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許すこと(ハとタの法則)

悲しいニュースが後を絶たない。

私は彼についても、彼女についてもよく知らない。表面上しか知らない。しかし、ニュースを聞いてとても悲しくなる。

求められる姿を演じるほど、壊れていくこと。制圧状態で逃げたくても逃げられないことがあること。どうか、我慢しすぎないで。そんな自分を恥ずかしがらないでほしい。もっと許してあげよう。現代人は常に気を張っていないだろうか。不規則な生活は負担になっていないだろうか。加工食品じゃない食べ物、どのくらい体に入っているだろうか。

自律神経を整えましょう。っていうことを私はよくヨガクラスで話す。交感神経も、副交感神経も大事なものだけど、偏ると一気に心と体に悪影響をおよぼす。なぜ、自律神経を整えましょうっていうのか。それはこんな社会だからだよ。現代社会で生きていくうえで、自分の支えのひとつになってくれると思うから。この生きにくい社会で。

例えば、体。

緊張状態が続くと、血管は縮小する。血液の巡りが悪くなり、冷え性になる。頭にも血液が巡りにくくなる。さらに血管が縮小し血圧が高くなると、脳にも影響が起きる。脳下垂体からコルチゾールが分泌され、肝臓から糖分と脂肪分が過剰分泌される。血液内のその濃度が濃くなり、尿によって排出される(高血圧とか、糖尿病ね)

血の巡りが悪くなると、消化液が濃くなるから、胃に負担がかかったり穴があいたりするでしょう。

そして、心。

常に緊張状態が続くと、体はリズムを崩してしまうから、無理にでも副交感神経を呼び戻そうとする。この状態が続いて、うつ状態のようになる。

逆に、緊張状態のままがまんしてがまんして、パニックになったり、どきどきが激しくなったり、わーっと汗かいたりするよね。

頑張るって、悪いことじゃない。とっても素晴らしいこと。でも時に、頑張りすぎてるなってときに、体がサイレンのように私達に教えてくれているんだよね。ちょっと頑張りすぎだよーって。バランスとろう!って。

こうなったらだめ。というわけじゃない。もちろん、事前に知っていれば予防になるから、それに越したことはない。でも、そうなったっていいんだよ。まずは、今のその状態の自分を自分でOKってしてあげようって、伝えたい。自分が一番自分を抱きしめてあげよう。ナルシストになれとかじゃなくて、今そのままの自分をそっくりそのまま、信じたり守ってあげようってこと。(サティヤ 自分に正直に)

普通に生きてるだけで比較されたり、評価されたりする世の中でしょ。自分も、周りの目気にしたり、比較して自分の嫌なところついつい見つけちゃうでしょ。いいなーって思うでしょ。そう思うことも、悪いことじゃない。でもその分、同じくらい自分の良いところを見てあげよう。「本当はこここーなりたいけど、でもここがこうだから、まぁいっか!ゆっくりいこう!」って、なっていいんだよ。こんな激動の世の中で暮らしてるんだよ?それだけでもOK!ってなっていい。

世の中苦しいことがいろいろある。(タパス)

でも、だからといって自分に暴力的にならないでいい。すると、周りに対しても「まぁいっか」って許せることが増えてくる。(アヒンサー)

体を動かしたり、思いっきり笑うと、張り詰めていた糸が緩むことがある。そうすると、わっと涙が溢れたり、笑顔が出たりする。

体を動かすことで、心と体のバランス、緊張と弛緩のバランスをたった1時間だけでも、味わってもらいたい。

日々タパスを経験しながら、他の人と比較されながら、それでも自分ができることにも目を向けることを、意識して生活しよう。(私も人生を通してきっと一生取り組んでいくと思うけど)

ちょうどいい。とか、ちょっと足りない?とか、

それくらいが実は一番バランスがとれているのかもしれない。


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