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マイルール〜⑦人間関係編〜

僕は「人間関係」にもマイルールがある。いいじゃないか。僕は聖人君子ではない。コミュニケーションの天才でもない。だから君が必要なんだ、「マイルール」よ。アドラーさんも言ってるじゃないか。「人の悩みの全ては対人関係の悩み」だと。じゃあルールは必要じゃないか。「無法地帯」でも、天国ならそれでいけるかもしれないが、なかなかそうはいかないのが、人の世じゃないか。

ということで、僕の「人間関係のマイルール」、お聞きください。

「人間関係のマイルール」

・心許せる人間が最低1人いれば良い
べつに「私はオオカミになりたい。」そんなことを言っているわけではない。僕は孤独はイヤだ。というか、誰でも(本当のところは)そうだろう。でもね、ぶっちゃけそんなにいっぱいはいらないだろう?逆に、多すぎて面倒くさくなってやしないだろうか。いざというときの心の支えが最低1人いれば良い。親友でもいいし、恋人でも、家族でも誰でもいい。1人いれば人はしっかり生きていける。

え?そんなに少ないと何だか自分が取り残されているような感じがする?何だか価値がないような気がする?それを言っちゃあおしまいだよ。だって、生まれたての赤ちゃんにはお母さんひとりしかいないだろう?じゃあなんだ、生まれたての赤ちゃんに価値がないって言うのかい?それはいけない。そんな大人になっちゃいけないよ。何だかおじさんまで悲しくなってくるよ。(一体お前は誰だ。)

・人間関係は整理していい
お前は冷酷だ!!私にそんなことはできない!血も涙もない奴め!!!と、そんな声も聞こえてきそうだが、僕には「向かいの家のおばあちゃんを迎えにくる介護施設の車のエンジン音」しか聞こえないので、続ける。

僕は中学時代に携帯電話を買ってもらった。当然連絡先を交換するが、卒業後ふと人間関係を「断捨離」した。新しい気持ちになるために、整理したのだ。(冷た)

それは高校でも大学でも、職場を辞めた時も続いた。何なら、ほぼ随時見直すようになっている。いや、何なら、初めから安易に連絡先を交換しないようになっている。常にシンプルで、新しい気持ちで、生きていきたいからだ。これはべつに冷たくしたいわけじゃない。人に価値が無いなんて言っていない。

必要な人と必要な時だけ付き合っていればいいのだ。近づきすぎず、離れすぎず、そんな感じの「ミニマムな人間関係」もいいのではないだろうか。本当に大切な人に向き合う時間や、好きなことをできる時間がその分多くなるんだから。

・偏見を持たない
どんな人も攻撃したり、拒絶したり、馬鹿にしたり、過剰に気を遣ったりもしない。要は誰も特別視しないことだ。みんな特別だからだ。もうそれは別々の個人として受け入れる。

整形したのか→そうか。足が不自由なのか→そうか。腕がないのか→そうか。障害があるのか→そうか。外国人か→そうか。オネエか→そうか。宗教に入っている→そうか。一人親か→そうか。うつ病か→そうか。金持ちか→そうか。偉いのか→そうか。→「それがどうした?」と、こんな具合である。

文字にすると冷たい感じだが、そうやって普通に受け入れるのだ。相手に困ることがあれば手伝う。それは人として、あるべき心だろう。全員特別で、全員普通。そんな感じで付き合うと、大体の人とは打ち解けられる。

・ラインはやメールは「既読スルー」していい
行きたくない誘いのライン、無駄なメール。来たら返さないと気が済まない病になっていないだろうか?僕は全然スルーする。次の日、「ごめん、昨日行けなくてさ。」これでOKである。ノープロブレム!である。

第一、既読スルーでマジギレする人とは付き合うのを辞めたほうがいい。その人は「相手が自分の思い通りにならないと気が済まない病」であるからだ。困ります。私はそれじゃ困るんです。そう考えて、一瞬で「はい、既読スルー」これで良い。

何にも問題はない。もし、これで困っている人がいたら、一度酒でも引っ掛けて、清水の舞台から飛び降りる気持ちでやってみてほしい。その先にはきっと極楽が待っている。(なにも死ぬという意味ではない。)

メールもそうだ。会社のメールなんて、一体何割が職務遂行に関係しているか。僕はこんな楽観的な性格だから、分別してみたら、ほぼ無い。しかも当時の上司は重要案件は直接口頭で、またはラインで送ってきていた。僕はそれに気づき、上司のメールアドレスをブロックした。(これは流石にやりすぎでバレて怒られた。)

それでも、反省文1枚ですむ。「朝の大事な時間をメールチェックに時間を取られたくないのです。ボーッとしてきて頭が回らなくなるのです。」と弁解したら、まぁそれは一理あるな、ということになった。(でも反省文はきっちり書かされた。それとこれとは別、姿勢の問題ということだった。)

本当に返信が必要なものを判断して、それ以外はスルーでも何にも問題はない。常識がない!と言われるが、重要案件をガン無視し、仕事の指示もガン無視で、一日中会社のデスクで鼻糞をほじっていたなら、それはさすがにやばい。そうでなければ、全然問題はない、

べつに誰からも相手にされず、孤立してしまうことなどない。「そういうキャラ」になるだけだ。もし、それで孤立していると言うのなら、きっとそれは他のことに原因があるのではないだろうか。

・電話は出なくていい
僕は電話は一回目は基本出ない。少しでもタイミングが悪ければ出ない。自分が緊急連絡先という場合は出るが、それ以外は出ない。何なら、電話料金を1分1万円にして欲しいくらいだ。誰も無駄な電話はしなくなるだろう。

絶対電話でなければいけないことなんて、一体いくつあるだろうか。日常生活ではほとんどないだろう。「いや、別にこれLINEでよくね?」そんな電話がいくつあるだろうか。

おい!と呼ばれたら、何をしていても絶対に出なければならない。僕は軍隊ではない。あなたの執事でもない。

上司から電話が来て、開口一番「一度折り返してもらっていいか?」こんな上司もいた。そんな自分の電話代がもったいないと思う用事に重要案件はほぼない。僕は折り返さない。すると、ポンっとラインで用件が来る。それでいい。

「そんなことじゃ、嫌われて、出世できないよ!」と心配の方。大丈夫。そんなことではなかなか嫌われない。きっちり仕事をしていれば、出世もできる。出来ないのであれば、原因はきっと他にある。

敵を作らない

会社でも何でも、敵は作ると自分に何かしらの負担が来る。だから敵は作らない。何も「八方美人」にヘコヘコするわけではない。敵か味方かで考えるから、味方以外は全員敵になってしまう

戦わなければ「敵」にはならない。味方ではなくても、中立派もいるだろう。「敵」になりそうな人は戦わずにそっと距離を置けばいい。流しておけばいい。すると少なくとも自分への害はない。「味方」か「中立」か「距離を置く人」そんな構成でやっていけば、「敵」は作らなくて済む。

以上!

人にはそれぞれにあった距離感がある。
そこより、近づきすぎてしまったり、離れすぎてしまった時にいろんな問題が怒ってくる。闇雲に人と付き合わず、それでいて突き放し過ぎもしない。そんな良い感じで付き合っていけたら、人間関係に悩むことも少なくなるだろう。

これが、あなたの人生に、人間関係を見直すことに役立てば幸いです。

それではまた。




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