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慣性とスイングのリズム(1)

とみやすです。
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今回の記事のテーマは慣性の法則とゴルフスイングの関係です。


慣性の法則って何?

慣性の法則とは、物体が静止または一定の速度で運動している場合、外力が加わらない限り、その物体はその状態を変えようとしないという性質を指します。つまり、物体は運動状態を変えるためには外部から力がかかる必要があるという法則です。

ゴルフスイングと慣性の関係

ゴルフスイングにおいても、慣性の法則が重要な役割を果たしています。
スイング中にクラブや身体に力を加えてボールを打ちますが、慣性の法則により、その力がスイングにどのような影響を与えるかを理解することが大事になります。

1. バックスイングと慣性

バックスイングの初動では、クラブを身体と一緒に後ろに振り上げ始めます。このとき、クラブや身体は静止状態から動き始めるため、慣性の法則により抵抗を受けます。最初はあまり力を入れずにゆっくりと振り上げることで、慣性を利用して引っ張り合うようにスイングをスムーズに始めることが重要です。
さらに振り上げるには、慣性の法則による抵抗を乗り越え、手の運動や体重移動を加えることにより、ダウンスイングに備えます。

2. ダウンスイングと慣性

ダウンスイングでは、クラブを加速してボールを打ちます。ここで慣性の法則が重要になります。ダウンスイングの初めは、バックスイングの慣性によってクラブが遅れてしまう傾向があります。しかし、遅れを取り戻す動作こそがクラブの加速をサポートします。
つまり、あえて慣性の法則を使うことが、ヘッドスピードを向上させる動きとなるのです。
そのためには、手首の柔軟性を確保する必要があるので、力を抜くことが重要となります。

クラブヘッドと慣性の関係性

クラブヘッドも重要な慣性の対象です。
クラブヘッドのバランスとしては、トゥ側の質量が多いため、慣性の法則により、フェースアングルとしてはオープンになりやすいという事になります。慣性を乗り越える、つまりフェースアングルをクローズにする事により、ヘッドスピードを向上させる動きとなります。

慣性を利用した飛距離の向上

慣性の法則はゴルフスイングにおいても重要な役割を果たしています。
バックスイングでは引っ張り合うスムーズな動きを意識し、ダウンスイングでは、遅れを利用し、慣性を乗り越えるような加速を意識します。
クラブヘッドの慣性を理解し、利用する事により、飛距離の向上をすることが出来ます。

まとめ

スイング中の慣性を理解し、効果的に活用することでよりスムーズでパワフルなスイングを実現することができます。慣性の法則は物体の運動に普遍的に働く法則であり、日常生活でも身近な法則です。
慣性の法則を理解してゴルフスイングの質を向上させましょう!


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