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無職がもたらした心の平穏

小学校の卒業文集に書いた将来の夢、「女社長になる!」。

今思い出しても恥ずかしい、なんと浅はかな子供だったことか。
敢えて社長に "女"とつけるところが当時の時代背景を伺わせるし、当時の自分が抱いていたジェンダーギャップの大きさも想像できる。

当時の自分に教えてあげたい。
「何になるかよりも、何をするかだよ」と。

そんなこっぱずかしい夢を抱いていた私は、コロナの影響で仕事はお休み、ほぼ専業主婦状態になっている。


朝起きて、植物の世話をし、コーヒーを淹れる。
バルコニーで周囲の山を見渡しながらコーヒーを飲み、その後は約1時間の瞑想にふける。

ザワークラウト を仕込んだり、ベーコンを燻したり、ハーブのオイルを作ったりとやることはたくさんある。あ、パウンドケーキも焼いている。

空を飛ぶカラスの観察をしたり、雲の流れるのをボーッと見ながら気付いたらお昼を過ぎていたりする。

こんなあまり生産性の高くない、けれど心穏やかな日々を過ごしてしまっては理不尽な上司や規則のもとで働くことなんて、2度とできない。



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