見出し画像

『NHKキャスター・リポーター採用に絶対合格 合格率90%驚異のメソッドであなたの夢を叶えよう!』第一章・無料全文公開

書籍『NHKキャスター・リポーター採用に絶対合格 合格率90%驚異のメソッドであなたの夢を叶えよう!』より、第一章「夢を叶えるということ」の無料全文公開!
下記リンクはAmazonストアでの商品ページになります。書籍の概要や目次もこちらでご覧になれます。

夢を叶えた先の人生は「思い通りになる!」

この書籍の後半で、私が叶えた数々の夢についてはお伝えしますが、一度、夢を叶えると、その先の人生はおもしろいくらい思い通りになります。つまり「こうだったらいいなぁ」「こんな風になったらいいなぁ」と思っていることがドンドン叶うのです。

「え? そんなわけないじゃない」と思ったあなた。まだ「夢は叶わないもの」という思い込みが変わっていませんね(笑)。もちろん、ただ「夢が叶ったらいいなぁ」と思っているだけでは叶いません。あなたが夢を叶えるためには、ただ「思っている」のではなく「行動する」必要があります。

私が「アナウンサーになる」という夢を叶えることができたのは、とにかく「行動した」からです。「アナウンサーになるために必要な能力や経験ってなんだろう?」「どうしたらアナウンサーになれるのだろう?」と考えて、日々アナウンサーになるために必要な行動をしました。
新卒のアナウンサー採用試験で内定をもらえなかったので、就職先が決まっていないまま大学を卒業しました。そのときに「アナウンサーになるためには、なにが必要なのか?」を真剣に考えて出した答えが「放送業界でキャリアを積むこと」でした。「新卒でなくなった今、武器として使える〝キャリア〟を積むことが最優先だ」と考え、その経験が積めるケーブルテレビ局に書類を送ることを決めたのです。

同じように「生中継のリポーターとしてのキャリアを積みたい」と思ったので、コミュニティラジオ局に問い合わせをして応募したり「リアルタイムで人と話して会話の瞬発力を磨きたい」と思ったので、観光地のツアーガイドのアルバイトに申し込んだりもしました。

また、人前で話すときにとても緊張する性格だったので、できるだけ大勢の人の前で話すことに慣れようと人前で話すための機会を積極的に作り、司会のアルバイトをしたり、ウエディングモデルのオーディションに出て多くの人に見られるという経験もしたりしました。

あなたが「こんな風になったらいいのになぁ」と漠然と思っていることに満足しているのであればそれでいいのですが、もしあなたが「今の状況を変えたい」と思っているのであれば、行動をしないといつまで経っても状況は変わらないままです。
積極的に行動をしているとチャンスも自然とやってきます。そして、チャンスが目の前にやってきたときに、そのチャンスをしっかりと掴むことができるかどうかも大切なポイントです。

もうひとつ大切なこととしては、とにかく「行動し続けること」です。一度、行動して終わりではありません。ひとつ行動するごとにチャンスがひとつ舞い込みます。あなたが叶えたい夢を叶えるまで行動し続けていくこと。これが、あなたが夢を叶えるための大事なポイントです。

あなたが真剣に夢を叶えることを考えて行動し続け、その結果、夢を叶えることができたら、その先にある人生は、なにがあっても「あのとき、自分自身の力で夢を叶えることができたのだから大丈夫」と思えるのです。だから、その先の数々の夢も叶えられるのです。

「コネがなければアナウンサーになれない」 噂のウソ? ホント?

私がアナウンス受験をしていたのは、今から数十年前(こう言うと年齢がバレますが?!笑)。当時、よく言われていたことがあります。それは「放送局にコネがないとアナウンサーにはなれない」ということです。

大学で上京してきた私は、この噂を様々なところで耳にしました。そして「アナウンサーになるのが夢!」と言うと「コネはあるの? 放送局のアナウンサーになるにはコネがないと、まず無理ね」と直接言われたことも多かったのです。

この「放送局にコネがないとアナウンサーになれない」という噂について、私の経験からお伝えしたいのは「コネがなくてもアナウンサーにはなれる」ということです。

実際、私は放送局に一切コネはありません。周りのアナウンサーになった知人や友人もコネがない人のほうが多いです。そして、現在、私が経営している「相澤静アナウンススクール」でも、放送局にコネがない生徒が毎年NHKキャスターとして合格しています。

