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【研修記録】UXデザイン研修 Day0 -UX概論-

こんにちは!

Xデザイン学校のUXデザイン研修ベーシックコースの研修受講記録です。

本日は開講前に公開された、プレ講座を振り返ります。

1.社会人の学びとは

冒頭に先生から、UXに限らず、社会人としてどのように学んでいくべきかの授業がありました。

要点は大きく3つありました。

スキル = 知識・技術 + 判断(センス)

知識や技術は学べば習得できるが、判断は多様な学びと失敗の繰り返しが必要であり、今回の研修では判断を磨くと。

「テクノロジー進化により社会変化が激しい時代はすべてのことがアップグレードし続け、誰もが永遠に初心者になる。いつも新しいことを学び続け古い考えを捨てていく必要がある。」(WIRED創刊編集長 ケヴィン・ケリー)

この言葉の通りです。

iPhoneは最たる例ですが、出てきた当初は誰もが初心者であり、私たちはガラケーの概念を捨てて、スマホを学ぶ必要がありました。

テクノロジーは日々進化し続けるので、使う側はもちろん、作る側も日々進化する必要があると。

UXデザイン研修の内容も毎年変わっていて、今年は特に変わっているそうです。数年前に受講した先輩が社内にいるので、受講後に先輩と私のUXデザイン手法や思考にどのような違いが出てくるのか、とても楽しみです。

「先輩、それ古いっすよ。」

こんなこと言ってみたいです。笑

具体的な体験→省察→概念化→試行
(ディビット・コルブの経験学習理論)

学びとはこの4つの過程があると。

研修の記録をnoteに残すのはもちろん、概念化することによって多様な状況に転移できるようにしていきたいと思います。

2.UX概論

UX概論の内容については、現在予習で読み進めている安藤昌也さんの著書、『UXデザインの教科書』と被る内容が多かったです。

良い復習になりました。

予期的UX → 一時的UX → エピソード的UX → 累積的UX

上記のように、UXに時間軸の概念を加える考え方は最近した概念で、私にとってはとても印象的でした。

今までは一時的UXしか考えられていなかったなと。

私自身のソフト設計に対する、UX的観点が広がったと感じました。

3.基本的なUXのプロセスと手法

最後にUXのプロセスと手法について簡単に紹介がありました。

UXデザインの基本的な流れは以下の通りですが、ユーザー調査が何よりも重要だと強調されていました。

①ユーザー調査 ★
②ユーザー情報の視覚化
③プロトタイピング
④ユーザー評価

ユーザー調査について、いくつか手法がありますが、どれもモノに対する調査ではなく、ヒトが調査対象になっているあたりが、UXデザインですね。

エスノグラフィックインタビューがとても面白く、やってみたくなりました。

まずユーザーに理想の製品を作ってもらって、それを使って、製品のデザインをそのようにした理由を聞きながらインタビューする手法です。

これはとても合理的だと思いました。既存製品と理想の製品とのギャップに対して効果的に調査できるので、インサイトを見つけやすいですよね。

また、多くのユーザーの最大公約数としての生活価値・ニーズの発見が重要で、個人の特殊な行動に着目しすぎないこと。を注意点としておっしゃっていて、確かにと。

どうしてもインパクトの強い一意見にフォーカスしすぎることがあると、Day0にして反省ポイントを突きつけられてしまいました。

4.感想

UXデザインには様々な手法があり、各手法については読書でもWebサイトでも紹介されています。

しかし、冒頭でおっしゃられていたように、判断を磨くことが何よりも重要で、UXデザイン研修はそれを磨く良い機会だと思います。

主体的に研修に参加して、最低でも社内でUXデザインを語れるようになるために、UXデザインといったらごまさんと言われるように、取り組んでいきたいと思います。

5月末から、Day1が始まるので、とても楽しみです。


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