オンライン講座でエストロゲンのお話しを聞いて感じたこと
昨夜はオンライン講座を受講しました。
講師は助産院ハイジア 院長の佐藤みはる先生。
※画像をお借りしました。
札幌からオンラインの配信。
便利な世の中になったものです^^
女性ホルモンであるエストロゲン。
更年期になり、閉経を迎えると分泌が減ってしまいます。
そのエストロゲンが担っている役割について興味深いお話しを伺ったので備忘録として。
脂肪の代謝に関わっている
エストロゲンはコレステロールを原料にして作られています。
なので、閉経を迎え、エストロゲンの産生が減ると原料であるコレステロールは余ってしまうのです。
閉経後に健康診断を受けたら、コレステロールの数値が上がっていた!なんてこともあるのではないでしょうか?
だからこそ、定期的な健診が必要なのですね。
さらに、エストロゲンを作る過程のなかで、皮下脂肪組織が関わっています。
お客様から「40歳を過ぎた頃から増えた体重が戻りづらくなった!」なんて声も聞きますが、代謝が落ちただけではなく、エストロゲンの影響もあったのですね。。
みはる先生も、更年期に入るまでに適正体重にしておくことが大切とおっしゃっていましたよ。
運動大事です!
生物の進化の過程にもエストロゲンが関わっていた!
生物の進化の過程で水の中から陸に上がる際、体を陸で支えるための丈夫な骨が必要となりました。
骨とエストロゲンの関わりは、脊椎動物が陸に上がる時に始まったのだそうです。
「エストロゲンと進化 38億年の旅」から引用
http://www.wound-treatment.jp/new-data/2016-1215/2.pdf
ホットフラッシュは自律神経の乱れだけではないかも?!
更年期症状には様々なものがありますが、そのひとつにホットフラッシュがあります。
急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりします。
上半身だけのぼせたり、冬でも大汗をかいたりするため困っている方も多いですね。
このホットフラッシュの原因は、自律神経の乱れだけではないようです。
エストロゲンは脳の中で体温調節の役割も果たしています。
エストロゲンが減ることで、脳の中の視床下部において暑さと寒さを感じる閾値が変わってしまうことで、体温調節が上手く働かなくなってしまうそうです。
まだまだ解明されていないことも多いようなのですが、これから薬も開発されていくようなので、期待したいですね!
正しく知ることが不安を減らすことに繋がる
昨日の講座は、20代の方も受講されていました。
「もっと早く知っていたら、母親とのケンカも減っていたかも。」なんて話されていました。
更年期を迎える前に知ってもらいたいとみはる先生もおっしゃっていました。
更年期というと、何となく暗いイメージ。
自分が更年期を迎えることを認めたくないと思う人もいるかもしれません。
人生100年時代。
更年期を迎えても人生はまだまだ続きます。
長い人生のために更年期を前向きにとらえることが出来たらよいなと感じました。
それには正しく知ること。
わからないことは不安に感じてしまうものだから。
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