見出し画像

スラダンから学ぶ、鼻息荒い新人の「調子の乗せ方」入門編!

鼻息の荒い、起業したいです新規事業やりたいですマン。会社で働いているとこんな新人いる。

ただ、自分の実体験からもわかるが一癖も二癖もある人は環境や上司の育成の仕方によって組織にいなくてはならない存在になったり、はたまた輝かずに終わる事もある。どうせ癖が強いなら化けてチームを助ける存在になってほしい!

会社や部活の組織が急成長するにはやっぱり癖の強いメンバーを調子に乗せること、活かすことがキーになる。

上司としては、イキの良い変な部下を持ちたくない!言う事だけ聞いてくれよ!なんて思ってしまう事もあるかもしれない。多分世の中の大半がそう。

ただ、鼻息が荒くクセの強いメンバーをまとめ、活かすことができれば頼りがいのあるリーダーへと自分が変わる事になる。実は彼らが自分を真のリーダーにしてくれる。だからクセの強い奴らは憎めない。

今回の師匠、漫画「スラムダンク」大クセ者揃いの湘北メンバーをまとめ上げ活かし結果を出した安西先生と赤木キャプテン(ゴリ)、から学ぶ「鼻息荒い新人の調子の乗せ方入門編」だ。この2人は要チェックや!

まずは安西先生の調子の乗せ方。

鼻息_②

スラムダンク新装再編版3巻 参照

スタメンじゃない事に不満を持つ入部間もない桜木花道に対して安西先生からのひとこと。鼻息の荒いメンバーには「単純」という最高の特性がある。安西先生は見事にその特性を理解してプライドも傷つけない言葉を選んでいることがわかる象徴的なシーン。

続いて赤木キャプテンの手法。

鼻息_①

スラムダンク新装再編版2巻 参照

赤木キャプテンは自分自身を「天才」と言い続ける桜木の特性を理解した手法。「単純×相手の特性」を混ぜた方法で相手を乗せている素晴らしいキャプテン。

少し深掘りしてみる。例えば桜木の口癖が「天才」ではなく「安西先生を超える!」だったとする。

その場合このシーンで「天才ならどーにかなるかと思って」というゴリのセリフは「安西先生を超える男ならと思ったが...」に変わる。メンバーを理解しているゴリなら言い換えるはず。

常にメンバーの特性を理解することが、コミュニケーションで相手を良い方向へ動かせる方法なのだとこの2人から学べる。

逆に理解していないと、メンバー毎に適切な言葉は異なるため調子に乗せる事もできないし、コミュニケーションもうまくいかない。実際に陵南高校の田岡監督がコミュニケーションの仕方を誤っていたというシーンが漫画には出てくるのでチェックしてみてほしい。

最後はゴリから流川、桜木への言葉

鼻息_③

鼻息_④

スラムダンク新装再編版7巻 参照

これは鼻息の荒さとか新人とか関係なくエンジンがかかる言葉!相手を下げる言い方ではなく、もちろん相手は優れているがお前らの方がもっと優れている!という最高の表現!シビ、れる。信頼している事も伝わるシーン。

社会人になるとお金を貰っている以上はプロだから、本当は調子なんて自分で上げろと言いたいけど、新人ってそう簡単でも無いもんで。今回は調子に頼らない仕組みを作るべきみたいな話は割愛!

漫画ではなく自分に置き換えた時、部下を持っていたとしてその部下は日頃から誰を尊敬しているか(社内でも社外でも)、誰・何を目標にしているか、口癖は、思考はなどアンテナを立てておくとコミュニケーションはとりやすくなる。

自分の部下や後輩が思ったように動いてくれない!と悩んでいる方は、実際にゴリのようにメンバーを理解する事から始めてみるといい。

そこで見つけた適切な言葉やアプローチをすることで信頼関係が生まれ、行動まで落とし込まれるようになるはず。投げ出さずに、まずやってみる。


ゴリ、まだ18歳だよな。この経験を活かしてスタートアップで良いマネージャーになってそうだ。「俺たちは強い!」なんて何歳になっても言っていそうだ。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,791件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?