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「好奇心が原動力」〜ノーベル物理学賞を受賞した真鍋氏〜

二酸化炭素の増加が地球温暖化に繋がる」事を発見し、ノーベル物理学賞を受賞した、真鍋さん。
この研究は、現在の気候研究の基礎となっており、一般人の我々すら当然認識している、身近なテーマです。

私はノーベル賞の内容を、全ての賞で毎年確認します。
もちろん、概要しか分からないが、面白い。
特に化学賞は毎年じっくり読み込んでいる。
こんな発見できたら面白いだろうな、と妄想を膨らませるのです。
一つの発明が世の中が大きく変えていくって、ロマンがありますよね。

今回、真鍋さんのインタビューを聞き、一つ気になったことがありました。
「私はただ、楽しくて研究をしていただけ。好奇心が原動力であった。」と言うのです。

私も学生時代から今まで、化学という分野で研究に身を投じています。
今は会社の利益の為、部署の開発目標の為、必死に頭を使って日々研究。
しかし、元々この道に進む決心をしたのは、「ただただ化学が楽しい」という感情が原動力だったのではないか。
図らずもふと、初心に戻りました。

私に限らず、これを読む方々の多くは、同様の決心をした経験があるはず。
それがどんな分野であれ、「好奇心が原動力」であれば、自分も周りも変えてしまうだろう。
好奇心だけで世界を変えた、真鍋さんのような日本人もいるのだから。

では、また。

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