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45歳からのキャリア戦略③~カジュアル面談で聞かれること・聞くこと~
こんにちは。へびそるです。
私は普段、エンジニアのキャリア支援をしています。
今日は、45歳からのキャリア戦略③~カジュアル面談で聞かれること・聞くこと~、と称して自分の今後のキャリアについて綴りたいと思います。
画像の出典:Mohamed HassanさんによるPixabayからの画像
こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!
カジュアル面談とは何か
私は今年45歳になります。60歳以降もバリバリ働くために、自分の可能性をより追求するために、今後のキャリア戦略を練っています。
最近は「カジュアル面談」という言葉が転職市場で飛び交っています。
私が現職に転職した時にはなかった言葉です。
こちらの記事を拝見したり、私の記憶を整理してみると、
カジュアル面談の目的:求職者と企業の相互理解促進
面接との違い :採用判断をしない。
:求職者側ではなく企業側からのアプローチも多い。
というのがポイントかと思います。
個人的には、企業側からのアプローチという点が求職者にとっての魅力だと感じます。
一般的な転職活動だと、求職者側からアプローチすることが多いもの。自分では正直企業を探しきれないので、企業側から「あなたの経歴はウチのココにフィットします!」と提案いただけるのは大変ありがたいし、新たな気づきが得られて興味深いです。
仕事をしながら転職活動をするケースが多いかと思うので、オンラインだったり、選考要素がないことだったり、カジュアルな服装で臨めるという手軽さも(本当は手軽ではないのかもしれませんが)、ウケている理由な気がします。
カジュアル面談で求職者が聞かれること
カジュアル面談ではどんなことを聞かれるのか?
それに対して自分はどう答えるのか?
今後のために整理してみたいと思います。
Q1、カジュアル面談を受けた理由は?
まず前提として、現時点では現職にはそれなりに満足はしている。
でも10年後、15年後のキャリアを考えると確実に選択肢が狭まっていく。
だから今のうちに自分の選択肢を広げておきたい。
Q2、当社に興味を持った理由は?
これは各企業それぞれ、ということで。
Q3、経歴を教えてください
・これまで2社で22年。
・キャリアの中心は2社目の現職のエンジニア人材派遣会社。
・一言でいえば、大手製造業向け法人営業とエンジニアの労務管理、チームマネジメントでキャリアを積んだ。
・法人営業は、大手製造業を中心に自社エンジニアのマッチング、提案、評価確認、契約交渉など
・労務管理は、自社エンジニアの顧客評価フィードバック、キャリア相談など
・マネジメントは、営業拠点の課長、拠点長として戦略策定、業績管理、メンバーの目標設定・評価、エンジニア採用面接など
Q4、仕事観、キャリア観を教えてください
・会社に預けるものではなく、自分で主導権を握るもの。
・自分自身の成長のため、やりがいのために働く思いが強い。それが結果的に世の中のため、人のためになると考えている。
(収入や名誉よりも社会貢献よりも優先に考えている)
・節目ごとにこれまでの轍を振り返り、未来を見て変化させていくもの。一本道ではなく、ところどころ分かれ道を自分で選んでいく感じ。
・人生に無駄なことは何もない。効率も必要だが回り道も必要。
・自分が必要とされる限りは75歳、80歳を超えても働き続けたい。
Q5、転職を検討している理由は?
・もともとは現職でいけるところまで行こう、となんとなく思っていた。
・それなりに自己研鑽はしているつもりでいたが、3年前に高校時代の友人が急逝して改めて自分の人生を振り返ったとき、会社の中を見てばかりいた自分、会社にキャリアを預けている自分に気づいた。
・自分のキャリアを自分の手に取り戻すために考えて行きついたのは、現職で行っているキャリア支援を突き詰めていくこと。
・キャリア支援のプロになれば、会社に頼らず生きていくことができるのではないかと思うに至った。
・現職ではマネジメントが中心になっており、キャリア支援は片手間でスキルを伸ばしにくい。もっとキャリア支援を中心に据えた環境でやってみたいと思うようになった。
Q6 、強みやアピールポイントは?
