![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144372151/rectangle_large_type_2_f06f3dad849f2788894ef42e07f5621a.jpg?width=800)
父なりの丁寧な字で
父なりの丁寧な字で児童書の漢字すべてに付けられたルビ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144420033/picture_pc_7bad0bede9d3ff2c863dbf67f34bb794.png?width=800)
小学校の推薦図書か何かで、対象の学年より上の学年向けの本が読みたくてねだって買ってもらった記憶があります。(アップルパイのなぞをおえ!というタイトルだった)
父は昔も今もやさしいタイプですが、子どもに対して分かるように説明したりするのは苦手で、小学生くらいまでは「お父さんの説明はよくわかんない!」という感じでした。
字も綺麗ではないのですが、私にも読めるようにとふってくれたルビは父なりに丁寧な字で書かれており、1冊まるまる小学生の私は読むことができたのでした。
児童書とはいえ、1冊すべてにルビを振るのはなかなか大変な労力だったのではないかと想像します。それでも、丁寧な字でぜんぶにルビを振ってくれたのが嬉しかったし、今から考えても大事にしたい思い出だなぁというところで短歌にしてみました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?