕事を振り、最終的な完成物を大切なクライアントに提出します。信頼しているメンバーだからと思い、すべては確認せず、提出します。するとミスが発覚し、こういう些細なミスをするなら御社には任せられない。という結果になりました。これは誰の責任なのでしょうか?

信用できるのは『自分』だけ

先ほどの例で言えば、全責任は「自分」にあります。信頼しているからと言って、確認を怠った結果、仕事を失ったのです。逆に言えば、信頼しているとはいえ、最後に自分の目で見ておこう。そういう考えだったらミスに気づけたかもしれません。気づけなかったとしても自分で確認してダメだったら諦めがつきますし、自分を責めるだけです。

『信頼』して仕事を任せることは大切です。しかし『信用』して確認を怠るのは怠慢でしかありません。全ては自分の責任です。『信頼』して仕事を任せ、『信用』せず自分で確認しましょう。そうすれば、すべて自分の責任。自責の考えが人をより成長させます。

私自身もこの考えに多く救われてきました。忙しすぎて、時間なくて、「この資料、このままだしちゃおうかな?」「Excelで計算してるし、○○に依頼したもの、このままでいいかな?」何度も思いました。

でも、そういう時に限って、ミスしてるんですよね。。。あぶねっ。

良い意味でも信用できるのは「自分」しかいないし、逆に言えば、何事も人のせいにしたくないので、信じるは自分の目ってことですね。もちろん人に頼っちゃダメという意味ではないです。

さいごに

noteを書くのは3つ目になりました。簡単に自己紹介をさせてください。私は医療・介護業界を特化に採用支援を行っております。医療・介護業界では、特に小規模事業者は人事や採用担当がおらず、人材不足の社会問題もあり、人材採用に苦戦しています。そのため、自社の採用力を強化できず(経営者や施設長などの管理者が採用を兼務しており、採用に注力できない)、高額な手数料を支払う必要のある人材紹介に頼り、経営を圧迫しているという現状があります。

私は医療クリニックや介護事業所が、外部の力(採用支援)を借りることで採用を強化し、自社に合う人材を『自分たちの力で』採用し、定着する仕組みを作れれば、採用に困らずよりより医療・介護サービスの提供に専念できる。そうすることが業界全体の発展につながると信じています。

この業界では、まだまだ採用をアウトソーシングするという考えは浸透していません。根気強く発信していきたいと思います。このnoteではマネジメントや私の考えていることもどんどん発信していきます。よかったらフォローしてもらえると嬉しいです。各種SNSもやっています。

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※Vネック社長と名乗っているのは、365日Vネックを着ているからです。Youtubeで着ている服は衣装でなく、私服です。。。

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