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ドイツの大学のオンライン授業について


今回はドイツの大学のオンライン授業についてです。始まるまではものすごく不安だったのですが、始まってみたらその快適さに驚いたのでシェアします。
以前にも書いたのですがもう一度ここに私が今勉強している科目についても並べて書いておきます。


-Datenmanagement (先生が2人)(美術館に来たオブジェクトをどのように管理するのか、データをどのように使うのか)

→SlackとZoomを使ってのオンライン授業
今回受けている専攻のモジュールの中で唯一オンラインで先生の講義を聞く授業。

→授業内容のppがシェアされる
自分でppを理解しなくてはいけない。でも自分のペースでできるので◎


-Sammlungsmanagement
博物館・美術館の収蔵品をどのように管理するのか

→授業内容のppがシェアされる
自分でppを理解しなくてはいけない。でも自分のペースでできるので◎


-Geschichte des Museums
博物館・美術館の歴史

→pdfで授業内容が配布されて、それについて理解する(自宅学習)
本来の授業のやり方がどうだったのか分からないけれど実際にこのテキストを授業中に読んで理解するとかだとしたら、理解が追いついていないので自宅学習で少し安心。


-Theorie und Geschichte der Kommunikation
美術館の中でのコミュニケーション、特に教育普及の歴史について

→3つのテキストから1つ選択してそれについてのレポート。


-Kunstgeschichte Ⅱ
ルネサンス以降の美術史

→ppのスライド一枚一枚に音声データが添付されていて、スライドを見ながら音声を聞きながら自分で自宅学習の授業。個人的にはこの形式が一番好き。分かりやすいし、授業中には聞き逃してしまうことも何度も確認できるし、家でやっているのでどうしても分からなかったところをルームメイトにすぐにん聞ける。


-Formen und Werkstoffe Ⅱ(先生が2人)
a. ロウ(ワックス)、シリカを含む素材、人工的な素材、写真とマテリアル
b. それらの素材を用いたオブジェクトについての説明、年代特定方法など

→自主学習をしてその成果をレポートにまとめて提出する。
まだ課題が出されてないので分からないけれど、図書館が開いていないのに課題が出来るのか少し不安。

-Deutschkurs
専攻の授業とは別でドイツ語母国語話者ではない人たちを対象にした授業。夏学期はライティングとリーディングの授業がある(冬学期はライティングとスピーキング)

→オンラインで先生の講義を聞く授業。Zoomとかではないサービスを使っている。
これも正直いつもの授業よりも分かりやすいし、順調に進むし、かなり良い(いつもはみんなが好き放題に話しまくるので授業がすごく押す)。



だいたいこんな感じです。私は特に美術史のppの授業方法に感動して、普段もこれにしてほしい!!と思ってしまいました…笑 この教授の授業は私も一番興味がある分野なのですが、なにぶん授業はばーーーっと進んでしまうのでいつも復習がとんでもなく大変なのです。ですが、このように何度も解説が聞くことのできるマテリアルがあるととてもスムーズに内容が理解できますし、とにかく最高です。むしろ実際にUniが再開した時が心配です。


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