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妊娠するまで(低用量ピル服用/PCOS/不妊治療)

夫とは約2年間の交際期間を経て、2020年の冬に入籍、結婚式は翌年の春に執り行いました。

多くの方がそうかもしれませんが、私たちは結婚式が終わったその月から妊活をスタートしました。
20代前半でPCOS(多嚢胞性卵巣障害)と診断を受け、以降10年近くピルを服用しており、中々授かりにくいだろうな、、と思いつつ、ピル服用を止めた後の3か月くらいは妊娠しやすいと友人に言われていたので(※医学的根拠は不明です)夏ごろまでには授かりたい!と思っていました。

しかし、やはりなかなかそう上手くはいかず…妊活開始から3か月が過ぎたころ、不妊専門のクリニックである杉山産婦人科丸の内医院へ通うことにしました。過去PCOSと診断されたことから、妊娠しにくいという焦りもありましたし、有難いことに、東京都から不妊検査に対して助成金がでるということで、こちらがかなり後押しになりました。不妊関係の医療費って本当に高いですもんね…

私は、杉山産婦人科で不妊ドックを最初に受け、合計8万円くらいかかりましたが、助成事業で5万円返ってきましたので、自己負担実質3万円程でした。(中野区に住んでいた友人は、更に区の助成金でほぼ自己負担ゼロだったとのことです…)

初めの3か月ほどは、検査とタイミング法でした。

通院初めのころの検査では、特にPCOSとは診断されなかったため、治ったか?!と期待しておったのですが…(単に見逃されていただけかもしれません。血液検査のAMH値はめちゃくちゃ高かったので。)
ある日の超音波検査で、やはりPCOSの特徴であるネックレスサインが見られるとのことで、それから薬の服用がスタートしました。

薬服用1月目:クロミッドの服用のみ
幸い、私は副作用等は出ず、卵も何とか2つ育ってくれました。しかし、この時は授からず。
薬服用2月目:クロミッド+排卵誘発剤の注射
副作用無し、卵も1つ育ちました。タイミングもばっちりとって今度こそ、と思いきや、授からず。
薬服用3月目:クロミッド+排卵誘発剤の注射
副作用無し、卵も1つ育ちましたが、途中経過の超音波検査で、卵の成長スピードが遅いとの診断。個人差はあるようですが、同じ薬の服用は耐性がついて徐々に効き目が薄れていくようです。
そもそも、これまでタイミングの取り方で夫と衝突(できるだけ多くタイミングを取りたい私 vs 仕事で疲れている夫)していたので、今回も難しいかもな…と思いつつ、
これでクロミッド最後かも!?な 背水の陣 感が伝わったのか、夫も頑張ってくれて。この月に無事、授かることができました。

私の場合、不妊ドックには助成金・クロミッドと排卵誘発剤注射には保険が適用されたため、自己負担額は比較的抑えられた方かと思います。
しかし、検査や薬の処方、注射のために、月に多い時で2-3回は病院に通っていましたので、仕事との兼ね合いなど、そういった負担はやはり大きかったかな、と。

あとはメンタル面との闘いもありました。夫と何度も衝突(主に私が拗ねる)しましたし、周りのおめでた報告や、育児関連のSNS投稿を見て落ち込んでしまったこともありましたし…

子供を授かるってことは、本当に奇跡的な出来事なのだ思います。


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