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「太った人とは働かない」と言ってしまったトレーナ/ in UK

イギリス在住のパーソナルトレーナ兼フィットネスライターが、「私はデブとは働かない」と彼女のブログに書いて炎上している。

Samantha Yardly氏を避難する声は、ニュース記事からTwitterから様々だ。

「太っている人は、セルフコントロールが欠如していて、怠惰だ。だから働かない」と言っている氏だが、体型で人格は決まらないし働きっぷりが悪いかと言えばそんなことはない。

でも彼女のブログを読んでみると、なるほどと納得する箇所もある。

「肥満は喫煙よりもガンになりやすい」
「痩せるのは簡単じゃない。もし病的肥満の人はお医者さんのサポートを受けて」
「太っている人に対するいじめは絶対に許さない」。
など至極真っ当なことを言っている。

でも本当に太っている人の健康とかを心配しているのだとしたら、「太っている人とは働かない」だなんて書くだろうか?その部分に、愛が感じられない。だから多くの人が怒っているんじゃないだろうか?

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日本だと挨拶がわりに、「太ったね」「痩せたね」と気軽に言ったり言われたりする。私は子供の頃から太りやすい体質で、大学生の頃にたまに実家に帰ると親から「太ったんじゃない?」と言われるのが本当に嫌だった。

太ってしまった原因は自分でわかっているから恥ずかしいし、その事実を指摘されたところで「だから何?」というやり場のない気持ちだった。

いまだに日本のテレビでは太った人イジリみたいなことが続いているんだろうか?

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