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【2021読書】No.320『マレビト芸能の発生 琉球と熊野を結ぶ神々』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

2021年320冊目の読書は、
『マレビト芸能の発生 琉球と熊野を結ぶ神々』 
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

琉球と熊野の不思議なつながり。

詳しく知りたくなり、読んでみました。

読んだ感想

沖縄には、琉球八社といわれる神社があります。

波上宮、沖宮、天久宮、安里八幡宮、末吉宮、識名宮、普天満宮、金武宮の八社。

安里八幡宮以外は、熊野権現を祀っています。

沖縄の神社は、熊野信仰。

また、熊野と関係の深い真言宗
沖縄には、真言宗のお寺も多いんです。
(金武宮は、高野山真言宗の金武観音寺の境内にあります)

琉球の神といえば、ミルク神
ミルクとは、弥勒のこと。
つまり、仏教

沖縄といえば、御嶽洞窟。
御嶽といえば、アミニズム(自然信仰)。

アミニズムといえば、古神道

琉球神話記紀神話の共通点。
沖縄の伊平屋島にも天岩窟神話があります。

天岩窟といえば、アメノウズメ

真言宗といえば、修験道
修験道といえば、天狗天狗といえば、サルタヒコ
サルタヒコといえば、伊勢伊勢といえば、熊野

サルタヒコといえば、アメノウズメ

マレビト(稀人)とは、
人の扮した神を意味し、異郷から来訪する者のこと。

マレビト芸能とは、マレビト概念をもとに
琉球各地に残る仮面・仮装芸能のこと。

芸能といえば、アメノウズメ。

沖縄の信仰といえば、ニライカナイ信仰
ニライカナイ(海のはるか彼方)から、神はやってきた。

「天」とかいて「アマ」と読み、
「海」とかいて「アマ」と読む。

うーん、面白い!!!

今まで調べてきたこと、学んできたことが繋がりました✨

こんな方にオススメです!

・沖縄の信仰を知りたい方
・沖縄と熊野の関係性を知りたい方
・ピンときた方


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