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パートナーとして農業を手伝う⑧<情報分析・市場調査を学ぶの巻>

「数字」というキーワード。3月からKanさんのzoom講座を受講して、私の中で「数字」を意識することが増えた。今まで感覚でやっていた作業を数字で考える。感覚ではなく、ファクトベースで。

受講理由

今まで私には関係ないと思っていたマーケティング。理系でもないし、暗算遅いし、数字苦手かも、って思ってた。野菜の販売担当としては、情報分析と市場調査、避けては通れない。これが、受講理由。

今回の学び

とてもわかりやすかった!データ・数字・事実に基づいて考えること。私は、自分の経験ではなく、客観的にファクトベースで考えていたか?

お客様の分析、スーパーや直売所での観察、無料で閲覧できる情報を見ていたか?いなかったよねー😅全然できてない。

自分が売りたい野菜、今畑にある野菜を売ることしか考えてなくて、お客様がどんな野菜を欲しているのか考えて、野菜の収穫をしてなかったなー。

さて、どう活かす?

今回は2つのことをやってみた。

1- 市場調査・・アンケートは①野菜が食べたい!!と思う時があるか。②ある方はどんな時か。

2- データ収集・・先月から書き始めた作業日記。天気・気温・売れた野菜の数・お客様の数・売り上げなどを記録していく。←これは始めたばかりなので続けていこう!

いつもの「とりあえずやってみよう!」で、今回は市場調査をやってみた。友人・知人・その家族などなど、メールを送っていたら50人分のデータが集まった。家庭の中で野菜を買う決定権がある人を中心に、複数人家族がいる人、一人暮らし、2人暮らし(←ここが1番多い)など。地域は那須だけでなく、栃木、東京、埼玉、山形など。

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50人中

男性- 16 / 女性- 34

10〜30代 - 9 / 30代以上- 41

日本人 - 44 / 日本以外 - 6

質問1 「野菜を食べたい!!と思うことがあるか」

ある 90%  / ない 10%

ある 女性 31 / 男性 14

ない 女性 3 / 男性 2

「野菜が食べたい!!」って思うことがある人が90%!みんな私に気を使ったか?いや、野菜好きな人にばっかり聞いちゃったか?という疑問はあるものの、男性も含む90%という結果にすこしホッとする。

ではどんな時に野菜を食べたくなるのか。これは、複数回答で人数が多かったものから。

1- 15人「肉を食べた時」

2- 14人「毎日・いつでも」

3- 9人「不摂生・外食が続いた時」

4- 7人「視覚から」(テレビやSNS、目の前で美味しそうな野菜や野菜の料理を見た時)

5- 6人「季節の野菜が旬の時」&「体調不良・便秘の時」

面白かったのは、シェフなど料理を作る仕事の方は「美味しいドレッシングができた時」「こんな料理にしたら美味しいだろうな、っても思いついた時」「季節の野菜で作った料理を思い出した時」など、料理と絡めて野菜が食べたくなる。

「野菜を食べたい!!」と思うことがない、と、回答した人たちは「自分で野菜を作っている・家族が農家」な人たちで、「野菜は常に食べるもので今日は野菜食べたい!」とは思わない。

野菜にはヘルシー、健康的、などのポジティブなイメージがあり、「健康になりたい時」「ちょっと自分を大切にしたい、と思った時」に野菜を食べたくなる。

そして、朝食や昼食よりも夕食でしっかりサラダや料理した野菜を食べたい。

たった50人ですが、いろんな情報が得られました。20代独身一人暮らしの人も野菜食べたい、って思うことがあるんだな、って思うとちょっと嬉しい。「1袋が多いと食べきれないと思って、生野菜が買いずらい」「冷凍もできる野菜を買う」という意見も。野菜の量も少ないのから多いのまであるといいんだろうな。冷凍保存の方法も一緒にあればいいかも。

「数字」にすることで、見えてくることがあった。改善できることはすぐに変えていこう。

今回も勉強になりました!Kan先生、ありがとうございました😊

#かん味処 #マーケティング #農家 #情報分析 #野菜  


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