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コミュニティノートが Twitter にもたらす情報の自由 [真実] = END

日本でもコミュニティノートの運用がはじまり,すでに活発な議論をまきおこしている.
協力者が「役に立った」と評価したコミュニティノートは,次のように公開される.

コミュニティノートは,他の大手 SNS にはない(というか検閲を強化する一方の類似サービスとは完全に逆行する)画期的な機能だ.
ファクトチェックという権威主義的な立場ではなく,ユーザー間の議論によって,ツイートに欠けた情報を埋め込みで補完してミスリードを防止することを目的とする.
表向き独立しているように見えて実際にはメディアと共通の資本で運営されている洗脳機関:ファクトチェッカーとは根本的に異なり,ユーザー主権である.

イーロンは,ソースの確認がむずかしいツイートを @CommunityNotes に投げることで,ユーザー間での検証をうながすという使い方ができることを実証した.

イーロン:
"コミュニティノート,これは正確ですか?"

コミュニティノート:
"このツイートは確かに正確だ。

フランス上院は、組織犯罪やテロ捜査の対象者に対し、法執行機関が容疑者の端末のカメラ、マイク、位置情報を作動させることを可能にする司法法案の更新を承認し、物議を醸している。"

このコミュニティノートは,とりわけ権力やインフルエンサーによるエコーチェンバーの打破に,絶大な効果を発揮する.
フェイクニュースメディアや政治家,詐欺団体,広告までもが,偽情報やミスリードを埋め込み表示で論破されているのは,実に清々しい.

断っておくと,私は自民党を含む全ての党が,宗教団体の資本で運営されている傀儡政党だと考えている.
金と甘言で当選した国会議員が我々の人生を良くしてくれるなどという信心は毛頭なく,マイナンバーカードを作ることもない.
右翼 vs. 左翼は,大衆を分断するためにでっち上げられた偽の対立構造であり,政治の実態は資本主義なので,政治についての議論ほど不毛なものはない.

バイデン:
“私が見ている限り、この国では医療は特権ではなく権利だ。”

コミュニティノート:
“ジョー・バイデンは、国民皆保険制度やメディケア・フォー・オールを公に支持したことはなく、そのような制度を導入する法案に拒否権を発動することを示唆している。
彼の政策目標は、ACAやメディケアのような既存のプログラムを拡大することによって達成される「手頃な」医療である。”  

ユーザーによって運営されるコミュニティノートのしくみ上,思想や資本への忖度は不可能だ.
NHK だろうがアメリカ大統領だろうが国連だろうが,はたまた Twitter にお金を払って表示されているプロモーションツイートだろうが,コミュニティノートは等しくつけられる.

リプ欄を制限して言論統制を行なってきたメディアの金魚の糞ジャーナリストたちにとっても致命的だ.

彼らは必死に,コミュニティノートがいかにクソなのかを感情に訴えかけている.

うはw すげー きく
しかし,それをご自慢の Bluesky や Threads ではなく,なぜか「極右」イーロンが運営する「陰謀論者」専用 SNS:Twitter でやっているものだから,コミュニティノートで冷めたツッコミが入っている.
まるで漫才だ.

コミュニティノートの機能そのものを削除すべきだという意見のほか,実名にすべきだ!(意味不明)との主張も多い.

Twitter が日本人に愛されているのは,匿名制によるところが大きい.
Twitter を実名で利用している人は,ただ実名を公表したくて勝手にそうしているだけだ.
そもそも,そう主張している人の多くが実名でないのはどういうことか.

親切な視点から想像すると,おそらくノート作成者のユーザー名(私なら,@golxAnon)をノートに紐づけよ,という意味だろう.
彼らは,都合の悪いノートを作成したアカウントに対する攻撃・ブロックを信者に呼びかけることで,目ざわりなアカウントを非公開・停止に追い込み,また自分たちのツイートが彼らの目につかないようにすることで,エコーチェンバーによる洗脳を維持したいのだ.

しかし,自分がノートを評価する側になる場合には,政治的に強く偏向していることが明白なので,都合よく匿名制を要求することだろう.
まあ,偏った評価を行えばその人の評価ポイントが下がるため,感情的に「役に立たなかった」を連投しても自分の首を絞めるだけだが……

ちなみに,協力者が過去に作成したノートと作成ポイントおよび評価ポイントは,ユーザー名とは異なるコードネームと紐づけられ,誰でも確認できる.
匿名だから政府や「陰謀論者」に悪用されている!というのは(というかそれこそ「陰謀論」ではないのか?)いちゃもんだ.
「コードネームにより、協力者はTwitterのユーザー名を明かさずにノートを作成したり評価したりできます」

リベラル・左派を自称する人々(インフルエンサーが本当に個人なのかは疑問だ)がコミュニティノートはクソリプで実名制にすべきだと必死で訴えかけるのは,それが彼らの生命線だからだ.

