植民地化をテーマにした作品はいかに
ニュージーランドの気鋭の監督、Taika WaititiとCarthew Nealが率いるプロダクション、Piki Filmsがマオリ族のライターと共に3つの作品を作ります。
Taika Waititi氏は映画ジョジョラビットの監督としても有名。
彼らが作る作品の第一弾はTina Makereti原作の「The Imaginary Lives Of James Pōneke」から。
1840年代、1人のマオリの青年は自身がマオリの生きた証であるとしてロンドンを旅します。最初は注目を集めることやロンドンのヘドニズムを楽しんでいましたが、徐々に自分に付けられた「野蛮人」のレッテルは剥がすことができないと気付き始める、というストーリーです。
著者のMakereti氏は言います。
「植民地化の象徴ともいえる銅像が倒されるのを目撃する現在の時代に、この物語が映画化されるのはなんともタイムリーだ」と。
Taika Waititi氏はマオリ族とロシア系ユダヤ人をルーツに持ちます。そんな彼がどんなふうに今の時代を見ているのか、そしてどんなふうに3つのストーリーを表現していくのか期待が高まります。
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