実際にコネがあってアナウンサーになった人というのは知り合いにはいませんが、アナウンサーの世界でなくとも「コネ入社」は存在するので、きっとコネでアナウンサーになった方もいるとは思います。しかし、ただそれだけです。放送局にコネがあるからどうだとか、コネがないからどうだとか、そういうことを気にして「私にはどうせ無理だ」と諦めてしまうのは大変勿体ないです。コネがなくてもアナウンサーになれます。だから、そんなことで悩むよりも「どうやったらアナウンサーになれるのだろう?」と考えて時間を過ごしたほうが建設的です。

コネ以外にもよく言われていることがあります。「有名大学出身でないとアナウンサーになれない」「帰国子女で語学が堪能でないとアナウンサーになれない」「大手マスコミでアルバイト経験がないとアナウンサーになれない」などということです。これらもコネと同様です。
有名大学だとそれだけ人数が多いのでアナウンサーになっている先輩方も多いでしょう。でも、有名大学でなくてもアナウンサーやNHKキャスターになっている方はいます。

帰国子女で語学が堪能であれば、それはそれで武器として使えますが、語学が堪能でなくともアナウンサーにはなれます。なぜなら、取材する相手は日本人が多いからです。もちろん、オリンピックなどの世界的イベントや国を挙げての行事に携わることがあれば、語学が堪能であれば、そこで外国人を相手に取材やインタビューをする機会はあると思います。しかし、そういった機会がなければ、取材する方は日本人なので綺麗な日本語で会話ができればまったく問題ありません。

大手マスコミでのアルバイト経験があれば、入局した後のイメージがしやすいですし、放送局側も「ある程度、この業界のことは知っているだろう」と思う程度です。例外として、アルバイトをしていたときに顔を覚えてもらったり、人柄を知ってもらったりしていると、面接のときに会話がしやすいなどはあるかもしれません。

世の中で言われている噂など気にせずに、あなたはあなたの夢に向かって進みましょう。
私が4年間アナウンス受験をして子供の頃からの夢を叶えたのは、世の中のそういった噂を気にせず「どうやったら私はアナウンサーになれるのか?」を考えて、常に行動し続けてきたからです。経営しているアナウンススクールでも、どんなに厳しい状況でも夢を叶えていく人は、皆さん、そういう人です。

「世の中の噂に惑わされることなく自分を信じて前を向いて進むこと」それこそがアナウンサーになる条件です。

夢を叶えるために味方は必要 ~味方の作り方~

夢を叶えるために必要なものはいくつかあります。「強い意志」「諦めない心」「行動力」「経済力」そして、一番大事なのは「あなたを応援してくれる味方」です。

どんな夢でも「味方」がいなければ叶えることはできません。よく言われるのが「夢は声に出して言い続けるといい。なぜなら、そのあなたの夢を聞いて力になってくれる人が現れるから」ということです。つまり「味方」です。
「味方」はどんな方でもいいのです。友達、恋人、学校の先生、家族……。その中でも私が特にお勧めするのは「家族」つまりは「親」です。

アナウンス受験はとてもお金がかかります。採用人数が1局1名なので、最後の1人に選ばれるまで受け続けるとなると、何十局、私のように何年もアナウンス受験をしていると何百局に及びます。民放の場合は、書類審査が通過すると東京支社や大阪支社などの支社での面接になります。支社の近くに住んでいる方であれば、それほど経済的負担も大きくはありませんが、地方に住んでいる方にとっては、書類審査が通過すれば必然的に交通費が発生します。しかも、面接は複数回に分けて行われるので、面接に通過して次の面接に進むごとに何度も出向く必要があり、またそこで交通費がかかります。最終面接に進んだ方であれば交通費支給ということもありますが、それまでは交通費が支給されないところが多いです。

NHKのキャスター・リポーターオーディションは書類審査が通過すると、現地での面接があります。各NHKが独自で採用試験をするので、書類審査の次の面接は必然的に現地に赴くことになります。縁もゆかりもない土地だから前日に現地に入って宿泊するとなると、さらに宿泊費もかかります。

このようにアナウンス受験はとにかく非常にお金がかかります。私も「経済的に厳しくなったからアナウンス受験を辞める」という人を何人も見てきました。あなたの夢を叶えるためには経済的に支援をしてくれる味方を持ちましょう。家族を味方にするためには、親御さんが納得する「あなたがアナウンサーになりたい理由」を語ってください。