ユーザー名と紐づかないコミュニティノートは,誰が言っているかではなく,何を言っているかだけで評価される.
学歴も肩書きも影響力も関係なく公平に扱われるため,権威主義のバイアスをかけて真実を覆い隠すことができない.
そうやって大嘘をついて大衆を洗脳するのがメディアの仕事なので,コミュニティノートを使って論理的に反論することは不可能であり,感情論に走るより他ないのだ.

ただし,保守・右派を自称する人々(こちらのインフルエンサーも左翼と同様に個人アカウントなのか疑問だ)が正しいということではない.
右翼が不都合なコミュニティノートをつけられた場合にも,自分たちの存在理由を保つためには,左翼がコミュニティノートを悪用していると主張せざるを得ない.
全く逆ですね.

大手メディアの割合が 左翼 >> 右翼 なので,いまのところ左翼ばかりにコミュニティノートがついているように感じるだけだ.
右翼メディアと左翼メディアとのやっていることは変わらない.

"私たちは、ウィキペディアの左翼的な編集統制の問題を避けるために多大な努力をしています。同様に、コミュニティ・ノートも右翼に偏ることはできません。真実を最大化することが目標です。"

コミュニティノートは,右翼左翼の属性に関係なく,電話番号の認証ができれば誰もが協力できる.
協力者が増えれば増えるほど,偏りのない情報が表示されやすくなる.

"コミュニティ・ノートの寄稿者は、政治的なスペクトルにほぼ均整がとれている。

成功の鍵は コミュニティノート の成功の鍵は、一般の人々が閲覧できるようになる前に、多くの多様な立場の人々が、ノートが必要であり、正しいということに同意しなければならないということである。これは奥深い。"

世界を意のままに操ってきた資本家の隠れ蓑が「左翼」であり,「右翼」はこの世界が独裁でなく公平な競争のもと成り立っていると大衆に錯覚させるために資本家がつくりだした,虚構の対抗馬にすぎない.
したがって,左翼と右翼との政権争いはプロレスであり,両者は本質的に同一である.
ただの資本家による大衆の支配構造だ.

また面白いことにコミュニティノートは,「陰謀論」対策に効果的であると同時に,なぜか「陰謀論者」が支配的ということになっている.
「陰謀論者」はごく一部の取るに足らない人数のはずだし(そうでなければ「陰謀論者」だと一蹴するのは民主主義の精神に反する),左右のどちらも信じていない人はいなかったことにされている.

そもそも,Q 情報を Twitter に投稿していた Anon たちは,Jun. 6 国会議事堂襲撃(偽旗)事件で一斉に永久凍結し,そのほとんどが今なお凍結したままだ.

凍結された本垢に紐づいた電話番号をサブ垢で認証すると,ただちにそのアカウントも永久凍結してしまう.
したがって,電話番号の認証が必要なコミュニティノートの協力者の大部分を「Qアノン」が占めているという主張は非現実的である.
それでも Anon がコミュニティノートに肯定的なのは,右も左も対立すべき敵ではなく,権力者による支配の歴史を終わらせるために団結すべき仲間だからだ.

最近では「暇アノン」とかいう新しいレッテルができたようだが,もはや意味がわからない.
まんま小学校のいじめの構図だ……

まあ,アノンたちが一斉凍結されている間も,Q の名を利用して偽情報をばらまく工作員たちが「Qアノン」の代表として元気に活動していたので,Twitter における Q 情報は混沌を極めている.

このような偽情報にコミュニティノートがつくことは,大衆にとって有益とみなされるため,コミュニティノートを非難するメディアは立場がない.
ただし,コミュニティノートの最も重要な効果は,これまでメディアに「陰謀論」のレッテルを貼られてきた真実がコミュニティノートによって検証され,権力によらない手段で大衆に真実を見せられるようになるということだ.
自力で真実に辿り着くことは,洗脳から解放されるきっかけとなる.

コミュニティノートは,情報の自由 [真実] を提供する唯一のメディアとして,Twitter → X の肝になると考える.

とても多くの人がまだ、世界の悪を認めようとしない。
彼らに、もっとたくさん見てもらわないとね。

>>11192597
情報の自由[真実]=終焉
Q

https://qposts.in/japanese/4910




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