・現職では、拠点責任者としてエンジニアと派遣先の顧客の間に立つ、自分の部下と本社の間に立つ、という立ち位置で仕事をしています。異なる立場のステークホルダーの間に立って、双方の事実や価値観を確認、尊重しながら落としどころを見極めていけるところは自分の強み。
・特に、事業に直結するエンジニアと顧客と直接接点を持つ立場で仕事をしていたので、目の前のステークホルダーの価値をどうすれば高められるか?喜んでもらえるか?の視点は強く持っている。
・自分の成長のために苦も無く継続的にインプット/アウトプットしていけるところ。
カジュアル面談で求職者が聞くべきこと
いっぽうで求職者が企業側に聞くことも整理してみます。
仮にカジュアル面談が企業側からのアプローチでセットされたものであれば、求職者は堂々と企業側に質問できます。
主体的に転職活動をする人は、こういった場をチャンスと捉えて、その企業が自分にフィットするかを見極めることをするはずです。
ではどんなことを聞くかを整理してみます。
1、勤務地
転勤の有無。転勤は希望者のみか全員か。想定される初回勤務地。転勤の頻度。
2、給与体系
想定される年収。インセンティブ有の場合はインセンティブを除いた年収。昇給の仕組み。昇給の頻度。
3、評価される行動や振る舞い
どういった人が評価されているのか。VMVや行動指針はなにか。
定量評価と定性評価はそれぞれどの程度重視されるか。
4、仕事の裁量権
自分で仕事の内容を選択できたり、やりたいことができるか。
業務時間(残業時間含む)を自分でコントロールできるか。
雑務や単純な作業が少なく本来の業務に集中できるか。
5、その職種の特性
新卒と中途の比率。平均年齢。50代以降の活躍度合い。年齢や経験がモノを言うか否か。30歳と50歳で大きな差がつくか否か。
6、キャリアパスの柔軟性
プレーヤーからどのくらいの期間でマネージャーになれるか。プレーヤーとマネージャーの社内的地位の差があるのか否か。副業や起業、独立の選択肢があるか。退職した後のキャリアにはどんなパターンがあるのか。
7、勤務形態
フレックス勤務、リモートワークの有無。休日出勤の有無。業務外のイベントの有無と義務性の有無。
8、仕事のバリエーション
その仕事を川上から川下まで一貫して担当できるか否か。営業だけでなく取りまとめや教育、セミナー集客など幅広いことを担当できるか否か。
9、職場の同僚や上司
自分と近いタイプの人が多くいる。職場にいる人を好きになれそうか。趣味や志向が適度に健康志向であること。飲み会はほどほどがよい。
10、仕事のフィードバックの仕組み
自分の仕事に対して、上司やステークホルダーのフィードバックが見えやすいか。もらいやすいか。上司同僚からフィードバックされる文化や仕組みがあるか。
11、社外の人脈形成
会社内だけの人間関係で閉じるのではなく、社外の人と人脈を形成しやすい環境であるか。
12、ビジョンや人事評価の明確さ
会社や組織のビジョンが明確で、ビジョンの実現のための仕組み化がなされているか。社員に浸透しているか。人事評価の仕組みが明確であるか。
こんな感じです。
せっかくその企業の社員の方にお会いできるので、限られた時間を有効に使いたいですよね。事前にこうして整理しておくとよいです。
カジュアル面談には他にどんな方法があるのか
ここまでは「企業側から求職者側にアプローチがあった場合」のカジュアル面談を想定して書いていますが、求職者側から企業側のアプローチも、あるのだと思います。
たとえばカジュアル面談プラットフォーム「Meety」は、求職者側から会いたい人を指定できるようです。ただし、ずばり〇〇の会社の人と話したい!という切り口だと、公式窓口の人(人事や採用担当者)と話すことになりそうなので、どこまで本音が聞けるかは微妙ですね。
あくまで違う目的でカジュアル面談を実施した際に、たまたま在籍会社のことを聞ける程度の使い方のような気がします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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昨日参加したミートキャリアのウェビナー。転職エージェントは自分の希望を伝えるところだと。主体性大事! #ミートキャリア
— へびそる@エンジニア×キャリア支援 (@gold_career) August 19, 2023
45歳からのキャリア戦略②~転職エージェントは紹介してもらうところではなかった~|へびそる@エンジニア×キャリア支援 @gold_career #note https://t.co/DBAJmKKNyU
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