【2020読書】No.93『週刊文春2020年3月26日号』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣（ごきたゆたか）です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしております。
2020年3月23日。2020年83日目。
2020年93冊目の読書は、
『週刊文春2020年3月26日号』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
3月17日発売される週刊文春に、
森友問題で自殺に追い込まれた
財務省職員の遺書および手記が公開されると知り、
これは絶対に読まなければならないと購入しました。
沖縄だと店頭に並ぶのが少し遅れるので、
電子書籍で購入し、すぐに読みました。
初めて、週刊文春購入しました。
読んだ感想
森友問題については、ずっと関心を持っておりました。
公文書改ざんという歴史的事件。
それにも関わらず、誰も刑事責任を負っていません。
2年前の佐川氏の証人喚問は、ひどかった。本当にひどかった。
逃げて逃げて逃げて、やっと出てきたと思ったらこの答弁。
決して納得の行くものではありませんでした。
（↑ショートバージョンをどうぞ。）
↓こちらも要点が、とてもわかりやすくまとまっております。
何を語り、何を語らなかったのか。ぜひ、お読みください。
今回の週刊文春の記事には、改ざんの責任を負わされ、
自殺に追い込まれた赤木さんの赤裸々な告発文書があり、
ことの経緯が詳細に書かれていました。
死の直前に書かれたとされるメモには、
森友問題。
佐川理財局長（パワハラ官僚）の強硬な国会対応が
これほど社会問題を招き、
それに指示NOを誰れもいわない
理財局の体質はコンプライアンスなど全くない
これが財務官僚王国
最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ、手がふるえる、恐い
命 大切な命 終止府
読みながら、苦しみ、悲しみ、憤り、、伝わってきました。
真実を明らかにしてほしい。
と、心の底から思っています。
なおかつ、赤木さんの手記に名指しされていた官僚たちが
全員出世しているという不思議。
しかも財務省と全然関係ない部署で。
こちらは、赤木さんの奥様からのメッセージ。
こんなのが出てきたら、普通、再調査するでしょう。
こんなの嘘で書くわけないんだから。
なのに、一切しようとしない人たち。
どんな感覚なのか、全く意味不明です。
全く持って共感できません。
調査すると、不都合なんでしょうね。そうとしか思えない。
これが全てでしょう。
財務省OBの声。
こんな方にオススメです！
・今の政府がおかしいと思う方
・この話知らなかったという方
・全ての方
この事実を知ってください。
組み合わせて読むと良い本。
今までに読んできた中で、合わせて読んでほしい本をご紹介します。
この本は、絶対読んでください。
今回の記事を書いた相澤記者の著書です。
こちらもぜひ。映画もぜひ。
籠池のおかんの獄中記。「森友問題」とされていると森友学園だけが違法を犯したように聴こえてしまいますが、問題の本質は、政治の私物化、公文書改ざんです。とかげのしっぽ切りがここでも。
嘘だらけ。性善説が成り立たなくなってきているのが今の政治だと思います。
加計学園問題の時に、前川喜平さんが『あったものをなかったことにはできない』と名乗りをあげました。その流れで追求が強まりました。前川さんがいなかったら、どうなっていたことでしょう。
講演会も行ってきました。
とりあえず、この辺りでしょうか。
興味がなかった人、知らなかった人ほど、
ぜひこの問題に目を向けてみてください。
追記（その後の進展）
森友問題、野党4党の再検証チームが財務省らにヒアリング
（2020年3月24日）
緊急特集 赤木さんの真実 〜「森友」を忘れない
（2020年3月25日）
森友問題の再検証 3回目の野党合同ヒアリング
（2020年3月26日）
『山本太郎は予見していた』
赤木さんを忘れない『森友学園問題』[れいわ新選組]
（2020年3月25日公開）
田村智子(共産)締めくくり質疑「予算案」3/27参院・予算委員会
（2020年3月27日）
安倍「私の妻について書かれた記述は、改竄された全体の中の、ごく一部に過ぎない！」
田村「ご自分と夫人を正当化すると、それがどれだけ国家公務員の仕事を壊しているか、なんですよ。重大性を自覚して、苦しみ抜いて、職員が命を絶っても、反省しない。どこまで政府を壊すのか」
森友問題を再検証 野党4党が合同ヒアリング（2020年4月1日）
再調査に対する署名運動
第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を希望する署名運動です。
私も署名しました。絶対に解明しなければならないと思います。
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