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じぶんを立て直すシナリオ術

じぶんを立て直したいときってありますよね。

そんな時はシナリオが役に立ちます。

コツを踏まえると、カンタンです。
わかりやすく言えば、ドラマのナレーション風にするだけ。

たとえば、ぼくはなかなかいい歳ですが、未だにうまくいかないことだらけです。

・商談がうまくいかなかった。
・ほどよいファシリテーションができなかった。
・つい仕事相手を責めてしまった。
・妻とギクシャクしてしまった。

書いていて我ながら、情けない・・・。

「ま、いっか」と楽観的に次へいけることもあれば、なんだかんだ心にしこりとなって引きずることもあります(だって、にんげんだもの)。

そんな時、「よし、明日は頑張ろうぜ!」と言い聞かせてみても、あんまり効かないって感覚、わかります?

ダメなじぶんが、ダメなじぶんに向かって励ましてもまったくと言っていいほど説得力がないのです。

では、鏡を見ながら「お前はやれる奴だ、大丈夫だよ!」と言ってみましょうか。

さっきより、ちょっと効き目はあるかもしれません。
鏡の中にいるじぶんは、同じじぶんではありますが、客観性があります。
やらないよりはマシ。



でも、もっと効果があるのが、シナリオを使う方法。

主語は「彼・彼女」を使います。

こんな感じです。

『彼は、たしかに今日の商談を失敗し、落ち込んでいた。しかし、じょじょに元気になっていくのであった。』

『彼は、妻を不機嫌にさせ、自分自身もいらだっていた。でも、明日の朝には笑顔で”おはよう”と仲直りができていたのであった』

『彼女は、面接でうまく自分を出せず泣きたい気持ちで帰路についた。しかし、来月の今頃には意中の会社から内定を勝ち取っているのでありました。』

ね、ドラマでこんな感じのナレーションがあったりしませんか。
(最近のドラマを観ていないのですが・・・)


コツは3つあります。

1、彼・彼女を主語に使うこと(いわゆる三人称です)
2、ネガティブな現状、しかしポジティブな未来になる流れ
3、「〜であった」、「〜でありました」で終わること

すでにそうなると決まっていた的なニュアンスにするのです。

じぶんを立て直したい、元気になりたい。
そんな時、試しにシナリオをつくってみてはいかがでしょう。
考えるの楽しいものですよ。

一人称でなく、二人称でもなく、三人称にする。
客観性が一気に高まります。

すると、スッと弱っていたじぶんの気持ちにそのシナリオが入ってくるのです。



じぶんを立て直すだけでなく、何か実現したい。
明日のじぶんでもいい。
1年後のじぶんでもいい。

未来のじぶんのこと、全てに使える方法だと思いませんか?

ぼくは、3ヶ月後のじぶんのシナリオをよくつくるんです。テキトーに。

「今は、こんな低レベルな文章をつらつら書いて落ち込んでばかりいる”こまさん”だったが、3ヶ月後、フォロワーがなんと100人も増えていた。そして半年後にはなんと1000人も増えてるとは、この時知るよしもなかったのでありました〜』

たとえば、ですよ。

しかも、それをプロのナレーションのようにひとりごとのように言うのです。
アタマ大丈夫かな、と半分思いながら(笑)。

でも、そんなちょっとしたシナリオを想像し口に出してみるだけで、ニヤッと笑えるし、元気になってくるのです。

もう一度やってみようと思えるじぶんになるのです。

今、なにかでちょっと落ち込んでいるあなたへ。
自由にシナリオを作ってみませんか。

何個つくってもタダですからね。
そしてシナリオはあなたの自由です。

じぶんがじぶんのシナリオライターになること。
素敵な映画のストーリーをつくるように。

この方法、手札の一つに加えてみてくださいね。

それではまた。


ヘッダー画像はしまこねこさんよりお借りしました。
ありがとうございます。

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