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はま寿司をハザムシと言う

はま寿司をハザムシと言う三歳の は!は!はざむし!響く夕方

〈うたの日 自由詠 2023年2月10日〉川合真生

は!は!はま寿司!というCMが流れているのはこの辺だけでしょうか。一時期はま寿司にハマって(はまだけに)お友達ファミリーといった翌週にまたはま寿司に行く、みたいな時がありました。

コロナ禍を経て、回転しなくなった寿司は電車のレールみたいなもので席まで届くようになり、寿司を食べない子どものためにラーメン、コーラ、ポテト、ガチャガチャまであり。子育てファミリーにとってめちゃくちゃ居心地の良い空間となっていたのでした。注文用のタブレットの音声も、子どもたちが大好きな鬼滅の刃の炭治郎の声だしね。どこまで至れりつくせりなんだ…と。

この間久しぶりに行ったら、寿司のメニュー部分まで回る仕様?(あ、全然うまく説明できない)になっていてどこまで進化するんだはま寿司…と恐ろしささえ感じました。

まあそんなわけではま寿司が大好きなんですけど、当時三歳の次男はまだ「はまずし」ってうまく言えなかったんですよね。ハザムシになった途端、ゾウリムシみたいなハサミムシみたいな急に虫感出てくるじゃんっていう。五歳になった次男は上手にはま寿司、と言えるようになり、それはそれでなんだか寂しいような気もします。

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