親御さんがあなたの夢に対して反対をするのは、あなたの本気が伝わっていないからです。「なぜアナウンサーになりたいのか?」をしっかりと語ってください。あなたの本気の思いが伝われば、親御さんは応援してくれるはずです。

アナウンス受験は精神的にもとても過酷です。どんなに書類を改善しても不合格。書類審査が通過しないから面接には行けない。面接に行っても、そこから先の面接には進めない。一体、自分のなにが良くないのかがよく分からない。そして、不合格になったら、また一から書類を作成する。合格するまではずっとこの繰り返しです。こんな状態で、親御さんがあなたの夢を応援してくれていないとなると精神的にとても辛いです。

以前、アナウンススクールに問い合わせをいただいた方の中には「親にアナウンサーになることを反対されています。自分で生活費を稼いで東京で一人暮らしをしているのもあり、経済的にも厳しい生活です」とおっしゃっている方がいました。彼女には、当スクールのレッスンを体験できる「体験説明会」というものをご案内したのですが、結局、経済的に厳しいからと受講はされませんでした。非常にもったいないなと思った出来事です。

「アナウンサーになる!」と決めると夢が叶う不思議

私は小学生の頃に「アナウンサーになりたい」と思いました。なぜアナウンサーになりたいと思ったのかは、この先の章でお伝えしますが、最初に「アナウンサー」という仕事に興味を持ったときは「アナウンサーになりたいな」「アナウンサーになれたらいいな」と思っていました。

それがいつの頃からか「アナウンサーになりたい」ではなく「アナウンサーになる!」に変わったのです。変わったのがいつだったのかは記憶にありません。しかし、過去を振り返ってみると「アナウンサーになりたいな」と思ったのは最初のほうで、あとはただひたすら「アナウンサーになる!」と周りに宣言していたような気がします。

「~になりたいな」「~になれたらいいな」は「願望」です。この「願望」を「~になる!」という「意志」に変えると不思議なもので夢は叶いやすくなります。
ここからは私の分析なのですが、人は「意志」を持つと具体的な「行動」をするようになります。例えば、私の場合は中学生の頃には既に「4年制大学の進学」を考えていました。なぜなら、アナウンサーの採用試験は4年制大学を卒業する見込みか、卒業していないと受けられなかったからです。

「アナウンサー」は、フリーアナウンサー事務所に所属してタレントのように活動する「フリーアナウンサー」と放送局の社員としてアナウンス職に就く「局アナウンサー=局アナ」の2種類があります。私は「放送局のアナウンサーになりたい」と思っていました。そのためには、放送局が実施する採用試験を受ける必要があり、その際の応募要項に「4年制大学卒業、もしくは卒業見込み」という条件があったのです。中学生のときにそのことを知ったため、早くから4年制大学進学を進路として選んでいました。

その後も、常に「アナウンサーになる」という「意思」があったので、4年制大学に進学してからは「アナウンス受験に必要なことはなにかな?」というのを考えて過ごし、大学2年生の頃からアナウンサー養成学校(アナウンススクール)に通うなどアナウンサーになるための努力を重ねていたのです。
相澤静アナウンススクールの生徒の方々を見ていても「アナウンサーになる!」と決めた方のほうが合格しやすいです。なかなか結果が出ず合格できない方は、漠然と「NHKキャスターになれたらいいなぁ」と思っているだけで、そこに「NHKキャスターになる」という「意思」はありません。そういう風に漠然と思っているので、書類審査も通過せず、面接で最後の1人に選ばれることもありません。一方で、書類審査が通過したり、最後の1人に選ばれて見事NHKキャスターになる方は「絶対にNHKキャスターになる!」と決めて物事を考えています。この差が「アナウンサーになれる人」と「なれない人」の決定的な違いです。

最初はテレビで見たアナウンサーに憧れて「アナウンサーの仕事っていいな」「アナウンサーになってみたいな」と思うところがスタートです。その「願望」を「意志」に変えていくことが最も大切です。「私は誰がなんと言おうとも将来アナウンサーになる!」と心に決めましょう。

*   *   *

第一章はここまで!
続きを読みたい方は、各電子書籍ストアにて発売しておりますので、是非お買い求めください。
下記リンクはAmazonストアでの商品ページになります。書籍の詳細と目次もこちらからご覧になれます。
書籍『NHKキャスター・リポーター採用に絶対合格 合格率90%驚異のメソッドであなたの夢を叶えよう!』




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?